遊びのフィールドとクルマ旅を融合させた「オートリゾート in はぎビレッジ」がオープン。コンセプトは“オートキャンプ初心者でも気兼ねなく安心して泊まれる場所”/カリスマジャパン Vol.5

軽キャンパーを手がけるカリスマジャパンが展開するオートリゾートが誕生

Jumpie CALM/カリスマジャパン

オリジナルの軽キャンパーであるJUMPIE(ジャンピー)シリーズをラインアップしているカリスマジャパン。しかし、同社はただのキャンピングカーメーカーでは収まり切らない魅力的な取り組みを行っています。そのひとつが2023年7月にオープンするオートリゾートです。車中泊やキャンピングカーを気軽に楽しむためのソフト/ハード(軽キャンパーのプロデュース/オートリゾートの展開)の両面の充実に力を入れる同社の取り組みについて紹介していきます。

取材はプレオープン中の「オートリゾート in はぎビレッジ(茨城県高萩市横川1534−3)」で行われました(本格オープンは2023年7月15日)。茨城県最大のダムである小山ダム湖畔にある高台に設けられたこの施設は、周囲を山と林と湖に囲まれた爽快なエリア。施設もきっちり整備されているので、オートキャンプ初心者でもクルマで出かけてキャンプをする楽しさを気軽に体験できる施設になっています。

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「クルマ=移動手段では無く“人生を楽しむための道具”であることを広く知ってもらいたい!」

まずはオートリゾートを設置した思いについて、カリスマジャパンの代表を務める永岡さんに話をうかがいました。

「クルマを使って遊ぶことの楽しさをもっと多くの人に知ってもらいたいと思って、これまでもカリスマジャパンをやって来ました。私も若い頃からクルマのある生活に親しんできました。仲間と乗り合わせて出かけたり、海でバーベキューをしたり、時には仲間のガレージに集まって足まわりの交換を行ったり、ライフスタイルの中心にいつもクルマがありました。その楽しさを多くの人々に共感して味わって欲しいと思っているんです」

ライフスタイルの中にクルマがあり、クルマ=移動手段では無く“人生を楽しむための道具”であることを広く知ってもらうのが永岡さんの願いなのです。そこで計画したのがオートリゾートでした。

カリスマジャパン

「8年前に計画をはじめて、ようやく今年実現にまでこぎ着けました。クルマで行って楽しめるフィールドを作りたいという想いをオートリゾートに込めたんです。当社はクルマ屋なのですが、オートリゾートありきで色々なプロジェクトが進みました。そのひとつがキャンピングカーの製作です。オートリゾートに行くためには車中泊仕様のクルマやキャンピングカーなどの“旅ぐるま”があると良いよねと考えて、オリジナルキャンピングカーの充実にも取り組んできました」

ソフト面であるオートリゾートと、ハード面であるキャンピングカー開発を一体で進めてきたのもカリスマジャパンならではの発想です。単なるクルマ販売に終わること無く、遊びのフィールドとクルマを融合させて考えることで、クルマのあるライフスタイルを提案していけると考えたといいます。永岡さんはオートリゾートを体験することで「大げさに言えば新しい人生の扉が開きます! これまでオートキャンプなどに触れてこなかった人にもぜひ体験して欲しいですね」と語ってくれました。

コンセプトはキャンプ初心者でも“気兼ねなく安心して泊まれる場所”

続いて「オートリゾート in はぎビレッジ」について紹介していきましょう。

「オートリゾート in はぎビレッジ」は、小山ダム湖畔に4000坪の広大なスペースを持ち、オートキャンプのエリアは合計36区画されています。周囲にはアウトドア関連の施設も点在するため、さまざまな楽しみ方ができる場所であるのが魅力です。また常磐道の高萩ICからもほど近く、クルマでのアクセスも良いのも特徴です。

コンセプトは“気兼ねなく安心して泊まれる場所”とし、従来のオートキャンプ場のようにベテランキャンパーが自分たちでさまざまな装備を持ち込んで楽しむキャンプ上級者のスタンスでは無く、キャンプ初心者でも気軽に利用できる点を重視しています。

例えば食事は地元食材を使ったセットプランを用意。もちろん道具などもすべてレンタル可能で手ぶらで行ってもおいしい食事を楽しめる仕組みになっています。メニューには茨城県のブランドの常陸牛やローズポーク、地元の野菜などをふんだんに使い、これを食べるだけでも茨城への旅気分を盛り上げてくれる内容になっているのもこだわり。

施設内で楽しむのはもちろん、街中に出て遊ぶもよし! 自由なスタイルでクルマ旅を楽しもう!

カリスマジャパンカリスマジャパン

さらにトイレなどの設備も美しく、整備が行き届いた施設を用意。女性専用トイレやウォシュレットの完備など、女性からの評価も高い内容となっています。気軽に利用できる意味からも道の駅を思わせるライトな感覚がオートリゾートのイメージです。クルマで旅する目的のひとつとして、道の駅を経由地/目的地としていたのと同じようにオートリゾートがその役目を担うことになりそうです。

「施設内でバーベキューをして楽しむのももちろん良いのですが、クルマで街中に出て地元の食事を楽しんでから施設に戻って車中泊しても良いんです。“キャンプだから食事を作らないと”と構えること無く、自由なスタイルでクルマ旅を楽しむためのベースキャンプになるのがオートリゾートなんです」と、永岡さんは言います。

自治体とも協力して地元の活性化とも密接に関係するオートリゾート。周辺の観光情報なども発信するなど、まさに旅のベースキャンプとして利用するのにも絶好です。今後は茨城県内はもちろん、全国各地へオートリゾートを展開していきたいと永岡さんは考えているようです。

「オートリゾートをきっかけにしてクルマの遊び方に興味を持ってもらいたい」

カリスマジャパン

やってくるクルマも多彩なジャンルを想定しているそうです。本格的なキャンピングカーはもちろんですが、車中泊仕様のクルマ、さらにはノーマルのミニバンなども想定内とハードルは低いものに。

永岡さんは「純正シートをフルフラットにして車中泊する楽しさをまずは知って、そこで何が不足するのか、どんなクルマが欲しいのかを知ってもらうきっかけになれば良いかなと思っています。その中から車中泊仕様にDIYするユーザーがいたり、キャンピングカーにステップアップするユーザーがいるなど、オートリゾートをきっかけにしてクルマの遊び方に興味を持ってもらいたいんです」と言います。

カリスマジャパン

こちらの取材は「オートリゾート in はぎビレッジ」のテラスにチェアを出してインタビューを実施しました。そこで感じたのは“心地良さ”でした。なによりも車両騒音や工場、雑踏などの生活雑音がまったくありません。聞こえるのは風の音と鳥の声だけ。道路からは一本内側に入っているので外界との接点もまったく見えないのも良いところ。ここに居ると時間を忘れてクルマとアウトドアを堪能できそうです。

気軽にクルマ旅ができる仕様を徹底した軽キャンパー「JUMPIE(ジャンピー)」シリーズ

オートリゾートでの体験でクルマ旅や車中泊の楽しみを知ったユーザーが、次のステップとして注目して欲しいのが同社のオリジナル軽キャンパーである「JUMPIE」シリーズです。オートリゾートを発案した永岡さんがプロデュースしたキャンピングカーだけに、想いは同じ。過度な装備を詰め込むのでは無く、気軽にクルマ旅ができる仕様を徹底しているクルマ作りが多くのユーザーの共感を生んでいます。

ラインアップは「アクティブ」「リラックス」「カーム」の3種類。各モデルの特徴を簡単にご紹介していきましょう。

引き出し式のシンクを備えたベーシック仕様の「アクティブ」。シリーズの第1作として今も人気のモデルとなっています。

さらにシンクを使わないというユーザーに向けて割り切った仕様として設計された「リラックス」。こちらは車内で便利に使える85AhのサブバッテリーやUSB給電や12Vシガーソケット給電など電装関連の装備を強化しているのが特徴。車中泊にはもってこいです。

そして室内シンクを備えた「カーム」を用意。こちらは女性ユーザーの声を聞き、車内で朝の支度を調えるために歯磨き程度の軽い利用をカバーする小型のシンクを装備するのが特徴です。

いずれも、快適な車中泊やクルマ旅をサポートする機能を優先し、カッコ良くて乗りやすく、なおかつ車中泊でも便利という設計が「JUMPIE」シリーズの全車種のコンセプトとなっています。従来の軽キャンパーとは一線を画す、本当に欲しかった装備を備えたクルマ作りが“旅クルマ”としての魅力をアップさせています。

オートリゾートに来て、新しい人生の扉が開くのを実感して欲しい!

Jumpie RELAX/カリスマジャパン

カリスマジャパンではこのように、クルマで旅するベースキャンプとしてのオートリゾートの整備、さらには本当に欲しかった旅グルマである「JUMPIE」シリーズのラインアップ充実などを通じて、クルマで遊ぶ楽しさを多くのユーザーに知ってもらうことを実施中です。

「カリスマジャパンでは、これからもクルマを使って生活を豊かにすることを提案していきます。実際にクルマを使って遊んでみればその楽しさをわかってもらえると思うんです。そのひとつが軽キャンパーやオートリゾートの取り組みです。まずは車中泊やオートキャンプをやったことが無いというユーザーにオートリゾートに来て欲しいです。新しい人生の扉が開くのを実感してください」と、永岡さんは語ります。

オートリゾートの体験を入り口にするのも、同社のJUMPIEを選ぶことをきっかけにする場合でも、どちらからスタートする場合でもカリスマジャパンが思い描くライフスタイルに行く着くはず。クルマを使って生活を豊かにする遊び方をここからスタートさせてみませんか。

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オートリゾート in はぎビレッジ

カリスマジャパン

アクセス案内

常磐自動車道高萩インター出口を左折(下君田方面)。県道111号(高萩塙線)をしばらく道なりに進み、右手に高萩警察署若栗駐在所が見えたらその先のT字路を右折。グリーンふるさとラインをしばらく道なりに進み、1つ目の交差点を左折(手前に小山ダムの看板があります)。小山ダム物産所の奥に進み坂を下ると到着です。

所在地

〒318-0101

茨城県高萩市横川1534-3

営業時間

通年営業

サイト環境

芝/土/砂

お問い合わせ

メールアドレス:autoresort5858@gmail.com

電話番号:070-3132-5858

筆者   土田 康弘
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Brand Info - CARISMA-JAPAN(カリスマジャパン)

『クルマでもっとHAPPYLIFEを!』がコンセプトのCARISMA-JAPAN(カリスマジャパン)。『クルマのある愉しいライフスタイルを提供すること』をポリシーとし、軽キャンパーのプロデュースやオートリゾートを計画するなど、ユーザーに愉しいを提供できるよう積極的に活動する。主にキャンピングカーの販売、整備、特にドレスアップの提案に力を入れている。

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