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ルノー トゥインゴ EDC 茨城県
ルノー トゥインゴ EDC 茨城県の詳細画像 その2
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先輩ユーザーによるクルマの口コミ・レビューをご紹介。新車・中古車探しのご参考にどうぞ。
スマートフォーフォーのコンセプトに乗ってルノーが繰り出したのがルノートゥインゴです。スマートはフォーツーを作る関係からRRは必要不可欠です。しかしフォーツーだけでは採算が合わずフォーフォーもある訳ですが、もっと安全に回収するにはもう一人手を組むのがベストと判断したわけです。普通は本家スマートフォーフォーが人気が出そうですが、そこはルノー抜かりなくトゥインゴの方が人気があります。やはりデザインが良く走りもRRらしい洗練度が高くマニアならずとも乗ってみたいクルマの一台に仕上がっています。
小さなボディは3645x1650x1545mmとなり、ルパン3世に出ても似合うデザインがキュートでカッコいいです。日本車は可愛いクルマはたくさん有りますが、トゥインゴみたいにユニセックスで、愛されるクルマが少ないです。デザインの勝利です。しかもRRで普通のコンパクトカーでは味わえない良さがあります。ステアリングフィールは操舵のみに専念出来るので、凄く良いのが分かります。リアから聴こえるエクゾーストも軽やかで、まるで生き物のような生命感を感じます。ただの機械、車とは思えない良さがトゥインゴの1番の良さです。
走る楽しさが有る小さなRRなので普通にコンパクトカーに期待するユーティリティーは不利な面があります。やはりリアシートの居住性は劣ります。まずリアシートの角度が立ち気味です。リアにエンジンがあるので仕方ないですが、寛げる感じはしません。ポルシェよりは広いですが、このクラスのコンパクトカーの中では狭くて落ち着かない空間です。狭いですが、逆に考えるとリアにエンジンがあるのに、この空間とポジティブに捉えることも出来ます。またラゲッジもエンジンが有るので、かさ上げされていて、狭いです。
ルノーAセグメントカーです。小さなボディの中には外観からは分か離にくいパッケージングがあるクルマです。小さなクルマは特に空間効率を考えないといけないので、初代ミニの用な横置きエンジンに駆動系、トランスミッションを組み込んだ前輪駆動になります。しかしトゥインゴはポルシェと同じリアエンジンリアドライブになります。ポルシェはリアのエンジンの荷重を利用してトラクションを得てスポーティーな走りを実現しています。分かり易い目的です。セッティングが難しいことは置いておいて。しかしAセグメントでRR採用は極めて珍しいです。
走りに特化したクルマには出来ないので、リアシートも有ります。トランクもあります。しかし、走りは楽しいの一言です。3気筒0.9リッターターボと6DCTの組み合わせは何杯でもお代わりしたい走りを披露します。やはりエンジンの鼓動が良いです。恐らく日本のメーカーの基準では許されない振動や音が含まれていると思いますが、私はバイクのエンジンのような温かみや生命力を感じました。愛着が湧くキャラクターです。駆動系から切り離されたステアリングも気持ち良く、走りの質感はマニアックな方向ですが、満点です。
普通のFFのAセグメント車に比べると色々不便さはあると思います。やはりリアシートの広さやくつろぎ感は劣ります。リクライニングは出来ませんし、足元も広くないです。床平らなのは評価できますが。またインパネ周りがすこし寂しいデザインです。荷物を入れるスペースも当然限られます。トランクは小さいです。しかし2人で使用するならリアシートは荷物置き場にもなります。使い方次第や考え方次第では不便さは少なくなると思います。それほど、欠点を補う魅力が高いクルマと言えそうです。
エンスーも一目おくマニアックなクルマです。Aセグメントに属しますが、成り立ちは不思議なほどです。先ずはスマートと協業になり、スマートフォーフォーとは姉妹車関係にあります。水面下の話は分かりませんが、何故RRに成ったのかはスマートフォーツーを作りたいからだと思います。フォーフォーも作らないと販売面では苦しい事情もあると思います。しかしながら漁夫の利を得なのはルノーです。RRのこんな素敵なハッチバックが出来ました。フランスの代表的なクルマに見えます。
インテリアもシンプルで白を基調とした内装がオシャレです。ボディ同色もあり選ぶのが楽しいです。RRなので直進安定性が気になってましたが、ホイールベースも短いおかげか、まったく問題ありません。シッカリとしています。カーブではRRらしく、しっかりと路面にタイヤが吸い付いてる感じがします。リアの荷重がしっかりとリアタイヤに載っている感覚です。フランス車らしく足は柔らめですが、粘りがあり楽しいです。ステアリングを切った反応もFFのクルマでは味わえない感覚です。
やはり室内の広さやユーティリティは劣ります。トランクも下にエンジンが有るので小さいです。またリアシートもリアにエンジンがあるのでシートはたち気味で落ち着かないです。もしリアシートを何時も使う様な方には向かないと思います。また乾いた感じのエンジン音は素敵とドライバーは感じますが、リアシートに座った人が果たしてそう思うかは疑問です。単にうるさいシートに座らされたと感じる方もいると思います。RRをどう捉えるかによってクルマの評価が変わる気がします。
トゥインゴはリアエンジン、リアドライブのルノーのコンパクトカーです。スマートに兄弟車があります。ディメションは3645x1650x1545mmとなり、長さも幅も5ナンバーサイズに対しても余裕があります。スタイリングは見る人が見ると分かるデザインでレベルは高いと思います。フランス車らしいフェミンさがあり、さり気なくリアに送るエアダクトが有ったり、前後異形のタイヤサイズなど、クルマ好きには刺さるポイントが幾つもあります。950kgと軽量に仕上がったボディに独自の鼓動が素敵な1リッター3気筒で街を駆け抜けます。
やはりリアエンジンからの音がいいです。電動車やハイブリッドが増えてエンジン音が嫌いな方も多いですが、それは良いエンジン音を聴いたことが無いからです。トゥインゴの鼓動はバランスがキッチリと取れない3気筒だからこその生命体のような生きた鼓動が良いです。今回の試乗車はMTでしたが、操る楽しさは素晴らしいと感じました。回頭性はFFモデルの比ではなく、ミッドシップと話ができるくらい違います。デザインに関してはボディデザインはフェンダーライン前後が見どころです。良いデザインだと思います。
RRレイアウトなので、トランスミッションはポルシェのようなバターをナイフで切るような感覚を期待しましたが、これは見事に裏切られました。やはりRRの場合はシフトの感触や感覚良くするのは難しいのだと思います。あとクラッチは低速トルクはあるので、アクセル無しでも繋がる使いやすさがある反面、クラッチは重めです。普通に走る分には影響は無いですが、渋滞でこのクラッチを何度も踏むのは疲れると思います。もう少し軽くなると、更に使いやすいMTモデルになると思います。
フランスの小さなクルマですが、拘りは半端無いです。3645×1650×1545mmしかありませんが、全高が高くて室内が凄く狭いなどのネガはありません。独自なのはRRと言う今となってはポルシェくらいしか採用しない駆動方式です。FF同様にエンジンの重さでRRの場合はリア荷重があるので、スタートも後ろから押される感覚が独自です。FFのフロント荷重のスタートとはひと味違います。こだわりはスタイリングにもインテリアにも色濃く反映されていて、1番フランスのエスプリを感じる一台です。
パワー的にも十分な感じです。アクセルON/OFFへのツキもターボラグが少なくかなりいい方です。またシフトをマニュアルで操作してみるとギアチェンジはツインクラッチらしく素早く、タイムラグはないのが良いです。走りのリズムが掴みやすくなります。エンジンサウンドも小さなエンジンですか、吠えるようないい音がします。インテリアではシートは小ぶりですが内部のウレタンはしっかりしており長時間でも潰れる事なくしっかりしたシートです。背もたれは脊椎のS字カーブのまま支えてくれ肩まで一応サイドサポートがあり、クルマとの一体感が味わえます。
ツインクラッチの弱みなのか極低速時のみ、変速後にクラッチがつながるまでのタイムラグがけっこう長く、アクセルを踏むのを待つ場面がありました。またダッシュボード、ドアトリムの素材はチープです。そこはデザインの良さでカバーしていますが、もう少し質感が上がると嬉しいです。またダッシュボード上面がフロントウィンドウに映りこみます。またリアシートはリアエンジンがある為に少し立ち気味のシートバックで落ち着かない印象です。小さなポルシェと割り切れば何も不満は無いのですが(笑)
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ルノー トゥインゴ EDC
支払総額:208.6万円 | 本体価格:189万円 | 諸費用:19.6万円 | 年式:2019年式 | 走行:3,000km
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