高性能エアサスで30系アルファード/ヴェルファイアを思い通りの車高&快適な乗り心地に! 国産エアサスメーカー老舗ACC【Vol.1】

ロースタイル・実用性どちらも手に入れるならエアサス!

スイッチ操作で瞬時に車高が変化するエアサス。ドレスアップを極めるならいつかは装着してみたい憧れのアイテムではないだろうか? エアサスを導入することで、思い通りの高さへ自由自在に車高を下げることができ、イベント会場では地を這うようなロースタイルなんてことも実現できる。

エアサスのもう一つのメリットは“実用性がある”という部分だろう。ロングドライブ時には適度な車高に調整し、快適性を高めることが出来たり、無段階スイッチで車高をコントロールできることで、ロードサイド店舗の駐車場に入る際でも楽に段差を乗り越えることができる。エアサスを装備すればスタイルと快適性の両立が可能になるのだ。

しかしバネサスに比べて敷居の高いイメージを持つ人が多い。それゆえにどこのメーカーのエアサスを選ぶべきなのか慎重になってしまい選べないという人も少なくないはず。そんな人にもオススメできる“間違いない”エアサスがある。それはACCの高性能エアサスだ。

ACCについてVol.1~Vol.3の3記事で連載をし、ACCのエアサスを選ぶべき理由やエアサスのバリエーションなどを紹介する。購入を迷っている人の後押しやエアサスを良く知らなかった人が興味を持ってもらえれば幸いだ。

Vol.1の前半では「車高を思い通りに下げたい」「信頼性の高いエアサスを装着したい」という人にオススメしたいACC製品について、そして後半では人気の30系アルファード/ヴェルファイアについて特集していく。

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エアサスといえばACC 「ユーザーから選ばれ続けてきた理由」とは

20年以上前からエアサス製作を行っておりノウハウを持っていること

エアサスといえばACCと言われるくらいに、20年以上の歴史を持つ国産エアサスメーカーの老舗だ。エアサス発祥の地であり、ドレスアップ本場のアメリカからエアサスの部品を取り寄せ、国産車用エアサスを製作していたのだ。そしてホンダ ステップワゴンを皮切りにミニバン/Kカー/セダンなど製作を重ね、今では約500車種にもおよぶラインアップがされているのだ。

そして本場アメリカにACC USAも設立し世界に展開するほどに! また長年培ってきたエアサス製作のノウハウを活かし、ワンオフ品や旧車用に対応してくれることもACCがユーザーやショップから支持されている理由だ。

信頼のおける最新のアイテムを使用

ACC

ACCでは開発を行う際にクルマの足回り系統の細部を計測した後、車高、ストローク量、走行性能などすべてのバランスを考慮し、ダンパーとエアバックを採用する。ダンパーは日本が誇るダンパーメーカー“KYB”の減衰力調整機能を持たせたもの、エアバックには信頼性の高い“ブリヂストン製”あるいは米国の老舗ゴム・タイヤメーカーである“ファイアーストーン製”だ。コンプレッサー、エアタンク、スイッチ類なども、信頼のおける最新アイテムを使用し、高性能なエアサスを作り上げている。

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信頼性重視の機械式4輪独立コントロールを全車種標準で採用

エアサスには電磁弁と機械式の2種類があり、電磁弁はボタン操作などで電気信号を送り、開け閉めをする電子制御だ。空気流量が多い電磁弁は調整スピードは早いものの、微調整が難しいというデメリットもある。

機械式は仕組みがシンプルゆえにトラブルや故障が少ない。そして空気流量が多くないゆえに、スピードは電磁弁に劣るものの車高の微調整は行いやすい。ACCのエアサスは全車種標準で信頼性の高い機械式を採用している。

リモコンやメモリー機能を装着したい人はオプションである電磁弁を組み込む必要がある。この電磁弁とリモコン・メモリー機能等についてはVol.2で紹介する。

ロールが起こりにくい「4輪独立」とは

ACC

4輪独立とはエアサスペンションのエアーホースが4輪それぞれに配管され、スイッチで1輪ずつエアー圧をコントロールする仕組み。

4輪独立の配管は、走行時のロール発生の原因になる左右へのエアーの流れによる車高の傾きを押さえ、走行性を良くすることができる。さらに乗り心地を決める際のエアー圧の微調整も簡単におこなえるので、左右の車高補正も可能になるのだ。

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目的に合わせた2種類のエアサスシステムから選べる

エアサスキットのラインアップは、純正車をベースにボディ構造の限界(アームロック)までローダウンできるように設計された「エアランナーシステム」と、ショックの全長を短くすることができる全長調整機能を加えてエアランナーシステムよりも低く過激なローフォルムを可能とする「オンザグランドシステム」の2種類を用意している。

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ACCのエアサスを選べば安心な理由

充実した保証 装着後も安心! エアサス必須メンテナンスも手軽に行える!

エアサスをインストールする場合、ユーザーが気になるのは保証やメンテナンスについてだろう。ACCのエアサスは1年又は走行距離3万kmのいずれかで製品不良に対する保証と1ヶ月無料点検サービス(取り付け店へ要相談)もついてくる。エアー漏れ保証やサポートも充実。購入後のオーバーホールプログラムも設定しているため、安心して使用が可能だ。

エアタンク内に溜まる水を抜く“水抜き”はエアサスにおける必須メンテナンス。空気中の水がタンク内に少しずつ溜まっていくのだが、タンクから水を抜かずにいると、コンプレッサーなどの作動不良に繋がる恐れがある。そのため定期的にタンクの水抜き作業を行う必要があるのだ。ユーザーの使用状況によって異なってくるが、水抜きの頻度は1ヶ月に1回~半年に1回程度。しかし、ACCのエアサスであれば、簡単に水抜きができるような機構となっているためメンテナンスも容易だ。

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事前審査合格済みなので構造変更・車検でも安心

足回りをエアサスにモディファイしてストリート走行および車検をパスするには、足回り系を変更したことを示す構造変更が必要になってくる。通常の車検(継続検査)と違い、構造変更申請の場合は、事前に書類審査を受ける必要がある。構造変更において一番大変だと言われている部分だ。ACCでは事前審査合格書類を発行(有料)しており、構造変更することで通常どおり車検をパスすることが可能だ。

ただし、構造変更は一度車検を切る必要がある。したがってエアサス+構造変更は新車購入時、もしくは車検時に行うのがベスト。エアサス導入を検討している人はタイミングも重要になってくるため、早めに相談をしておこう。

人気のアルファード/ヴェルファイアを好みのルックス/乗り心地に仕上げる!

ACC

ここからはACCのエアサスがどのようなものなのか、人気のアルファード/ヴェルファイアのエアサスをピックアップする。

今日、ドレスアップシーンにおいて30系アルファード/ヴェルファイアは絶大な人気を得ており、他車と差別化できるようなローフォルムを極めるとなればエアサスの出番だ。

ACCの30系アルファード/ヴェルファイア(前期・後期)用は国内で開発/生産を行うHAND MADE IN JAPAN。高い信頼性を誇っており、エア漏れ保証やオーバーホールプログラムも充実している。

ACC

KYB製ダンパーの減衰力はF=40段、R=14段調整式でエアバックは2プライ構造の信頼性の高いファイアーストーン製。そして4ガロンステンレスタンク/444cコンプレッサーによって俊敏な車高変化を実現している。

ダンパーはアルファード/ヴェルファイア専用に開発されており、減衰力調整機能によって純正から約2倍の硬さまで設定できるため、エアサス特有のフワツキ感が抑えられる。ダンパーの減衰力とエアバッグのエア圧を細かく調整できるため、好みの乗り心地に設定することが可能だ。

車高をコンロールするスイッチとエア圧を表示するアナログメーターはゲージパネル一体型もしくはセパレート型のどちらかを選ぶことができる。またアナログメーターはレッドもしくはホワイト、LEDバルブ色はホワイト/ブルー/レッド/グリーン/オレンジの中から選択可能だ。

アルファード/ヴェルファイア用には2種類のエアサスシステムをラインナップ

30系アルファード/ヴェルファイア専用エアサスには、エアーランナー/オンザグランドの2種類のエアサスシステムをラインナップ。

ベーシックシステムの「エアランナーキット」はフルローダウン時の車高をF=約-130mm、R=約-135mmと極限までのローダウンを実現しながら日常の走行を踏まえて設計されたキット。そしてより過激なスタイルを望むのなら、ブラケット側でも車高が調整できる全長調整システムが加わった「オンザグランドキット」をセレクトすればいいだろう。

30系 アルファード/ヴェルファイア用(前期・後期)エアサスキットの価格

・エアランナーキット 49万8000円(税別)

・オンザグランドキット 62万6000円(税別)

30系 アルファード&ヴェルファイア用エアサスキットの詳細はこちら

30系 アルファード/ヴェルファイアでロースタイルを極めるならACCのエアサス

ACC

30系アルファード/ヴェルファイアの車高を思い通りに下げたい・信頼性の高いエアサスを装着したいという人にオススメのACC製品を紹介した。ACCではアルファード/ヴェルファイア以外にも様々な車種向けのエアサスが用意されている。ACCのエアサスに興味を持った人はオフィシャルサイトをチェックしてほしい。

ACC主催 試乗が出来るRIDING EXPERIENCE!

ACCのエアサス購入を検討しているが、エアサスの乗り心地や車高調整を体験してみたいというユーザーも多いはず! そのような方のために、RIDING EXPERIENCE(ライディング エクスペリエンス)というACCinc主催のイベントも開催されている。このイベントではメーカーの人にエアサスの疑問や操作方法等を直接聞いたり、実際にデモカーの試乗が可能。またACCエアサスを装着しているユーザーの車両の撮影も同時開催されているので、ACCユーザーから直接ACCのエアサスのインプレッションや情報を聞くこともできる。

上記イベントやACCinc以外にも、下記のお店でエアサスデモカーが試乗できる。エアサスを使ってみたい、乗り心地をチェックしたいという人は足を運んでみてほしい。

関東:KUHL RACING 埼玉(埼玉県さいたま市)

東海:株式会社フォルテ(愛知県名古屋市)、ROWEN(愛知県豊田市)

関西:サンヤード(大阪府摂津市)

上記以外にもACCのエアサス取扱店は全国各地にあり、エアサスを装着した車両の試乗が可能な場合もある。WEBのディーラーリストより問い合わせてみて欲しい。

30系アルファード/ヴェルファイアのエアサスキットにはインテリアに合わせた専用オプションパーツが多数用意されている。またスマートフォンをコントローラーにする車高メモリー機能の3P/Hシステムなど、さらにエアサスを便利にする機能を追加することも可能だ。そのあたりをVol.2で詳しく紹介しよう。次回もお楽しみに!

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筆者   オマドーン
元自動車雑誌編集者で、現在はフリーランスフォトグラファー・ライターとして活動している。カスタム系雑誌やWEB媒体への寄稿も多く、関西エリア、東海エリアを主に拠点としている。車両撮影やイベント取材も積極的に行っており、様々な才能を多方面で発揮しているマルチプレイヤーだ。
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Brand Info - ACC

20年以上の歴史を持つ国産エアサスメーカーの老舗。約500車種のエアサスをラインアップしており、エアサスの本場アメリカに「ACC USA」を拠点として持つなど、世界進出も果たす。車高を思い通りに下げたい・信頼性の高いエアサスを装着したいという人にオススメのメーカーだ。エアサス製作のノウハウを活かし、ワンオフ品や旧車用のエアサス、エアサスにマッチするエクステリア・インテリアパーツの提供も行っている。

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Corporate Profile

企業名:株式会社ACC

郵便番号:679-2204

住所:兵庫県神崎郡福崎町西田原1512-1

TEL:0790-23-0700

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