2007/10/24 22:18
GM、2008年モデル「サーブ9-3」を発表
GMは、エクステリア・デザインの一部変更および、改良型エンジンの搭載、装備を充実した2008年モデルのサーブ9-3を発表した。
11月3日より一斉に発売を開始する。(注:エアロは2008年1月5日)
個性的で上質なスカンジナビアンデザインと、卓越した走行性能により、多くのお客様から高い支持を集めているサーブ9-3は、数々の賞に輝いたコンセプトカー、エアロ-Xを思わせる大胆でスポーティなフロントマスクを纏うとともに、スポーツモード機能を搭載したオートマチック・トランスミッションやエンジン出力を向上させた2.8L V6エンジンなどにより走行性能も向上。さらにキセノン・コーナリング・ヘッドランプの設定やワンセグ対応HDDナビゲーションシステムをベクター、エアロに標準装備するなど、充実した商品構成を実現した。
■2008年モデル「サーブ9-3」のおもな特徴
●スポーティで個性的なエクステリアデザイン
新型のサーブ9-3は、Aピラーより前方のデザイン、バンパー・モールディング、前後のライト・アッセンブリーを一新。スポーツ・セダンやスポーツ・エステートでは、ドアやドアハンドルもニューデザインとし、シリーズ全体でもエアロスタイルのサイドシルカバーを標準装備とすることで、大胆で力強いスタイリングを実現している。
特徴的なフロントマスクは、全く新しいヘッドライトユニットを装備しながらも象徴的なデザインを踏襲、同時に航空機メーカーとしての伝統を受け継ぐ翼のモチーフは健在である。
●スポーティドライビング
2008年モデル全車にスポーツ・モード機能を搭載したオートマティック・トランスミッションを標準装備。インパネ上のボタンによりスポーツ・モードへ切り換えることで、ドライバーの意志に忠実に応えるギア選択を可能とした。走行中にアクセルを戻した際には瞬時にエンジンブレーキを効かせ、その後の素早い加速性も実現。ブレーキング時にも、クルマの減速率に比例して適切なシフトダウンを可能とした。
サーブ9-3エアロに搭載される定評あるV6エンジンは、軽量オールアルミ構造や可変バルブ・タイミング機構、ツイン・スクロール・ターボチャージャーなどが特徴で、さらに新型では、最高出力を従来よりも5ps(4kW)高め、252ps(185kW)とした。
●ワンセグ対応HDDナビゲーションシステム
サーブ9-3は、2008年モデルより、ワンセグ対応HDDナビゲーションシステムを、ベクター、エアロに標準装備とした。このシステムは、7インチ画面のタッチパネル方式で、欲しい情報をナビゲーションに取りこめる「ケイタイリンクAVN」、「ワンセグTV(地上デジタルTV対応)」、「AUX外部入力端子」、40GB HDDに収録可能な「MUSIC JUKE」などを標準搭載している。また、エアロにはBOSE社製スピーカー(スポーツセダン・エアロは11個、スポーツ・エステート・エアロは10個)を標準装備とした。
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