梅雨の時期も安心感をもって走れるオールシーズンタイヤ「セルシアス」その実力をテストしてみた[雨の日編]/TOYO TIRES(PR)

1年を通して使うならスタッドレスよりオールシーズンタイヤがいい

コロナ禍の行方は依然として不透明だが、自宅の中だけに篭っていると気分は晴れない。今のような状況で便利なのがクルマだ。混雑した場所を避けてクルマで出かければ、感染のリスクを低く抑えながら、外出の開放感を味わえる。

そこでドライブに出かけるためのメンテナンスを考えると、タイヤ交換が必要なユーザーもおられるだろう。この時に注目されるのが、進化したオールシーズンタイヤだ。文字通り四季のすべてに対応できる性能を備える。高速道路において、冬用タイヤ規制が実施されている時でも通行可能だ。

その一方で乾燥した通常の舗装路面、あるいは降雨時の濡れた路面でも、十分なグリップ性能を発揮する。冬用のスタッドレスタイヤを1年を通じて履き続けると、濡れた舗装路面ではグリップ力が不足しやすいが、先進のオールシーズンタイヤであれば安心だ。

この代表がトーヨータイヤのオールシーズンタイヤ「セルシアス」になる。2015年から使用環境の厳しい北米や欧州に投入され、十分な実績を積んだ後、2019年から日本国内の販売を開始した。2020年にはサイズの選択肢も充実させ、今では14インチから18インチまで幅広くそろえる。

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雨天でも路面の状況がよく伝わってくるから安心感が高い

晴天時の舗装路面におけるテストドライブの結果は、2021年5月27日に掲載した。そこで今回は、濡れた舗装路面での走行性能をチェックした。前回と同様、セルシアスを先代VW(フォルクスワーゲン)ポロに装着している。

まず舗装路におけるグリップ性能(路面をつかむ性能)は、雪道をカバーしない夏用タイヤに比べると少し低下するが、実用的には十分な性能を備える。特に冬用のスタッドレスタイヤに比べると、濡れた路面のグリップ力は明らかに高い。

セルシアスの運転感覚で注目されるのは、タイヤが路面をどの程度までグリップしているかを、ドライバーがステアリングホイールを保持する掌を通じて分かりやすいことだ。

ひとことで濡れた路面といっても、雨水がデコボコに溜まっている状態、舗装路面の摩擦、直線路かカーブかによってグリップ力も変わる。セルシアスでは、その様子が分かりやすいから安全性の高い運転に繋がる。

例えばデコボコが大きいために雨水が深く溜まり、路面の摩擦も低く滑りやすい時は、カーブの曲がり始めにステアリングホイールを回しても手応えが乏しい。路面からの反力がスルッと抜ける印象があるから、グリップ状態の甘さも即座に分かる。

逆に路面が濡れていても水はあまり溜まっておらず、相応にグリップしている時は、タイヤの路面をつかむ様子がステアリングホイールを通じて掌に伝わってくる。

この時は、ちょうどドライバーが掌の感覚でタイヤの表情を見ているような気分になった。「今のタイヤは、ちょっと不安を感じているかな」と思ったら、カーブの後半に差し掛かってもアクセルペダルをあまり踏み込まない。一定のアクセル開度を保ちながら、万一進路が乱れた時に備えて、修正操舵を行う心の準備もしておく。

逆に「今はタイヤに余裕があって安心している」と感じたら、若干加速しながらカーブを抜けても良い。

グリップ性能はもちろん高い方が好ましいが、安全性を向上させる上でさらに大切なのは、ドライバーに路面状態を的確に伝えることだ。セルシアスはこの機能が優れているから、危険に近寄らない予防的な運転を行える。

また雨の日に下り坂のカーブでブレーキを掛けるなど、危険を避ける操作を行うと、どのクルマでも挙動が不安定になってタイヤが微妙な横滑りを生じる。セルシアスは、この時の挙動変化も穏やかだ。横滑りが唐突に発生するタイヤは、運転操作が難しい状態に陥りやすいが、セルシアスではグリップ力が少しずつ下がり始める。ドライバーも慌てることなく、落ち着いて対処できるから安心感も高い。

この運転感覚であれば、ドライバーは車両との一体感を得やすい。そうなれば運転の楽しさも盛り上がる。

雨の日でも楽しく安心感をもって走れるセルシアス

TOYO TIRES

冒頭で述べた通り今はコロナ禍の影響で自由な外出が制限されているため、クルマで移動する時には、梅雨の時期でも運転の楽しさを満喫したい。セルシアスは、オールシーズンタイヤでありながら、運転を楽しみたいクルマ好きのニーズも満たしてくれる。

特に降雪地域の場合、最近は季節外れの大雪に見舞われることもある。夏用タイヤとして、オールシーズンのセルシアスを装着することも考えたい。

次回は少し先になるが、雪道での走りを試してレポートしようと思う。

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筆者   渡辺 陽一郎
1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。
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