【漫画で解説】ホイールが汚れる原因であるブレーキダストを大幅に軽減! ブレーキ性能も損なわずに両立できるブレーキパッド「Mタイプ」/ディクセル【Vol.6】

欧州車に多い、洗ってもすぐに汚れるホイールの汚れは「ブレーキダスト」

”オシャレは足元から”という言葉の通り、服装と合わせた靴を選んでいるか、その靴の手入れが行き届いているかなど足元からその人のセンスを感じる時がありませんか。また、性格や考え方までが見えてくることもありますよね。

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それは、クルマでも同じこと。いくらピカピカなクルマに乗っていても、足元となるホイールが汚れていたら、ズボラな印象を与えてしまうかもしれません。逆に、ボディはもちろん、ホイールに汚れひとつ見えないクルマに乗っている人は、モノを大事にしている印象を受けますし、なにより信用できる気がしませんか?

しかし「しっかり洗車しているのに、日が経たずしてホイールが汚れてしまう」という声を特に欧州車に乗っている方からよく耳にします。その汚れの正体は「ブレーキダスト」です。

ブレーキダストは、ブレーキパッドとブレーキディスクローター(ブレーキディスクとも呼ぶ。以降ディスクローター)を押しあてた際に生まれる粉状の細かいチリによるもの。ブレーキパッドからでる粉じんは軽くて飛んでしまいますが、ブレーキローターが削れて出る鉄粉は比重が大きいために飛んでいかずにホイールへ付着します。

このようにホイールを黒く汚しているブレーキダストは、鉄粉を多く含んでいるのです。

鉄粉を多く含んだブレーキダストは、ホイールを汚すだけではありません。ホイールの表面に刺さり、錆びの原因にもなります。その汚れは落ちにくく、専用のブラシや洗剤など各社より数多くの商品が発売されていることからも、ブレーキダストの除去に悩んでいる方が多いのではないでしょうか。

では、なぜ欧州車はブレーキダストが多いのでしょうか。その理由についてや、欧州車にもオススメなアイテムを「ディクセル」企画広報課の金谷さんに伺いました。ディクセルは、ブレーキパッドやディスクローターなど多くの商品をラインアップしているブレーキの総合メーカーです。

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ブレーキ性能を落とさずに、ブレーキダストを軽減するブレーキパッド「Mタイプ」

まずは、なぜ欧州車はブレーキダストが多いのか、金谷さんに伺いました。

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「欧州車は、ブレーキの効きを重視しているからです。ドイツ・オーストリア・スイスの自動車高速道路であるアウトバーンをはじめとした、高速域で走ることが多い欧州車は、ブレーキ性能を高めるために、ディスクローターを削って減速・停止する効きの強い純正ブレーキパッドが装着されています。そのため、国産車よりも多くのブレーキダストを排出しやすい傾向にあるんです」

─ なるほど。ブレーキ性能を上げようとすれば、自然とブレーキダストが増えてしまうということですね。では、ブレーキダストを減らすためには、ブレーキ性能も落とさないといけないのでしょうか?

「いえいえ、ブレーキ性能を落とさずに、ブレーキダストを大幅に軽減するブレーキパッドがあるんですよ!」と金谷さん。その内容を漫画で詳しく教えていただきました。

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ダスト軽減に加えて”カックンブレーキ”にもなりにくい

ブレーキの制動力を損なわずに、ダストを低減可能なディクセルのブレーキパッド「Mタイプ」。なぜブレーキダストを軽減できるのか、具体的にどんな特徴があるのかについて、改めてディクセルの金谷さんに伺いました。

「当社ではテストを繰り返すことで、綺麗にしっかり止まる摩擦材にたどり着きました。その摩擦材を使ったブレーキパッドがこの『Mタイプ』です。最大の特徴は、ブレーキを踏み込む度に、ブレーキパッドとディスクローターとの間に膜を作ります。その膜とブレーキパッドの摩擦材が”くっつく力”を利用することで、ディスクローターへの攻撃性が低い摩擦材でも、高い制動力を確保しています」

─ 純正のブレーキパッドに比べて、コントロール性に違いはあるのでしょうか?

「ブレーキを踏んだ感覚としては、いわゆる”カックンブレーキ”になりにくく、踏んだ分だけしっかり止まることができます」

ディクセルでは、自動車試験の機械によるダイナモテストだけではなく、実車での走行テストを行っています。そのようなテストを重ねていくことで、ブレーキの制動力を損なわずに、ダストを軽減するブレーキパッドのみを製品化できているようです。

ブレーキパッドを換えるだけで、環境にもやさしい

「ホイールを汚すブレーキダストが軽減されることで、スタイリングを美しく保つのはもちろん、環境にもやさしいというのも『Mタイプ』の大きなポイントです。また、洗車の回数を減らすことができるので、水資源の保護にも役立ちますよ」と金谷さん。

さらに、ディスクローターを削る力が低減するので、ディスクローターを長持ちさせることもできるようです。特に輸入車の場合は、ブレーキディスクを削りやすいパッドを採用しているため、ブレーキパッドとディスクローターを同時に交換するのが一般的。しかし、この『Mタイプ』を取り付けることで、ブレーキパッド2回交換につき、1回のディスクローター交換で済むなど、ディスクローターの交換サイクルを減らすことができます。交換する時に出てしまう廃棄物が減ることで、環境保全にもつながるというわけですね。

続いて、ブレーキパッドの交換にあわせえてディスクローターも交換したいと考えている方に向けて、ディクセルでオススメの商品をご紹介していきましょう。

>>ブレーキパッド「Mタイプ」の詳細はこちら【公式】

強度・耐熱性・耐クラック性が高いディスクローター「PDタイプ」がオススメ

まずは、ディクセルのディスクローターを使うメリットを金谷さんに伺いました。

「ディクセルのディスクローターはすべて防錆コーティング処理を施しているので、錆びにくいのが特徴です。走り方や嗜好に合わせて、カーボンやシリコンなどの配合を変えることで、強度や耐熱性、耐クラック性(割れにくさ)を向上しています」

─ では、ブレーキパッドの「Mタイプ」と合わせるならば、どのディスクローターがオススメなのでしょうか。

「ベーシックな仕様の『PDタイプ』ですね。ブレーキ性能を純正よりも高めていることに加え、振動や鳴きを抑えながら、純正に比べて割安に設定しています」

一度使用するとリピートされるケースが多いというディスクローター『PDタイプ』。そんなディスクローター『PDタイプ』とブレーキパッド『Mタイプ』との組み合わせであれば、メルセデスベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェといった多くの欧州車で、純正よりも割安または同等レベルの価格で購入が可能です。

強度や耐熱性、耐クラック性を高めながら、純正品と同じように使えて、さらに価格も安いので、お得にディスクローターを交換したい方は「PDタイプ」を試してみるのが良いでしょう。

>>ディスクローター「PDタイプ」の詳細はこちら

ブレーキの総合メーカーとして、ますます存在感を高めるディクセル

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ディクセルは、現在46メーカー、1400車種に向け、ブレーキパッド1400品目、ディスクローターは2500品目をラインアップしています。

そのなかでも、効き目を損なわずにブレーキダストを大幅に軽減し、ワンランク上のブレーキコントロールが手に入る「Mタイプ」は、クルマを所有する人たちにとっての「あったらいいな」をカタチにしたブレーキパッドです。

欧州車はもちろん、国産車からも高い評価を得たこのアイテムの実力を、ぜひ体感してみてください。

>>ブレーキパッド「Mタイプ」の詳細はこちら【公式】

探すアイテムがすぐに見つかる「車名ダイレクト検索」でチェック!

ディクセル Mタイプディクセル Mタイプ

ディクセルの公式サイトにある「車名ダイレクト検索」ではブレーキパッドやディスクローターの適合や価格、在庫状況などをスマホやPCから簡単に検索することができます。検索後は、購入・交換をカーディーラーや整備工場、カーショップで依頼すればOK。

公式サイトにアクセス後、車両情報(型式or車名)を直接打ち込むか、「カーメーカー」「車種」「グレード」の順に検索すれば、アイテムがすぐに現れます。詳しくは下記リンクをクリック!

>>車名ダイレクト検索はこちら【公式】

販売店を探すなら「お取り扱い店舗一覧」をチェック

ディクセル商品を取り扱う店舗を、地図から探せるページが開設されました。都道府県名をクリックすると、地図から取り扱い店を探すことができます。

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筆者   岡本 晃
元自動車雑誌編集者/編集長。現在は「オフィス・アヘッド」という屋号で、ライター/編集者として活躍している。自動車雑誌、カスタム系雑誌への寄稿が多く、関西エリアを拠点に活動中。ジャンルを問わず、面白いモノ・コトを掘り起こして執筆することに力を注いでいる。
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Brand Info - DIXCEL(ディクセル)

株式会社ディクセルは大阪府摂津市に拠点を構えるブレーキパーツメーカーで、2003年の設立以来、一般車やチューニングカー、レーシングカーに向けた製品を製造販売している。社名は、「優れた=Excellent」と「減速力=Deceleration」を組み合わせたもの。高い制動力と低ブレーキダストを両立したブレーキパッド「Mタイプ」をはじめ、そのラインナップは現行車から旧車まで網羅されており、コストに優れたストリート向けから、ワインディングや走行会用途、さらに極限の性能を極めたレーシング向けまでを豊富に揃え、ブレーキパッドだけでも1400品目と世界でも稀に見るラインナップを誇る。

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