10月25日から開幕した東京モーターショー2017のプジョー、DS、シトロエンブース出展車両をまとめて紹介する。
プジョーやシトロエンはどちらかというとコンパクトなクルマを多くラインナップに加えているメーカーのようなイメージがあるが、今回の東京モーターショー2017では、どのブースも先進技術を惜しみなく投入した最新型のSUVシリーズが目を惹いた。
シトロエンから派生した高級ブランドであるDSからは、2台の新型車が展示されていた。
DSのアヴァンギャルド精神を凝縮した新しいSUVであるDS 7 CROSSBACKは、今回ジャパンプレミアとなる注目の一台だ。
宝石のようにキラキラした輝きを放つLEDヘッドライト。贅を凝らし、丁寧に誂えられたインテリア。そして、DSの技術を惜しみなく注ぎ込まれた最先端テクノロジーが光る1台だ。
シトロエンのクルマとは一線を画すDS 7 CROSSBACKの佇まいからは、これこそがDSの頂点であり、SUVの未来を語る一台というDSからのメッセージを感じ取ることができた。
DSのカーラインナップのなかでも最もコンパクトで、いかにもフランス車らしい造りこみをしているのがこのDS3だ。
今回展示されていたのは、DS3の限定モデルである”DARK SIDE LIMITED EDITION”。ドアとテールゲートには、DSモノグラムをモチーフとする幾何学パターンが、3Dスキンテクノロジーにより浮かびあがり、ドアハンドルには繊細な紋様が刻まれたチタニウムのアクセントが輝く。
スタンダードモデルとは一味違った”DS 3 DARK SIDE LIMITED EDITION”は60台限定のモデルとなっているので、欲しい方はすぐディーラーに問い合わせることをオススメする。
新しいシトロエンC3には、ポップなカラーリングとユニークなエクステリアが、全長4m未満というコンパクトなボディにたっぷりと詰め込まれている。
一目でシトロエンC3と分かるアップライトなヘッドライトと、SUVの要素を取り込んだ大胆なデザイン。ツートーンのルーフや、それに合わせて内外装の随所にもカラーアクセントを配している。
新型C3は「FEEL」と「SHINE」の2グレード展開だが、消費税込み216万円からというリーズナブルな価格設定もユーザーには嬉しいポイントだ。
プジョーのSUVシリーズとしては3台目となる新型5008は、全長4640mmのロングボディに、多彩なアクティビティに応える広大なスペースと機能性、3列全てが独立型という特徴的なシートを併せ持っている。
先代3008のデザインアイデンティティを受け継ぎながら、サイズアップしたボディにブラックダイヤモンドルーフとボディカラーが織りなすコントラスト、随所に配置されたクロームの煌めきがプレミアムな質感をより際立たせている。
海、森、山の多彩なアクティビティに応える全席独立型のシートは、それぞれを折りたたむことで、乗員数、荷物の量、大きさ、形に応じた、自由自在なアレンジメントをすることが可能。
さらに両手で荷物を抱えていても開閉可能な、ハンズフリー電動テールゲートを全車に標準装備し、日常での使い勝手も大幅に向上させている。
オンボードカメラ、超音波センサー、レーダーを用いた運転支援システムも標準搭載し、プジョーのフラッグシップとして君臨するプレミアムなSUVに仕上がっている。
【お車の買い替えをご検討中の方へ】