今年で11回目の東京モーターショー出展となる株式会社タカラトミーのトミカコーナー。毎年モーターショー開催記念トミカが発売されるとあって、子供から大人まで多くのトミカファンが訪れているコーナーだ。
今年のブースのテーマは「トミカのおもちゃの世界に入った」ようなブースということで、トミカパーキングが大きなサイズで再現していたり、トミカになっているレーシングカーの実車が展示したりされるほか、トミカタウンの世界観を実世界サイズにスケールアップし、まるでトミカタウンの住人になったかのような疑似体験ができるビルドシティコーナーも用意されている。
今回の東京モーターショー先行発売トミカの中の2車種、「トミカネッツ兵庫BS86R トヨタ86」と「トミカネッツ兵庫BS86B トヨタ86」は、トミカがスポンサードするモータースポーツ「86/BRZレース」に参戦している実車がモデルとなっている。
トミカシリーズが120種なので、それに続く車両をイメージした121番のゼッケンを掲げるトミカレッドの車両は、クラブマンシリーズに参戦中の今橋彩佳選手の車両再現したもの。
また、今年でトミカ誕生から47年ということで、47番のゼッケンを掲げるトミカブラックの86はプロフェッショナルシリーズに参戦の蒲生尚弥選手の車両をそれぞれ再現している。それに伴い、今橋選手が実際にレースで使用しているレーシングカーも併せて展示された。
日本におけるスーパーカーブームの火付け役ともなった伝説の漫画「サーキットの狼」。その主人公である風吹裕矢が乗るロータス・ヨーロッパスペシャルは多くの人が知るところ。ロータス・ヨーロッパスペシャルが漫画に登場するきっかけになったのが、作者の池沢さとし氏(現・池沢早人師)が新井薬師の商店街で偶然、赤いロータス・ヨーロッパを見たことだったそう。そこで、今回東京モーターショー開催記念トミカとして池沢氏完全監修のもと登場することとなった。
他にも映画「カーズ/クロスロード」のライトニング・マックィーンの特別仕様トミカや、東京モーターショーのロゴが入れられた開催記念トミカなど、先行販売も含めると18種のトミカが会場で販売されている。どの車種も無くなり次第、販売終了となるので、気になる人は真っ先にトミカブースに向かうのが吉だ。
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