autoc-one.jp 記事・レポート 特集 カーソムリエ “AE19”学生達による試乗レポートを掲載!~“Assistant Editor”「クルマ離れと戦う学生19人」 06

“AE19メンバーの紹介&レポート”

竹内靖貴 さんのマツダCX-5試乗レポート

  • 竹内 靖貴
    日本大学
    所有車 : マツダ ロードスター
    その車が持つ利便性(積載や乗車定員)よりも、見た目や走行性能、官能性といった情感的な部分を重視します。それは、車を道具としてよりも趣味そのものとして見ているからであり、またファッションとして自分を表現するものとしての存在であるからです。
    第1回学生選手権ファイナリスト

    このクルマを一言で表すと?

    意外なほど、内面が見た目を裏切らない。

    CX-5についてのオススメポイント

    SUVと言えば、イッパイ荷物が載って便利だけど、大きくて、重くて、だから燃費も悪い、というイメージが普通でした。しかし、マツダはうまくSUVに付きまとうネガティブなイメージを一新することに成功したと思います。デザインに野暮ったさは一切なく、デザインテーマである「鼓動」を見事に表現していて、その”大きさ”が見た目の”力強さ”にも上手く貢献していました。個性的な車が溢れる街なかでもそのデザインが埋没することは決して無く、たとえ信号待ちで隣に少し派手な車が横に並んだとしても、これなら堂々としてられます。
    そして自分は、この車のドアを開けたときに漂ってきたレザーの匂いから好きでした。匂いによっては車酔いしやすくなる自分にとって、匂いというのは重要なポイントで、おかげで心地よくドライブ出来ました。エンジンスタートしたときも、アイドリング状態ではそれがディーゼル・エンジンであることを感じさせず、アクセルを踏み込んで初めてそれがディーゼルだと実感出来ました。走行性能ですが、アイポイントが高い事を忘れれば、スポーティーでトルクフルなセダンに乗っているかのようでした。さすが走る歓びを全面に打ち出してるマツダだけあって、走りにうるさい顧客を黙らすことが出来ているのではないでしょうか。インテリアは全体的に地味な傾向ですが、逆に言えばシンプルで、運転操作を邪魔することなく集中出来ると思います。そして常に視界に入るメーターパネルもクールで夜間でも目がチカチカすることなく、かつ視認性に優れていてとても好印象でした。
    そして上り坂のキツイ山に遊びに行っても、都会でショッピングに使っても、何の過不足なく使えると思います。どんな使い方をしてもイヤーカーであることを裏切りません。

    CX-5についての不満な点

    内装の質感がプラスチッキーであることは否めません。特に、カーナビゲーションの囲いがそうで、触れることは無いにしろ、特に目につきやすい所ではあるので、もう少し気を遣ってもよかった気がします。この車の性格上、どうしてもターゲットが男性寄りになってしまっている感じがしたというか、既婚男性が車を買うときの障壁である女性(妻)を口説き落とすには、もうワンポイントあっても良かったんじゃないかなと思いました。
    やはり、限られた予算の中で、どこかにコストを費やすと、どこかを犠牲にしなければならなかったのはこの車も例外では無いのかも知れません。cx-5はそれが外見であり、走行性能であったのでしょう。