このクルマを一言で表すと?
過給機の逆襲
日産ノートについてのオススメポイント
試乗させてもらったメダリストのシートは合皮なのだが、このシートの質感はかなり良かった。青のステッチもおしゃれで高級感を感じた。今回の試乗では、スーパーチャージャーの本領を発揮することができなかったが、スーパーチャージャーを搭載したエンジンは、違和感がなく、1.2Lであることを感じさせない。そして、とても便利だと思った機能がアラウンドビューモニター。車を上から見下ろした映像がルームミラーモニターに映るのはとても便利で、コンパクトカーにももっと普及していいと思った。ハイブリット全盛期の中、スーパーチャージャーによるダウンサイジング化を図った点はとても良いと思う。これを機に日本も過給機によるダウンサイジング化をもっと進めてもらいたい。
日産ノートについての不満な点
良い点で、シートの質感を挙げたが、この質感がとても良かっただけに、センターパネルや、シフト、ドアスイッチパネル周りが安っぽく感じてしまった。センターパネルだけのピアノブラックや、ドアハンドルのだけのシルバーは、一つ一つが浮いてしまい、逆に安っぽく見えてしまうと感じた。そして気になったのが、サイドブレーキが手動式なこと。最近の日産車は足踏み式が多いイメージであったが、あえて手動式を採用したのは、何か意味があるのかなと思った。