輸入ディーゼル車のマフラー音・ファッション性・パフォーマンスが向上する「ディーゼレックス」【ARQRAY(アーキュレー)Vol.3】

ディーゼル車向けの新型マフラー「Dieselex(ディーゼレックス)」

Exエンヂニアリング アーキュレー

日本国内で正規販売された主要な輸入車は網羅するといえるほど、膨大な数の車種別専用マフラーを取り揃える「ARQRAY(アーキュレー)」。そのラインナップに、新シリーズの「Dieselex(ディーゼレックス)」が加わった。

ディーゼレックスは、その名の通りディーゼルエンジン搭載車向けに設定されたマフラーシリーズ。2019年12月時点では、BMW X1 xDrive 18d用と218d アクティブツアラー用をラインナップしている。F60ミニ・クロスオーバーのディーゼルエンジン搭載車用も近々リリース予定だ。

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BREX社製「CODE PHANTOM(コードファントム)EX」を追加可能

ディーゼレックスの注目点は、BREX社製の「CODE PHANTOM(コードファントム)EX」をオプションとして追加できることだ。

ディーゼルエンジンは、トルクフルな出力が魅力だが、残念ながらマフラーの音はいまいち。ディーゼル感のあるゴロゴロとしたサウンドの車両が多い。アーキュレーのディーゼル用マフラーは、そのいかにもなディーゼルサウンドを心地よいものに変化させてくれる。その上で、コードファントムEXを追加して、サウンド自体を楽しむという提案だ。

コードファントムEXは、ハイパフォーマンスなガソリンエンジンのマフラー音を自在にコントロールして楽しめる疑似エキゾーストサウンドシステム。フロアの下に装着する完全防水のカーボンスピーカーから、リアルなエキゾーストサウンドを発生させる。操作は専用アプリをインストールしたスマートフォンやタブレット端末から可能。ドライバーの気分に合わせて、走行時の音量はもちろん、音質、アイドリング音量、エンジン始動音長をカーソル操作で調整できる。設定はメモリーでき、車内のBCボタンによる切り替え操作もできる。

サウンドは8つバリエーションを用意。「アウディ疑似」「マセラティ疑似」「BMW疑似」「V8」「直列2気筒」「アウディ疑似2」「V12」「マスタング疑似」からセレクトできる。

コードファントムEX自体は車種やグレードによって取り付けできないケースもあるが、ディーゼレックスは取り付け用のステーが一体になっているので、ボルトオンで装着できる。

コードファントムEXを追加したディーゼルエックスのサウンドは、下の動画でチェック可能。見事にガソリンエンジン車のマフラーサウンドを再現していることをお分かりいただけるだろう。

テールエンドを3タイプからセレクトできる

また、ディーゼレックスではテールエンドを好みに合わせてセレクト可能。テールエンドが差し込み式になっており、ステンレス、チタン、カーボンの3タイプからチョイスできる。排気管の突出に関する規制をクリアしたデザインとなっているので、いずれのテールエンドも車検に対応している。

リアバンパーとのフィッティングも申し分ない。X1 xDrive 18dも218d アクティブツアラーもリアバンパーが純正マフラーのテールエンドに沿った形状にデザインされているが、ディーゼレックスも同様の造形としているので無加工で装着できる。チョイスしたテールエンドの独特な素材感がスタイリッシュなリアビューを演出してくれる。

マフラーは加速騒音規制をクリアした安心の車検対応

もちろん、ディーゼレックスも2010年に施行された「加速騒音規制」に対応。X1 xDrive 18dも218d アクティブツアラーも加速騒音レベルを82dB以下に抑えなければいけない規制の対象になるが、ディーゼレックスはこの新基準をクリアしている。安心の車検対応だ。その上で、排気効率、レスポンスの向上を可能にしている。メイン素材に最高級SUSステンレスを使用しているので、軽量化という面でのメリットも大きい。

ディーゼルの輸入車用マフラーを続々とリリース予定

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ガソリン車よりもマフラーによるチューニングのメリットが小さいと思われがちなディーゼルエンジン搭載車だが、アーキュレーのディーゼレックスであれば、サウンド、ファッション性、排気効率、レスポンスの向上が実現する。

現在ラインナップしているX1 xDrive 18d用と218d アクティブツアラー用の他、F60ミニ・クロスオーバーのディーゼルエンジン搭載車用のリリースを予定しているディーゼレックス。市場の動向に合わせて対応車種の拡大を検討していくとのことなので、ディーゼルエンジンのマフラーに物足りなさを感じている方もぜひアーキュレーの今後の展開に期待してほしい。

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筆者   井口 豪
1975年4月29日生まれ。血筋は九州だが、出身は埼玉県。タウン誌編集部や自動車雑誌編集部勤務を経て、2004年にフリーライターに転身。多彩な趣味を持つウンチク好きの性分を生かし、自動車関連、ファッション、スポーツ、ライフスタイル、医療、環境アセスメント、各界インタビューなど、幅広い分野で執筆活動を展開する。2022年には令和3年度行政書士試験に合格し、東京都行政書士会に登録。「行政書士いのくち法務事務所」で行政書士業務もこなすマルチ法務ライター。
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Brand Info - アーキュレー

「ARQRAY(アーキュレー)」は自動車用スポーツマフラー製造会社のEx-Engineeringが展開する輸入車専用マフラーブランド。1999年の設立以来、膨大な数の輸入車用マフラーを開発し、国内の自社工場で製造してきた。プロダクツはすべて車検対応。その上で、排気効率、サウンド、ファッション性など、さまざまな要素を向上させることをポリシーとしている。最高級SUS304ステンレスや軽量チタン材をはじめとする厳選素材を使用し、熟練の職人によって組み上げられる製品は、海外からも高く評価されている。

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