ポルシェ、「パナメーラ ターボSエグゼクティブ」を東京モーターショーで世界初公開

グランツーリスモ モデルレンジの新しいフラッグシップ

ポルシェ ジャパンは、「パナメーラ ターボS」および「パナメーラ ターボSエグゼクティブ」の予約受注を11月5日(火)より開始した。東京モーターショー2013では、「パナメーラ ターボSエグゼクティブ」がワールドプレミアを果たす。

「パナメーラ」は最も速く、最もパワフル、そして最もラグジュアリーなグランツーリスモ モデルレンジの頂点に位置づけられている。

「パナメーラ ターボS」は、最高出力は570PS、最高速度は310km/hに達し、極めて広範囲にわたる最高品質の装備を備える。

また、ホイールベースを15cm延長した「パナメーラ ターボS」の“エクゼクティブ バージョン”も初めて設定されることになった。この「パナメーラ ターボS エクゼクティブ」は、特にリアシートにおけるスペースが大幅に増え、快適性がいちだんと向上。

このモデルレンジの幅広い装備オプションの例としては、プライバシーガラスを兼ねた遮熱・防音ガラスのウインドウ、専用設計のリアのインテリアライティングパッケージ、大型リアセンターコンソールなど。このパナメーラ モデルレンジの新しいフラッグシップは、東京モーターショーでワールドプレミアを飾る。

新しいターボチャージャーと噴射圧の増加によって出力が約50PS増大

「ニューパナメーラ ターボS」は、走行性能だけでなく、外観も特徴的である。同車だけに設定されているボディカラーのパラジウム メタリックは、このフラッグシップのルックスに特別な高級感を添え、上品でエレガントなシルエットを引き立たせる。

20インチ 911ターボ2 ホイールは、グランツーリスモの他のモデルに標準装着されているホイールよりも大きいだけでなく、同時に大幅にワイド化。また、ボディ同色塗装仕上げの4-wayリアスポイラーも、もうひとつの特徴である。

新しいターボチャージャーと噴射圧の増加によって出力は「パナメーラ ターボ」のエンジンより、約50PS増大。

ポルシェは、より大きなコンプレッサーを組み込んだ2つの新しいターボチャージャーを「パナメーラ ターボS」に採用している。この新しいコンプレッサーは、エアフローが増大しており、ターボチャージャーは高い負荷および速度でさらに多くの空気を燃焼室に送り込むことができる。加えて、噴射圧も20bar高い140barに変更されている。

さらに2つの利点

このコンセプトには、さらに2つの利点がある。燃焼室内でいっそう効率よく混合気が生成されることで、トルクも50N・m増加して750N・m / 2,250-5,000rpmになり、オーバーブースト機能を使うと800N・mにまで増加する。トルクの増大によって、追い越しがいっそう容易かつ迅速になる。

もうひとつ改善されているのは、ニューモデルの燃料消費量（新欧州ドライビングサイクル：NEDC）がパナメーラ ターボと同じ10.2リッター/100kmとなり、先代モデルよりも11%以上低減されている点。

インテリア

インテリアでは、標準装備のツートンレザー仕上げと快適なシートによって高級感とスポーツ性を統合。

ダークバールウォールナットの新しいインテリアパッケージは、僅かに赤みを帯びているため、クールな印象を与える。フロントシートヘッドレストにはエンボス加工されたポルシェクレストを配する。

また、フロントには14-way電動シートが標準装備され、優れた快適性をもたらすメモリー機能も組み合わされている。メモリー機能には、シートクッションの拡大、ランバーサポート、ステアリングコラムの電動調整機能も含まれている。

東京モーターショー2013

「東京モーターショー2013」で世界初公開となる、「パナメーラ ターボSエグゼクティブ」は、プレスデイ初日、11月20日にポルシェ プレスカンファレンスにおいてワールド プレミアとなる。ポルシェが東京モーターショーにおいてニューモデルのワールドプレミアを行うのは、初めてのこと。

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