コンパクトなボディに充実したリビングスペースを搭載したミニバンキャンピングカー「アンナ・モデルM」&「アンナ・モデルL」|AtoZ【Vol.3】
使い勝手がいいコンパクトキャンパーとして大好評のアンナに2モデル追加
日常使いもできる乗用車サイズのキャンピングカーとして、注目を集めている「AtoZ(エートゥゼット)」の「Anna(アンナ)」シリーズ。そのラインナップにハイルーフ仕様のアンナ・モデルMとロールーフ仕様のアンナ・モデルLが加わった。
AtoZ企画のVol.3となる今回は、乗用車感覚で使えるアンナ・モデルMとアンナ・モデルLを一挙に紹介。カジュアルなキャンピングカーライフを送りたい方に耳寄りの情報をたっぷりお届けしていきます!
安全装備などが充実したボンゴバンかタウンエースがベース
アンナ・モデルMとLのベース車はマツダ ボンゴバンを設定。またAtoZではトヨタ タウンエースもオプションで選べるようにしている。実はこの車どちらもダイハツ グランマックスのOEMで、エンブレム以外全く同じなのである。
スペックは1.5Lガソリンエンジンの4AT。2WDと4WDが選べ、衝突回避支援システムやアイドリングストップなど先進技術が標準装備されている。
アンナシリーズの共通点は前向き5名乗車が可能な乗用車サイズキャンピングカー
アンナ・モデルMとアンナ・モデルLについて触れる前に、まずはアンナシリーズの共通点を紹介していこう。
現在3モデルをラインナップするアンナシリーズは、いずれも前向き5名乗車が可能なコンパクトクラスのバンコン(ワンボックス車やミニバンをコンバージョンしたキャンパー)だ。
照明や水道、冷蔵庫、各種電源などの電気設備も充実しており、セカンドシートはAtoZオリジナルシート「A-SMART」を採用。
このシートは座面を動かす事で「ドライブ・リビング・フラット」の3つのモードに展開できる。
「アンナ・モデルN」を取り上げたVol.1でもその詳細を解説しているので、ぜひそちらもチェックしてみてほしい。
ちなみに、Vol.1で「アンナ」として紹介しているが、今回のアンナ・モデルMとアンナ・モデルLのリリースにより、従来のアンナを「アンナ・モデルN」に改称。従来のアンナは日産のNV200をベースにしているので、モデル名に「N」が加えられたというわけだ。
さらにアンナシリーズの内装は、今回のリニューアルによって新しいコーディネートに生まれ変わった。詳細は下で紹介する。
オリジナルハイルーフが特徴のハイト系バンコン「アンナ・モデルM」
2021年2月にリリースされたアンナ・モデルMは乗車定員5名、就寝定員が大人2名、子供2名。8ナンバー登録のキャンピングカーとなる。
フラットモード時のベッド面積は2080×1020~1200mm。乗用車のボディサイズでこんなにも広々としたベッドスペースが確保できるのは、エンジンを運転席と助手席の下に搭載した新型ボンゴ バンをベースにしているからこそといえる。
オリジナルハイルーフによって実現した開放的な室内空間も、アンナ・モデルMの特筆すべきポイントだ。最高部の室内高は1760mm。標準的な身長の方であれば、リビングモードに展開した際に直立できるだろう。
純正より全高が370mmも増したハイルーフ部の側面には大容量の荷室が備え付けられており、荷物の多い家族キャンパーでも安心。
また、純正より全高が370mmも増したハイルーフ部は、マット7枚を広げるだけで完成するチャイルドベッドを装備。このベッドは1250×1750mmの広さがあるので、子供2名が快適に就寝することができるだろう。
ロールーフで街中も便利な「アンナ・モデルL」
駐車場や使用環境の都合上、高さのあるキャンピングカーを選択できないという方におすすめなのがアンナ・モデルLだ。
就寝定員が大人2名のアンナ・モデルLは4ナンバーのキャンパーとなる。フロア部分の設備はモデルMと共通だ。乗用車と変わらない感覚で乗りたい場合はこちらがオススメだ。
セカンドシートの仕様はアンナ・モデルMと共通だが、室内高は純正のまま。セカンドシートをドライブモードにすれば、乗用車と変わらない感覚で普段使いできるだろう。
インテリアコーディネーターによる2つの内装プラン
アンナシリーズは2種類のインテリアをラインアップしており、どちらもインテリアコーディネーター「MAKO」さんによるもの。日本語で「幸せを意味する「LYKKE(リュッケ)」というコンセプトで家具をコーディネート。
温かみのあるナチュラルウッド調の「A-style」と、明るいホワイトウッド調の「B-style」。どちらもIKEAなどでもおなじみの飽きのこない温かみのある北欧家具をイメージ。ご本人が動画で紹介しているので確認してみて欲しい。
理想とするキャンピングカー像があるのならAtoZにご相談を!
今回紹介したアンナシリーズをはじめ、AtoZのキャンピングカーはさまざまなオプションを用意しているので、必要に応じて選べば、自分の好みのスタイルに仕上げることができるだろう。
キャンピングカーを購入する際は、家族構成や条件、ガレージの環境など、あらゆる要素を加味して検討する必要がある。理想とするキャンピングカー像があるのなら、ぜひAtoZに相談してみてはいかがだろうか。
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Brand Info - アンナ
AtoZ(エートゥゼット)とは?
株式会社エートゥーゼット(AtoZ)は埼玉県春日部市に拠点を構えるキャンピングカーメーカーで、設立から30年を超える老舗。トラックベースのシャシーに専用の居室を架装するキャブコンの他、ワンボックスタイプのバンをコンバージョンしたバンコン、コンパクトなエントリーモデルなど、さまざまなタイプのキャンピングカーを展開。これらAtoZのキャンピングカーは、本社である春日部本店、直営の鈴鹿店、大阪店の他、全国各地の14の販売店で取り扱いがある。
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