トヨタ センチュリー 1997年式モデルの価格・カタログ情報｜自動車カタログ

カーソムリエによる試乗レポート・評価

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  Benz Freakさん

  4.1

  外観：

  4.0 |

  内装：

  4.1 |

  走行：

  4.3

  最初で最期のV12気筒

  センチュリーフロアシフトに乗りました。モデルチェンジの噂があり、もう少しすると現行型を新車で手に入れるのが困難になります。なんと行っても、国産唯一無二の5リッターV12気筒エンジンを搭載しています。結局国産V12を量産したのはトヨタだけになりそうです。エコの時代に12気筒エンジンをこれから作るのは不可能に近いです。車両重量は2070kgありますが、走りに鈍重な部分は皆無です。静かさ、力強さ、スムーズさなど、いずれの面でも一級品であることがひしひしと伝わってきます。足回りは快適そのもののチューニングが施されています。ボディ剛性のしっかり感や、快適な座り心地のシートも乗り心地の良さに貢献しています....続きを読む

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  旭日旗さん

  3.7

  外観：

  5.0 |

  内装：

  3.5 |

  走行：

  3.0

  昭和の象徴

  独自のオーラがある車です。子供の頃は古臭くて嫌な意味での昭和臭さがあり、大嫌いな車でした。子供の目線では大きいだけの黒い車で価値としては、ミニカーと同じでした。しかし私自身、年齢も重ねて皇室の奥ゆかしさや、公務の大変さや、激動の昭和の時代に正面から粉骨砕身の努力をされた方々の公用車として、採用される車の意味を理解出来るようになりました。和洋折衷の昭和カラーを色濃く残して、量産車と明らかに違うプロセスでクラフトマンシップに則って製造されるセンチュリーは、昭和の時代に不幸な戦乱によって亡くなった人々の平和への想いを乗せた、日本の象徴ではないかと思います。この車を見る度に、昭和への想いを噛み締めて今....続きを読む

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  yuiko mikamiさん

  4.0

  外観：

  4.0 |

  内装：

  4.0 |

  走行：

  3.7

  別格の車

  何から何まで非常に仕立てが良く、熟練した職人が丹精込めて造り上げた車だなと思わずにはいられませんでした。 まず外板の塗装の艶々感が素晴らしくて、色に深みがありこれは何層も何層も重ねて塗装したからこそ得られる質感でありこの素晴らしい塗装だけで御飯が食べられるぐらいでした。室内も職人が手作業で造った鮮やかな本木目パネルがインパネのほぼ全面に貼られて豪華で格調高いです。パネルとパネルの合わせ目の隙間も非常に小さくかつ段差もほとんどないので組付け精度もハイレベル。ウールファブリック素材のシートはクッションが分厚くて座り心地が極上でした。この車の特等席である後席助手席側に座ってみると足元のスペースは当....続きを読む