ポップアップルーフを備える三菱アウトランダーPHEV「E:POP」なら、家族4人で車中泊ができる! 大容量のバッテリー搭載でエンジン停止時でも家電機器やエアコン利用が可能/西尾張三菱自動車販売 Vol.6
家族で車中泊ができ、走りも楽しいクルマが欲しい方にオススメ!
「目的地を決めずに出発して、気に入った場所で過ごしたい」「サーフィンや登山のために現地へ前入りしたい」などなど、時間に縛られず、思いのままに過ごすならば、車中泊は絶好の選択です。
そして車中泊といえば大きな居住空間のあるキャンピングカーを想像しますが、毎週のようにキャンプをするような人ではない限り本格的なものは不要かもしれません。
たとえば、こんな条件のクルマを探していませんか?
・家族3~4人で車中泊がしたい
・日常シーンでも使いやすく、ワインディングでも機敏に走るクルマがいい
・電気ケトル、電気毛布、冷蔵庫などが使える電源が車内にほしい
・エンジン停止時でもエアコンを使って快適に過ごしたい
これらを満たした車中泊仕様のクルマが西尾張三菱自動車販売の「E:POP」です。
同モデルは三菱 アウトランダーPHEVがベース。PHEV(プラグインハイブリッド車)とは、エンジンとモーターで走るHEV(ハイブリッド車)の一種で、外部からも充電できるクルマのことです。大容量のバッテリーを積んでおり、最大出力は1500Wなので、コーヒーメーカーや炊飯器、ヒーターなど消費電力の大きい100Vの家電製品が利用できます。
そして車内と繋がっているポップアップルーフを装備し、最大4人が就寝可能。ワインディングでも思いのままに走れる高い走行性能をもった1台です。当記事ではそんなアウトランダーPHEV「E:POP」について詳しくご紹介していきます!
アウトドア&車中泊に注力した三菱自動車の正規ディーラーだから安心して任せられる!
まずアウトランダーPHEV「E:POP」を販売する西尾張三菱自動車販売についてご紹介しましょう。
同社は、三菱 デリカD:5やエクリプスクロス、デリカミニといった三菱の新車を販売する正規ディーラーでありながら、デリカD:5にポップアップルーフを組み合わせた「D:POP」といったオリジナルパッケージ、車中泊やキャンプなどに使えるパーツの販売、けん引免許不要の超軽量トレーラー「Happier Camper」の取り扱いなどを行っている珍しいお店。キャンピングカーショーにもたびたび出展されているので、ご存じの方も多いはず。
こちらであれば、新車にカスタマイズパーツを装着したコンプリートカーを購入できるのはもちろん、メーカー&ディーラー保証にメンテナンス、車検、リセールまでフルカバー。安心して購入ができるお店です。
走りの楽しさと大容量バッテリーの便利さを併せもつアウトランダーPHEVがベース
続いてベース車であるアウトランダーPHEVについてご紹介します。
アウトランダーPHEVは、走ることの楽しさが凝縮した1台。20kWhという大型の駆動用バッテリーを搭載、日常使いではモーターを使って走り、発進時にストレスがない圧倒的な加速フィールが得られます。
アウトランダーPHEVには、2.4Lガソリンエンジンと前後それぞれに備わったモーターを組み合わせられています。駆動用モーターの最高出力はフロントが85kW、リアは100kW。通常走行時は前後モーターで走り、全開加速ではエンジンの力も加わるため、なめらかでパワフルな走りを実現しています。
アウトランダーPHEVは、エンジンとモーターを組み合わせたPHEVならではの3つの走行モードを備えています。
EVモード:駆動用バッテリーに蓄えられた電気を利用してモーターのみで走行します。
シリーズハイブリッドモード:上り坂や急加速など力強い走りを必要とする際に、エンジンの発電した電力を利用してモーターのみで走行します。
パラレルハイブリッドモード:前輪はエンジンの力とモーターの力を組み合わせて駆動、後輪はモーターで駆動をさせて走行。高速走行時などに高い走行性能を実現します。
日常シーンでは「EVモード」を使用し、モーターのみで走行します。加速時やバッテリー残量が少ない時には「シリーズハイブリッドモード」に切り替わりエンジンで発電をしながらモーターで走行。さらに高速域では、エンジンで走りながらモーターがアシストをして効率よく走れる「パラレルハイブリッドモード」を使用します。
用途にあわせてバッテリーの残量をコントロール可能
さらに、シフトノブの横に備わるEVのスイッチでも、4つのモードからバッテリー残量をコントロールできます。
NORMALモード:クルマが自動で制御し、バッテリーからの電力とエンジン発電による電力をバランスよく使用します。
EVプライオリティモード:できるだけエンジンをかけずにバッテリーからの電力を優先し、静かに走行します。
バッテリーセーブモード:バッテリー残量を維持するよう、エンジンの作動を調節しながら走行します。
バッテリーチャージモード:走行中でも停車中でも、エンジンによる発電で駆動用バッテリーを満充電近くまで充電します。
用途に応じてバッテリーの残量をコントロールできます。
路面状況や走行状況にあわせて最適なモードが選択可能
トルク配分を自在にコントロールできる三菱独自の電子制御4WDシステム「S-AWC」を搭載。常時4輪が最適に制御されており、さまざまな走行状態で4つのタイヤの性能をバランスよく最大限に発揮されるようになっています。
さらに路面状態や走行状況、ドライバーの気分に合わせて最適なモードを選べるドライブモードも備えています。シフトレバー付近に設置された大型のダイヤルを回すことでモードの選択が可能。各モードごとに前後駆動力配分やアクセルレスポンス、高い旋回性能をもたらす「AYC」などを専用にチューニングされ、さまざまな運転スタイルや走行シーンに最適化した7つのドライブモードが設定されています。
NORMALモード:さまざまな路面環境に幅広く対応する走行性能と燃費性能をバランスよく発揮します。
ECOモード:アクセルペダルのレスポンスを穏やかにし、経済的な走りをサポートします。
POWERモード:加速の力強さとアクセルレスポンスを最大限高め、パワフルな走行が可能です。
TARMACモード:後輪の駆動力配分を高めるなどの制御で旋回力を高め、ワインディングでキビキビと走ることができます。
GRAVELモード:砂利道や未舗装路などでトラクション性能を高め、加速時やコーナリング時の高い安定性を実現します。
SNOWモード:雪道などの滑りやすい路面でも安心感を高めてくれます。
このほか、アクセルペダルだけで加減速ができる“ワンペダル制御”に加え、回生ブレーキの強弱を手元のパドルシフトで行えるなど、多彩なドライブモードが楽しめるだけでなく、クルマを操る楽しさが詰まった1台になっています。
大容量のバッテリーを搭載
電気のみを使って走るBEVとは違い、電欠の心配がないのも魅力でしょう。
搭載する駆動用バッテリーは、満充電時のEV走行換算距離で約100km(JC08モード)走行可能。普通充電(AC200V/15A)ならば約7.5時間で満充電となり、三菱自動車の販売店やコンビニ、道の駅、高速道路のSAなどにある急速充電であれば約38分(80%までの充電)と素早く充電することが可能です。
この大型の駆動用バッテリーは車内のアクセサリー電源としても使用可能。エンジン停止状態でもエアコンや室内灯、オーディオなどが利用できます。
気になるのはバッテリーの容量でしょう。西尾張三菱がバッテリーの駆動時間をテストしたところ、ヒートポンプ式エアコン(Mグレード除く)では冷房18℃/暖房28℃の設定で8時間稼働したとのこと。一晩中快適に過ごすことができるほどの大容量というわけです。
ステアリング右下にあるAC電源スイッチを入れれば、車内中央にあるフロアコンソールとラゲッジルーム運転席側にあるコンセント(100V AC電源)から、持ち込んだ家電製品が使用可能。炊飯器や電気ケトルはもちろん、冬場であればヒーターや電気毛布を使うこともできます。最大出力1500Wと高い給電能力を持つので、ヘアドライヤーや電子レンジなども使用でき、車中泊ながら家と変わらない生活もできてしまいます。
燃料満タン時でエンジンでの発電を組み合わせれば、一般家庭で使う電力の最大約12日分の電力供給が可能。車中泊はもちろん、万一の停電や災害の際にも役立ってくれます。
ポップアップルーフがあれば、家族4人での車中泊が可能に!
ここからはアウトランダーPHEV「E:POP」の特徴であるポップアップルーフにフォーカスしていきましょう。
純正のアウトランダーPHEVは、大人2人+子ども2人で車中泊ができるほどのスペースはありません。しかし、ポップアップルーフを装備した「E:POP」であれば、家族4人での車中泊が可能です。
ポップアップの展開はとても簡単。車内からロックを外して、少し力を加えればダンパーによって天井が持ちあがるので、あっという間に展開完了。
長さ1820mm×幅1050mmのシングルベッドより広いスペースがルーフ上に現れます。大人1人あるいは子ども2人であれば、ゆったりと就寝可能です。
車内とポップアップルーフが繋がっているため、車内から移動ができるのはもちろん、シート座面から天井の一番高いところまでは約1900mm(ベッドキット装着時は約1740mm)もあり、車内で立つことができるため、着替えなどもしやすくなります。
テントにはウェットスーツなどで使われているネオプレーン素材を使用。断熱性能と防水性能が高い素材です。
テント/網戸/フルオープンという3ウェイのため、季節や天候に合わせて使い分けられます。オープンにすれば横になりながら星空の観察ができ、網戸にすれば虫の進入を防ぎながら風を通してくれ、テントにすれば外気を遮断して安眠を約束してくれます。
ポップアップルーフ格納状態の車体の全高は、アンテナを含めて約1920mmのため、立体駐車場や地下駐車場への入庫で困ることはありません。ポップアップルーフを展開しなければ、通常のアウトランダーPHEVと同じように使うことができます。
ポップアップルーフの最前部には、アウトドアシーンで役立つLED照明のオプションも用意。実用性の高さはもちろん、オフロードテイストあふれるビジュアルまで手に入れられます。
車内をフラットスペースにする使い勝手抜群の「E:BED II」も用意!
合わせて装着したいのが、アウトランダーPHEV専用に作られたオプションのベッドキット「E:BED II」です。「専用フレーム」「ベッドマット」「テーブル」の3つがセットとなっています。
純正ではセカンドシートの背もたれを前倒しにしても、フルフラットにはならずシート部分が斜めとなってしまいます。しかし、専用フレームによってマットがフルフラットになるよう調整されている「E:BED II」であれば、展開は簡単。背もたれを前倒しにし、ベッドマットを敷き詰めれば完成です。長さ1820mm×幅1100mmのフラットスペースとなり、2人の大人がゆったりと就寝できます。
セカンドシートは左右分割式になっており、片側でシートを使いながら、もう片側をベッドにすることも可能。乗車人数や荷物に合わせて、自由にレイアウトを変えられます。
ベッド展開時でも、2箇所に設置された100Vのコンセントがそれぞれ使用できます。
テーブルは後輪のタイヤハウス上部にある純正のトノカバーに設置します。就寝時に置き場所のないスマホやドリンクなどを置くスペースとして使えるので、車中泊の際に活躍してくれます。
プライバシーを守り、車内の暑さ寒さを防ぐマルチシェード!
車中泊に欠かせない、窓を覆ってくれるシェードもオプションで用意されています。
アウトランダーPHEVの窓の形に合わせて作られたマルチシェードの最大の特徴は、高い断熱性です。夏場には強い陽射しを反射して車内温度の上昇や紫外線から車内を守り、冬場には冷気を遮断して車内を保温します。さらに結露を抑える効果も期待できるというスグレモノです。
取り付けは窓ガラスに付属の吸盤部分を押しつけるだけ。取り外しの際は、吸盤裏についているフックを引っ張れば簡単に外せます。カラーは「シルバー/グレー」、「ブラッキー/グレー」「ブラッキー/ブラック」の3つから選択可能です。
西尾張自動車販売の本社「一宮末広店」に常時展示中!
“走る電源車”ともいえるPHEVのSUVに、ゆったりと家族4人が車中泊できるポップアップルーフを組み合わせた、アウトランダーPHEV「E:POP」。
大型の駆動用バッテリーと2.4リッター直4エンジンを組み合わせた走る楽しさと、その駆動用バッテリーを使い、エアコンやオーディオなどクルマの装備はもちろん、家電製品が使える“極楽な車中泊ライフ”を手に入れてはいかがでしょう?
アウトランダーPHEV「E:POP」は、愛知県にある西尾張自動車販売の本社「一宮末広店」に常時展示されています。またキャンピングカショーのイベントなどでも展示予定。先進の車中泊カーを、ぜひとも体感してください。
- 筆者 岡本 晃
- 元自動車雑誌編集者/編集長。現在は「オフィス・アヘッド」という屋号で、ライター/編集者として活躍している。自動車雑誌、カスタム系雑誌への寄稿が多く、関西エリアを拠点に活動中。ジャンルを問わず、面白いモノ・コトを掘り起こして執筆することに力を注いでいる。
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Brand Info - 西尾張三菱自動車販売
西尾張三菱自動車販売は、愛知県の三菱ディーラーで「一宮末広店」を構え、デリカD:5では全国区の認知度を誇る人気店です。三菱の軽自動車、デリカD:5、アウトランダーPHEVのオリジナル車中泊車・キャンピングカーの製作・販売を行い、ポップアップルーフの架装や、フルフラットベッドなどを独自で開発。代表車種は「DELICA D:5 D:POP 」「OUTLANDER PHEV E:POP」。キャンピングトレーラーの正規輸入代理店としてHappier Camper、Scampトレーラーの輸入・販売も行っています。