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トヨタ アリスト 3.0 S300ベルテックスエディション 福岡県
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80スープラで搭載されている、名機「2JZ」直63000ccを搭載、TEMS、アルミ鍛造アッパーアームなど、高級セダンの枠を超えたポテンシャルは、ドイツ車に挑戦している印象を、当時の私は受けました。
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海外では、レクサスGSとしてラインナップを開始し、ジウジアーロデザインの高級セダンに見えないシャープなデザイン。あからさまな木目パネルは使わず、落ち着きながらも高級なインテリアに好感が持てました。
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それは、フルモデルチェンジをした16アリストにも受け継がれており、デザインはさらに日本車離れをした、ヘッドライトユニットが特徴であります。しかし、独特のデザインは、スポーティー、高級感、
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その全てを上手く両立しており、どの国産高級セダンにも被らない「個性」があります。挑戦的だけどもエレガントなデザインは、今でも十分に通用するデザインではないでしょうか?16アリストから、
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新たにスポーツグレードである「ベルテックスエディション」を展開し、ご紹介致しております、S300ベルテックスでは16インチメッキホイールが奢られ、当時純正でメッキホイールを装着している、
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車種はほとんどありませんでした。私個人の感想にはなりますが、V300ベルテックスエディション、17インチメッキホイールも悪くはないのですが、大人のスポーツセダンを考慮すると、S300の、
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16インチメッキホイールの方が落ち着きがあり、ジェントルにアリストを楽しむにはピッタリだと私は思います。なので、ベルテックスエディションではありますが、リアスポイラーはあえて装着致しておりません。
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スペックは2JZ、直6、3000cc、230PS、トルクは31.0kg-mを発生いたしております。直6エンジンならではの、滑らかなフィーリング、普段のドライブでも不満の無いスペックが特徴であります。
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足回りに関しましても、「スポーツサルーン」の名に恥じない4輪ダブルウィッシュボーン、誰もが安全にドライブ出来るように、当時ではマジェスタが世界初搭載となった、VSCをアリストにも採用し、
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高級車らしい先進装備であります。インテリアに目を向けると、当時ではまだまだ珍しいオプティトロンメーターを採用、14アリスト同様に、パッと見の高級感はありませんが、ギラつきが無く、抑えの効いた、
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「乗れば乗るほどに分かる。」しっかりと作られたインテリア。そして、何処かスポーティーなコクピットが、オーナー様をむかえます。とてもベースがマジェスタとは思えないのが、アリストの面白いポイントです。
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もちろん、後から装着したくても中々出来ない「ムーンルーフ」も装着しております。ボディカラーは、アリストのボディラインを楽しめ、ジェントルな雰囲気を醸し出す、シルバーメタリックをチョイスいたしました。
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入庫後、室内クリーニングはもちろんですが、ドアの隙間、ボンネットフード裏、エンジンルームなど、手の届く範囲内は、全てクリーニングをしております。ボディに関しましても、磨き業者様にお願いをし、
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ボディを全磨き後、目立つ傷などをチェックし、補修をいたしました。最後にガラスコーティングを丁寧に施工致しましたので洗車も楽になり、ボディの輝きも一層増しております。これが、「昭和基準」なのです。
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適当に仕上げた方がもちろん簡単ですが、「車が好き。」だからこそ、どれだけ綺麗でも、ここまで愛情を込めて仕上げをいたします。しかし、新車ではありませんので、常識の範囲内でお願いいたします。
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整備に関しましては、4万キロ台ではありますが、タイミングベルト、ウォーターポンプエンジンオイル、エレメント、パワステオイル、ブレーキフルード、ロングライフクーラントまで全て交換致します。
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そして車検時に、ファンベルト等のベルト類、足回りのブーツ類、ブレーキパッドの残量もチェックし2年もたないと判断しましたら 新品に交換致します。整備の土台をしっかりすることで、少しでもトラブルのリスクを
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減らしたいので、ここまで整備をいたします。しかし、ほぼ25年前の車なので、トラブルが起こる可能性は、もちろんですが高いです。車=壊れない。と言うお考えをお捨てになってから、ご検討頂けると幸いです。
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最後にお伝えしたい事があります。年式の古い個体なので、トラブルが起きた場合、オーナー様、自らが行動に移さないといけない可能性があります。年式の古い車を十分にご理解頂いてから、ご検討頂けると幸いです。