BMW 6シリーズ   千葉県 （ホワイト（白）, アルピンホワイト） 詳細

• エレガントで美しいクーペ
• 投稿者: のりまきアラレ
• 投稿日: 2022年3月8日

2011年式モデル　グレード： 640i

総合評価

4.8

総評

とにかくスタイリングのいい美しいクーペだと思う。本当は６５０ｉが欲しかったのだが、価格が高くて手が出ず、あきらめて６４０ｉにした。しかし、走行性能はそんなに悪くなかった。スポーツモードにすれば満足できる加速が味わえる。急カーブの急な登坂路が続く山道ではさすがに加速が苦しくなるが、たいていの道なら不足ない加速と走りを見せる。その一方ですごいのが燃費の良さだ。エコモードで高速道路を走ればリッター１５ｋｍはいく。郊外路でも１４ｋｍは軽く達成。スポーツカーでこの燃費には驚きだった。

良かった点

美しいスタイル。８年乗ったが、８年経ってもほれぼれする美しさだ。クーペとはこれだと思わせる車だった。先代の６シリーズはトランクのエンドなどスタイルが今一つだったので、この新型が出た時は胸がときめいた。また、クーペの最上モデル（シリーズ）だけあって装備がとてもよかった。５シリーズ（５４０ｉ）からの乗り換えだったが、装備が隔世の感があった。クルーズコントロールひとつをとっても、車が勝手に加減速して速度を一定に保つのだ。前の車のクルーズコントロールは下り坂になると設定した速度より上がってしまったが、６４０ｉは自動でブレーキがかかって設定した速度を保つのだ。燃費も含めて大満足の車だった。

気になった点

気になる点はほとんどないのだが、あえて書けば、１つはホディの大きさ。フルサイズのクーペだけあってとても大きい。狭い道に入ると対向車とのすれ違いに大いに困った。路肩によりすぎてホィールを縁石に擦って傷つけることが買った当初は３回続いた。修理代がけっこうかさんだ。以来、狭い道ですれ違う時は自らは左に寄らないことにして対向車によけてもらうことに徹した。気になるもうひとつは６５０ｉに劣る加速性能。でもこればかりは価格的に買えなかったのだからいかんともしがたい。６シリーズは個体数が少ないので、６５０ｉに出くわすことがほとんどなかったのは良かった。

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