MOTAトップ ニュース/記事 特集 PR企画 特別レポート!2シーズン装着したダンロップWINTER MAXXの実力を、斎藤聡が北海道で徹底インプレッション! インプレッション

DUNLOP WINTER MAXX ロードインプレッション

インプレッション WINTER MAXX ロードインプレッション

斎藤 聡が各ロケーションで徹底インプレッション!!

2年間の使用を感じさせない安定感と安心感!

プリウスに2シーズン冬道で使ったWINTER MAXXを履かせて、北海道を走らせてみた。タイヤの状態は、写真のように、荒くは使われていないが、特別丁寧にも使われていない中の上程度。凍結路の多い街中を走らせた印象は、2年の使用を感じさせないほど良かった。磨かれた路面で発進する際も、エッジがじんわり路面を捕まえる感じがしっかり出ているし、カーブでも横方向のエッジがしっかり立って車を支えてくれているような安心感と安定感がある。
もちろん路面によっては0.1μ(ミュー=摩擦係数)を下回るようなところもあり、まったく滑らないということはないが、様々な路面が混在する街中を走らせていて、安定感や安心感があるのが良い。
交通の流れの良い郊外路では、ブロック剛性の高さからくるしっかり感がある。じつはWINTER MAXXはタイヤ側面のサイドウオール部の形状に工夫を加えることで、応答性がよく素直な操縦性を実現しているのだが、そうしたタイヤ設計の良さからくる走りやすさが感じられる。高速道路も同様で、圧雪(半凍結)の高速道路を走らせていても、タイヤがちゃんと路面をホールドしている安定感と安心感がある。また高速域ではブロック剛性の高さからくるグニャつきのない操縦感覚も感じ取ることができた。

WINTER MAXX(ウインターマックス) WINTER MAXX(ウインターマックス)
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圧雪路面では、新品と遜色のない操縦性!

山道に入り、本格的な圧雪路、半凍結のワインディングロードを走らせてみたが、まっさらの新品とは言わないが、ほぼ同等の操縦性、グリップ及びトラクション性能が確認できた。良好な圧雪路では、面白いくらいにハンドルの効きがよく、タイヤサイズに対する車重のバランスでいうと、多少ノーズヘビー気味なプリウスだが、タイヤがヨレたりブロックが過度に変形する様子も見られず、ハンドルを切りだすとスーッと素直に向きが変わってくれる。
指1本とか2本分の舵角に対して、かなり正確に応答が出るので、クルマの動きを探りながらハンドルを小刻みに操舵する必要がない。
タイトなコーナーでは、ハンドルを切り込んでいっても、ちゃんとグリップがついてきてくれる。ハンドルの舵角にして150~180度くらい切り込んでいく場面でも、タイヤのトレッドブロックが圧雪路面をとらえ、あるいはエッジを効かせるようにしっかりした手ごたえを伴って曲がってくれる。
…といった具合で、圧雪路での印象は、新品と遜色ないものだった。
山影の凍結路面でも、応答の精度の高さがインフォメーション性の良さとして表れていた。山岳路に入ると山影を受ける部分が徐々に増えてくるのだが、その具合がグリップ感を通してちゃんと手元に感じられるのだ。
いまは知っている路面の状況を把握しやすいので、安心感がある。半凍結路では、路面に応じた車速にしなければいけないが、接地面全体が路面をホールドするというか、コンパウンドグリップやエッジによる引っ掻き性能のすべてを使って包み込むように路面をホールドする。3年目のトレッド面がちゃんと仕事をして路面をとらえてくれるという感触がちゃんと感じ取れた。

WINTER MAXX(ウインターマックス) WINTER MAXX(ウインターマックス) WINTER MAXX(ウインターマックス)

TEXT:Satoshi Saito PHOTO:Eiji Shimamura

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