日産 NV100クリッパーリオのカーリース情報・価格

■クリッパーリオの特徴

\n日産自動車から発売されている「NV100クリッパーリオ（以下、クリッパーリオ）」は、セミキャブオーバー型ワンボックスカーです。「軽キャブワゴン」と呼ぶこともあります。\n

\n「セミキャブオーバー」とは、車の構造上のひとつで、パワートレイン（エンジンとトランスミッション）と運転席の位置関係を示す言葉です。セミキャブオーバーは衝突安全性や走行が安定するといったメリットがあります。\n

\n初代モデルは、2007年に三菱自動車のタウンボックスのOEMモデル「クリッパーリオ」として登場しました。\n

\n2011年にOEM元であった三菱自動車がベース車であるタウンボックスの製造を中止したことにより、クリッパーリオも在庫のみとなります。\n

\nその後、2013年に車名を「NV100クリッパーリオ」と改名し、スズキのエブリイワゴンをベースとしてOEM供給を受け、2代目「日産 NV100クリッパーリオ」として再登場。\n

\nしかし、スズキがエブリイワゴンをフルモデルチェンジしたことで、製造できなくなり1年3カ月という短期間で2代目クリッパーリオは販売終了となります。\n

\n2015年にOEM元のスズキがエブリイワゴンをリニューアルしたことで、現行モデルにあたる3代目クリッパーリオが販売されました。\n

\nクリッパーリオの魅力はなんといっても広い室内空間です。\n

\n先代モデルよりもさらに室内空間を拡大させた現行モデルは、窮屈さを感じさせない快適な居住性も向上しました。\n

\n前席はベンチシートを採用し、センターコンソールをなくしたことで、前席間の足元に広いスペースを確保しています。また、リアシートは180ミリのスライドが可能で、荷物の多いときにも自分の使い方にあったアレンジができます。\n

■クリッパーリオの燃費について

\nボディの要所に高張力鋼板や超高張力鋼板を使用することで、衝突安全性や耐久性を高めつつ、軽量化を図ったことで低燃費に貢献しています。\n

\nエンジンには、パワフルなインタークーラーターボエンジンを搭載しています。これにより、市街地の軽快な走りや高速道路でも力強い走りを両立しました。\n

\nクリッパーリオのWLTCモードによるカタログ燃費は以下の通り。\n

■クリッパーリオの安全装備について

\nクリッパーリオは、経済産業省と国交省が普及推進する「サポカー（セーフティ・サポートカー）」の認定車です。\n

\n衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置などの採用により、「サポカーS ワイド」に該当する衝突被害軽減ブレーキの性能認定車になります（対象グレードはDX セーフティ パッケージ、DX GLパ ッケージ、GXのみ）。\n

\n日産の先進安全技術「ニッサン インテリジェント モビリティ」には、さまざまな安全装備が搭載されていますが、その中でも代表的な機能をいくつか紹介します。\n

\n・インテリジェント エマージェンシーブレーキ\n

\n2つのカメラを使用して、前方の車両や歩行者を夜間でも検知し、衝突の可能性があると判断すると、ドライバーに警告を表示し、ブレーキ踏力をアシストします。\n

\n衝突の可能性が高まると、自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避または被害軽減を図ります。\n

\n・踏み間違い衝突防止アシスト\n

\n5AGS車はD・M、4AT車はD・2・L（前進）の位置でアクセルペダルを強く踏み込むと、最長約5秒間、エンジン出力を自動的に抑制し、急発進・急加速を抑えて、踏み間違いなどによる衝突回避をサポートします。\n

\nただし、ブレーキをかけて車両を停止させる機能はありません。\n

\n・車線逸脱警報\n

\n車両が左右の区画線を検知して進路を予測し、車線をはみ出しそうになると警報を発しドライバーに注意を促します。\n

\n・ビークルダイナミクスコントロール\n

\nセンサーがドライバーの運転操作や車速を検知し、ブレーキ圧やエンジン出力を自動的に制御します。\n

\nこれにより、滑りやすい路面や障害物を回避する際の車両の不安定な動きを軽減し、安定した走行をサポートします。\n