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”雪も走れる夏タイヤ”の実力をドライ/ウェット/スノー路面で徹底インプレッション

MICHELIN CROSSCLIMATE SERIES ”雪も走れる夏タイヤ”の実力をドライ/スノー路面で徹底インプレッション 夏インプレッション編

MICHELIN CROSSCLIMATE SERIES

シーズン毎の性能評価、比較の動画はこちら

TEXT:佐藤 久実 PHOTO:土屋 勇人/島村 栄二

夏タイヤ性能は徹底的にキープ!サマーシーズンでの優れた安全性能を実現

ドライ路面でもウェット路面でも、優れたブレーキング性能とハンドリング特性を発揮

一方、サマータイヤを由来としてとして開発されたのであれば、アスファルト路面ではより満足度の高い性能を見せてくれるのでは、という予想は早くも期待に変わっていた。走り出してまず驚いたのは、手応えがしっかりしていて、ステアリングを切ると微少舵角からちゃんと反応することだ。
レーンチェンジなどのわずかな操舵でもスッとクルマが動き、足元がヨレるような感覚もなければ、操舵に対するクルマの動きに遅れを感じることもない。

夏タイヤと遜色ない静粛性

また、ハンプ(路面の凹凸)の乗り越えなどでも突き上げはなく、すぐに収束するフラット感が好印象だ。ドライバーにとっては目線のブレがなく、快適性も保たれる。横方向も上下方向もスッキリした動きが特徴だ。
ワインディングのようにコーナーが続くような道も走ったが、ここでも反応の良さが光る。少ない舵角でライントレースができ、ドライバーの操舵に対してクルマが素直に動いてくれる。手応え、応答性ともにネガティブな要素は全く見られなかった。
また、ドライ路面の性能で気になるのがタイヤの静粛性だろう。シャーシャーと路面を叩くようなパターンノイズやロードノイズもサマータイヤ並み。クルマの中には風切り音など他の騒音もあるわけで、特別にタイヤのノイズが気になるというレベルではない。
雪道での性能も確保するため、サマータイヤよりコンパウンド(ゴム)の対応温度域は幅広いのにヨレ感もなく、むしろしっかり感があってステアリング操作への遅れもなく、しかもライフが長いのが自慢だという。

でも、一言で「サマータイヤ」と言っても、スポーツタイヤからコンフォート志向、エコタイヤまで様々あり、どの程度の性能なの?
という疑問もあるだろう。そこで今回、比較のために同じクルマで同じ道を、ミシュランのエコタイヤであるエナジーセーバーでも走ってみた。結果、全然負けていない。というか、40〜50Km/h走行時のノイズやコーナリング時の追従性はむしろCROSSCLIMATE+の方が好印象ですらある。
路面やクルマとのマッチングでタイヤの印象は変わるが、少なくとも今回の試乗コンディションにおいては、スポーツタイヤのパイロットシリーズほどではないが、エナジーシリーズとは同等、もしくはそれを凌駕するほどの性能と言える。

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