MOTAトップ ニュース/記事 特集 東京オートサロン2018 これこそが次期WRX STI!? まさかの「スバル ヴィジヴ パフォーマンスコンセプト」第二弾STIバージョンが登場【東京オートサロン2018】
東京オートサロン2018のスバルブースでは、同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル株式会社(STI)と共同で8台の展示がされることが発表された。
その中でもやはり注目なのが、安心と愉しさを追求し続けるスバル×STIの将来ビジョンを具現化したコンセプトカー「SUBARU VIZIV PERFORMANCE STI CONCEPT」(スバル ヴィジヴ パフォーマンス エスティーアイ コンセプト)だろう。
すでに2017年10月の東京モーターショーで「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」(ヴィジヴ パフォーマンスコンセプト)が登場しており、当時は「これが次期WRX STIか!?」と話題を集めたが、なんとSTIバーションは別に用意されていたというわけだ。
1月10日時点で公開されている画像は少ないため、詳細をうかがい知ることは難しいが、STIのアイコンでもあるチェリーレッドの差し色が入れられたエアロパーツや大型リアスポイラーを見て取れる。またフェンダーもさらに大きく張り出しているようにも見える(目の錯覚?)。フロントバンパーも、STIコンセプトではバンパー下部の開口部が変更され、左右のエアインレットはブレーキ冷却用に形状が変更されているようだ。
搭載されるエンジンや駆動方式も明らかになっていないが、スバルの象徴ともいえる水平対向エンジンとシンメトリカルAWDが採用されることは間違いないだろう。また、VIZIV PERFORMANCE CONCEPTのボンネットにもエアスクープが備わっていたことから、ターボ仕様である可能性も高いはずだ。
すでにVIZIV PERFORMANCE CONCEPTにもアイサイトが採用されることはアナウンスされていたが、STI CONCEPTの画像のルーフにもアイサイトを象徴する突起物が2つ備えられていることから、こちらにもアイサイトが搭載されることを示唆していると思われる。となると、2ペダル仕様しか用意されないのでは?と危惧する向きもあるが、スバル曰く、3ペダルMTとアイサイトの組み合わせも技術的には不可能ではないということなので、悲観するのはまだ早そうだ。
あとは気になるのが、この次期WRXと思われるVIZIVシリーズがいつ発売になるか? ということだが、現行モデルのデビューが2014年1月だったことを考えると、2018年の末~2019年年明けが濃厚だろうか?
スバルはコンセプトモデルのデザインはよかったのに、市販車になると物足りなくリデザインされてしまうことが少なくないため、このモデルはそうならないことを祈りたいものだ。
[Text:小鮒 康一]
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