広大なホンダブースの中央には、新型NSXと世界初公開の燃料電池車クラリティ フュ-エルセルが鎮座している。
そしてその隣、赤いライン上に並べられているのが新型シビックタイプ Rだ。クルマ好きなら、上記2台よりこちらが先に目に入ってくるかもしれない。
これまでのシビックタイプRといえば、あくまでもフツーのシビックの改良版といった感が拭えなかった。ところが今回のタイプRは、見るからにフツーのクルマじゃない感が漂っている。
地を這うようなフロントリップスポイラーやGTマシン風のオーバーフェンダーなどが装着され、まるでスポーツカーのようにロー&ワイドなスタイリングを実現。リア側にまわると、いかにもタイプRらしいリアスポイラーが目に入ってくるが、大型ディフューザーと4本出しマフラーも印象的だ。
エンジンルームを開けると、もはやタイプRシリーズの不文律となった赤いヘッドが見え、ファンの心を震わせてくれる。ニュルブルクリンクをはじめ世界中のさまざまなコースで磨かれたという走行性能については、オートックワンの試乗記でも既報のとおりだが、今回壇上に立ったホンダの八郷社長も「歴代最高のシビックタイプRを目指した」とその性能の高さを証言している。
台数限定750台、価格も少々高めの428万円と、そのハードルは高くなっているが、タイプRファンなら是非とも手に入れたい一台。
購入希望者は、ホンダのホームページから商談申込みが必要で、受付期間は10月29日から11月23日までとなっている。
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