「自分だけのハイエース」を叶える! 自動車内装専門店のフルオーダー制・フルカスタムの魅力とは|Cool Art【Vol.2】
ハイエース向けパーツの豊富なラインナップ&ハイクオリティなフルカスタムが魅力
B-Craft株式会社が運営する「Cool Art(クールアート)」は、自分だけの内装を求めて全国からオファーが届く自動車内装専門店だ。
前回のVol.1では、ユーザーの“叶えたいもの”を実現するCool Artのポリシーや、製作の進め方、オーダーに対応してくれる辰巳代表についてご紹介をした。
Vol.2の当記事では、Cool Artで人気のトヨタ ハイエース用の内装パーツにフォーカスをあて、ラインナップや製品クオリティ、フルオーダーによる自由度の高さについてお伝えする。さらにCool Artのデモカーをお見せしながら、フルカスタムの実現可能な例もご紹介していこう。
フルオーダーで自分だけのハイエースを作り上げたい、こだわりの内装を実現したいという人は必見だ。
ユーザーの使いやすい・こだわりに応えるハイエース用の人気アイテムを用意
Cool Artでは、ユーザーが選びやすいようにと、カスタムのベースとなる基本商品が用意されている。
それらは“お客様の理想に少しでも近づけるため”にと、ユーザーの好みのカラーが選べたり、使い勝手に合わせた加工ができるなど、フルオーダー制で注文を受ける。
フロントコンソール
フロントコンソールは、運転席・助手席の間に設置された純正コンソールから交換するアイテムだ。
純正のコンソールボックスは、アームレストとして使用しにくいと感じている人も多い。Cool Art製品は、どれも座る人にとって最適な位置にアームレストが設置されている。
バリエーションも豊富で、アームレストをスライドできるタイプや、シンプルだがA4サイズの書類が収納できるタイプなど、自分の使い方にマッチしたアイテムが見つかるはずだ。
どのモデルも、使い勝手や収納力を向上させることを重視してデザインされている。さらにタバコホルダーを追加したり、カップ式灰皿を置きたい人ならカップ数を増やすなど、ユーザーの要望に応えて形状も変更できるのだ。
先に述べたように、フロントコンソールの基本商品は多数のバリエーションがあるので、オフィシャルサイトの基本商品ラインナップをチェックしてほしい。
フロントカップホルダー
フロントカップホルダーも人気のアイテム。フロントコンソールと同様に、ユーザーの使用するスマホにあわせて、スマホホルダーのサイズや数の変更などが可能だ。
さらに素材変更などのカスタムもできる。例えば、毎日ガンガン使うので傷がつきにくい素材を選びたいという要望があったとする。その場合は、繊細な合皮の部分をメラミン化粧板の表面に加工し直すなど、仕上げ材の変更も提案してもらえるのだ。
シートカバー・シート張替え
シートカバーは、基本の約60色より選択でき、こだわり派のためにフルカラーオーダーにも対応している。また、生地をスウェード調に変更したり、刺繍を入れたりと自在にアレンジが可能だ。
さらにシート張替えも対応している。純正シートはもちろん、ハイエースで人気のレカロのバケットシートなども張替えが可能だ。
車内のイメージを決める重要なアイテムだけに、思いのままに製作できるCool Artは、こだわり派にとって貴重な存在だろう。
セカンドテーブル
セカンドテーブルは、フロントシート裏のデッドスペースをテーブルとして有効活用できるアイテムで、ハイエースでは人気のカスタムパーツだ。
Cool Artのセカンドテーブルは、リアシートを利用するユーザーが中央の大型トレーに小物を置いたり、オットマンとして利用できる仕様だ。また、置き場に困るティッシュなどの小物も収納でき、コンビニ袋を掛けるフックなども完備しているなど、使い勝手もバツグン。
こちらの取り付けには運転席・助手席のシートレールのボルト穴を利用するため、ボディへ穴をあける必要はない。バックルで簡単に着け外しができるようになっているので、車両のメンテナンス時も安心だ。
ベッドキット
Cool Artのベッドキットはワンオフでデザインする。
もちろん決まった荷室のサイズがあるから、標準寸法こそあるものの、仕事、釣りなどのアクティビティ、道具・遊びのツールの収納…などをユーザーの利用目的にあわせてレイアウトしていく。
ベッドキットのデザインにおいてCool Artが大切にしているのが、フルオーダーならではの“見た目のインパクト”だ。特にロゴの入れ方や配色の仕方にはこだわっている。
そして機能面や頑丈さにも注力している。元大工の棟梁だった辰巳代表らしく、使用する素材や構造、精度についてはこだわりが強い。
「ベッドキットが壊れて遊んでいた子供が落ちてしまうとか、走行中にギシギシと不愉快な異音がするというような心配はありません」
と言い切るほど、Cool Artベッドキットのクオリティには自信があるという。
またワイドボディのワゴンGLであれば、スペースも十分なので多彩なレイアウトも可能だ。例えば、ワンアクションで就寝スペースを延長できるなど、ユーザーの使用用途にあわせて機能を追加することもできるという。
カラーオーダーは無料 全国発送も可能
Cool Artすべての商品は、普通ならば別途料金が掛かりそうなカラーオーダーまで無料で対応している。
各アイテムのカラーを合わせることが可能なので、好みのカラーを使って統一感を出したい人はCool Artがオススメだ。
紹介してきた基本商品は全国発送もしているので、Cool Artのある奈良まで行かなくても購入できる。
「欲しかった」を実現するため、イラストを用いて細部まで要望をすり合わせる
Cool Artでは、すべて辰巳代表がオーダーを受けている。電話やメールにて辰巳代表が要望を聞き、それをイラストとして起こし、ユーザーにメールを送ってイメージを共有する。
そしてユーザーはさらに要望を書き込んだものをメールで送り返すなど、何度もやり取りをしながらパーツを造り上げていく。
「お客様と丁寧にやり取りをするため時間が掛かりますが、『欲しかったのはコレ!』と満足してもらえるのが、Cool Artの存在意義だと思っています」と辰巳代表。
ユーザーの叶えたいものを実現するために、時間と手間は惜しまないというポリシーなのだ。
カスタムイベントで輝く1台に! こだわり派にも満足度の高いフルカスタム
続いて、Cool Artが得意とするフルカスタムについて紹介していこう。
Cool Artでは“カスタムイベント請負人”と言ってもらえることを目指して、フルカスタムには特に力を入れている。
ハイエースをフルカスタムする場合、フロントコンソールやカップホルダーといった基本アイテムに加え、Cool Artが得意とするLEDを用いたライティング加工、フロントドア、天井、床などの内装パーツをワンオフ制作していく。
なかでもCool Artが力を入れているのは、下記の3つだ。
・内装の造形作り
・オーディオメイク
・LEDライティング
例えば、LEDを仕込むための下地作りや、ライティングで使用するアクリルの厚さを計算して化粧リングを入れる…など、どれもが美しく成立するように、完成形を逆算しながら設計・製作をしているという。
それでは、ハイエースのデモカー2台を用いて、フルカスタムの一例を紹介していこう。
アメリカンポップなインテリアカスタム
1台目のデモカーは、アメリカンポップなテイストで楽しくコーディネイト。フロントシートはハイエース純正の背もたれ部分をカットしてローバック化。リアシートにはトヨタ ノアの純正シートを流用して装着。それぞれ柔らかいトーンのグレーとベージュのファブリック(家庭用ソファの生地)で張り替えられている。
目を引くのは、グラフィティが施されたピラーやリアドアのパネル。大量にステッカーを貼るステッカーボムと呼ばれるカスタム手法を、インテリアで再現している。
とか。
カスタムイベントで大注目されたハイエース
次に大阪オートメッセ2020でお披露目をしたデモカーを用いて、技術力の高さをお伝えしよう
大阪で開催されているカスタムカーイベント、大阪オートメッセ2020でお披露目されたのが、CoolArtの総力を結集して製作されたデモカーだ。純正部分は皆無と言えるほど、徹底的に手が入れられた内装には驚くばかり。スピーカーやアンプ、モニターが立体的にインストールされた後部の造形は見事。
また、ショーカーで派手に見えるが、各種のスイッチ類やメーターなどの操作系を移設するなど、使い勝手もしっかりと考えられている。
CoolArtが得意とするLEDを用いたライティング加工や、オーディオ、そしてワンオフで制作された内装パーツなど、フルカスタムにおけるクオリティの高さをお伝えできたはずだ。
気合いの入ったフルカスタムだけではなく、ライトなカスタムや取り付けも相談OK
フルカスタムを真摯にこなすCool Artだが「小さなことでも気軽に相談してほしいです」と、辰巳代表。カスタムに挑戦してみたいというエントリーユーザーにも広く扉を開いている。
また、ドライブレコーダーやETC、カーナビの取り付け、オーディオの交換・増設などでも遠慮なく相談してほしいとのこと。そこから、内装にもっとこだわりたいという方には、相談にのりながら「叶えたいもの」を形にしていきたいと考えているようだ。
今回はCool Artで扱うことの多いハイエースに焦点を当て、基本商品のラインナップや、フルオーダーによるカスタムの自由度の高さ、製品クオリティについてお伝えした。
Cool Artでは、得意とするハイエースやNV350キャラバンだけではなく、自動車であればすべてのジャンルの内装カスタムに対応したいと考えているとのこと。
連載3回目となる次回は、辰巳代表が「ずっとやりたかった」という軽バンのスズキ エブリイを例にカスタムイメージをご紹介しよう。
- 筆者 木村隆之
- 自動車カスタム誌編集長を経てフリーランスへ。多くのドレスアップカーやカスタムシーン、アフターパーツを取材し、ウェブ・雑誌媒体に寄稿。アウトドアやキャンプ好きで、自ら改造した軽バンでキャンプに出掛けることも。
- カメラマン 年岡 尚利
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Brand Info - Cool Art
Cool Artは、こだわり抜いた自分だけの内装を求めて、全国からオファーがひっきりなしに届くフルオーダー制の自動車内装専門店。ハイエースやNV350キャラバンなどの内装制作を得意とするが、すべての車両のカスタムに対応。フルカスタムに限らず、ナビやETCの取り付けといったライトカスタムの相談も可能。
Corporate Profile
企業名:B-craft株式会社
郵便番号:634-0812
住所:奈良県橿原市今井町3-10
TEL:0744-35-3363
営業時間:10:00~20:00 月曜定休
オフィシャルサイト:こちらから