自由な移動の喜びと、豊かで持続可能な社会の両立をめざして。
ホンダは水素をエネルギーとし、CO2や排出ガスを一切出さない 「燃料電池自動車(FCV)」を究極のクリーンカーと位置づけ、1980年代後半から研究開発に取り組んできた。2008年には、燃料電池自動車として世界初の専用設計セダン「FCXクラリティ」のリースを開始。
そして2015年、東京モーターショーにおいて、ガソリン 車同等の使い勝手と燃料電池自動車ならではの魅力を高次元で融合したセダン「新型FCV(仮称)」を提案する。
ホンダ独創の技術により、市販車として世界で初めて(※1)、セダンのボンネット内に燃料電池パワートレインを集約し、大人5人が快適に座れる、ゆとりあるフルキャビンパッケージを実現した。
さらに、700km以上(JC08モード走行時、ホンダ測定値)の航続距離や、3分程度(※2)という短時間での水素タンク充填、高出力モーターが生み出す爽快な走りを可能にした。
また、外部給電用インバータとの組み合わせにより、非常時には“移動する発電所”として電力の供給も行える。
これからの時代が求めるパフォーマンスを凝縮した「新型FCV(仮称)」。新たなステージに進化 した一台が、燃料電池自動車の本格的な普及を加速させていく。
(※1)2015年10月現在。セダンタイプの燃料電池自動車として。
(※2)水素充填条件によっては、充填時間が異なる場合がある
エクステリアデザインは、“BOLD and AERO”をコンセプトに、 堂々とした車格を演出するワイド&ローボディーと、空力性能を追求した流麗なフォルムを融合。
セダンとしての美しさと、新たな時代を 駆ける一台にふさわしい先進性を求めた。さらに、フルLEDによ る薄くシャープな形状のヘッドライトや、空力性能とデザイン性を両立させた18インチアルミホイールを新採用している。
さまざまな車両に搭載できるコンパクトな燃料電池パワートレインの開発こそ、燃料電池自動車の本格的な普及につながる。ホンダはそう考え、燃料電池スタックや発電システムなどを大幅に小型化した。
燃料電池パワートレインを、V6エンジンと同等 サイズまでコンパクト化し、市販車として世界で初めてセダンタイプのボンネット内に集約した。
これにより、パッケージングの自由度を飛躍的に向上させ、大人5人が快適に座れるフルキャビンパッケージを実現するとともに、将来、複数の車種に展開することを可能としている。
ホンダ独自のWave流路セパレータをさらに進化させるとともに、セルの高出力化や薄型化など独創の技術を結集。従来比33%の小型化を実現した新開発Honda FC STACK。
燃料電池最高出力:100kW以上
燃料電池スタック出力密度:3.1kW/L
70MPaの高圧水素貯蔵タンクを搭載。
パワートレインの高効率化や走行エネルギーの低減により、燃料電池自動車トップクラスの航続距離700km以上(JC08モード走行時、ホンダ測定値)を達成した。さらに、水素タンクの充填が3分程度という短時間で完了するなど、ガソリン車と同等の優れた使い勝手を実現している。
独創のHonda FC STACKの高出力と、リチウムイオンバッテリーのパワーアシストを、高出力モーターによって駆動輪に伝達。
アクセルを踏み込んだ瞬間に、力強く加速。最高出力130kWのモーターはギアが変速せずにトルクを発生しつづけるため、発進から最高速度までなめらかに加速。さらに、ダイレクトなレスポンスで爽快なドライブフィールと高い静粛性も実現。
また、燃費と走りを両立させた「Normalモード」と、加速とレスポンスを重視した「Sportモード」を設定している。
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