キューブへの愛を叫ぶ元ギャルのオバハンさんの口コミ投稿一覧
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- 総合力の高い軽
- 投稿日 2023年12月5日
スズキ ハスラー 2019年式モデル グレード:660 ハイブリッド Gターボ 4WD -
総評良かった点
まずは内外装デザイン。最も安いグレードであっても、タフなキャラクター故に樹脂や無地パーツが映えて安っぽさがない。スクエアなボディ形状に丸っこい意匠を取り入れることで、唯一無二の世界観をつくりだしている。これが二〇一四年に突如出たものとは思えないくらいに洗練されているのだ。所有する喜びが大きく、MINIに近いブランド性をもつ。
そして無駄のない造り込み。スズキお馴染みの助手席アンダー収納はもちろんのこと、インパネ周辺の収納が多い上に使いやすいことが気に入っている。ガソリンスタンドのカードなどもバンバン放り込める。後席も広く、居住性が高い。ラゲッジは決して広くはないが、防汚処理がリアシート背面にまで及んでおり、何でもつめるSUVの真価も忘れられていない。勿論フルフラット可能である。
運転がしやすいことも美点。ターボを選ばずとも、町中中心であればハイブリッドのお陰もあってよく走る。参考程度に、モーターの出力は四〇Nmほどだ。アシストは実感できないが、確実に燃費と走りに効いていることは時と共にわかる。エンジンの出来もよく、アイドリングストップからの立ち直りも非常に早い。
オプションも実用装備から加飾まで豊富だ。さりげなく個性が主張できるものも多いので、ぜひ公式サイトで見積もりシュミレーションをしてみよう。
軽さと四角さは正義だと思わされる車だ。キューブ、ムーヴコンテなど他社からの乗り換えもお勧めする。気になった点足回りは軽である。段差を超えるとタイヤがバタつく。挙動こそ安定したままだがハンドルを取られる恐怖感は味わわされるだろう。
まだドリンクホルダーはハンドル右側奥にひとつだけ。
アイドリングストップするとメーターの表示が切り替えられなくなるのも改善が望まれるポイント。そもそもアイドリングストップそのものもあまり続かないのだ。
しかし初代で指摘されていたフロントガラス上部視界の悪さも改善され、非常に欠点の少ない車に仕上がった。高速に乗るなら同じ世界観を持つ登録車のクロスビーを薦めます。 -
1人
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- 街中で走るのが得意なコンパクトカーの首席
- 投稿日 2023年9月24日
スズキ スイフト 2016年式モデル グレード:1.2 XGリミテッド 4WD -
総評
2006年の二代目以降、走りのイメージを強調してきているスイフト。1.2リッターに900kg台の車重。乗っているのはXGリミテッドという特別仕様車ですが、ほぼ全グレード試乗しました。
結論、”街中で楽しい初心者さん向けコンパクト”。
極端に飛ばせばワインディングも楽しいですが、どちらかと言えば街中で映える出来の良い車です。
軽い、安い、カッコイイ、運転しやすい、質感高い、広い、燃費いい、乗り心地いい。
スズキセーフティサポートをつけてお好みのオプションを付ければ満足な車になると思います。レンタカーやカーシェア(特にタイムズや静岡県)で乗れるので、使い古すとどんな感じになるか知りたい人はそれもありかもです。
日本車のコスパの良さと設計のうまさを体現。アルト出してるスズキだからこそ分かる説得力さえ感じました。良かった点まず。エンジンスタート時の静かさ!コールドスタートでアイドルアップも入るなかで、可成り静かです。走行中も、150万円台からの車ながら他社の300万円級の静かさがある模様。出足も軽く、車体の軽さが幸いしてか1.2ℓのノンターボでもしっかり走ってくれます。ゆったり動いてくれるアシもあるので、市街地クルーズはとても快適です。
内装の質感はMazda2並。エアコン系も物理ボタンで最高。ハザードは慣れが必要ですが、パッと出しやすい。センターコンソールも広々。勿論収納とシガーソケットは標準。中も広く、スズキ車の特徴でもある無駄のない内装。
おそらく、アシとしての用途も重視されているので、40~60km/hの速域の快適性と愉しさはピカイチ。高速・峠でも比較的安定します。スイスポやMTがあるからこそ、オートマ廉価グレードは街乗りの扱いやすさを重視しているのだと思います。
また、燃費も非常に良好です。若干の上り坂を航行して、リッター20kmの瞬間燃費。アクセルオフの燃料カットも的確なので、非常に経済的なエンジンと言えます。回生はないですが、その分軽く、小さいエンジンを軽く回して走り、本体も安いのでコスパもgood!峠を登り切ってもエンジンは熱くなく、ボンネット開けるとスッカスカではありますが無駄がないのであしからず。ラジエーターファンは一個ですが、軽い上に隙間があって熱がこもりにくい1.2ℓノンターボなら十分。軽いのが一番エコ!回してもいい音が響き、直四なのでヤリスやルーミーの3気筒より静かでスムーズ。実にいいバランス。Lレンジのエンジンブレーキはしっかりめ。富士山周り、153号や池下周辺も安心です。
前後に短い、小回りが利く、右左折しやすい。視点も高いです。
デザインは見ての通り流麗。意外と斜め後ろも見やすいです。積載能力はクラス平均。気になった点ブレーキは慣れるまでカックンすることも。エンジンは良いのに、CVTの噛み合いが良くなく制御されるように感じる。ただ、エンジン自体は可成り良くできておりました。あまり一気に加速するともっさり感あります。
シフトノブが長いので、ガッタガタ(;^^A。プリウスとかに慣れていると慣れまで厳しいかもです。丁寧な操作をお願いします。マニュアル車はもうちょっと動きやすいです。ハンドルが軽いのはいいのですが、タイヤが跳ねるとちょっと怖いです。車の挙動には影響しないのですが...。また、100km/h超えるとバランスは崩れてきますね。特にスズキセーフティサポート非装着車は注意。商品設計的にはべつに問題じゃないんですが。
車重一トンないので、ハイスピードは集中を欠かない事。むっちゃふわふわしますので、速度超過は厳禁(他の車でもです)。ただ、遠心力の怖さはないですのでカーブは安全です。また、スパッとハンドル切る運転すると楽しいです。 -
0人
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- ミニバンからの乗り換えもおすすめ
- 投稿日 2023年8月4日
スズキ ソリオ 2020年式モデル グレード:1.2 ハイブリッド MZ 4WD -
総評
スズキがワゴンRの派生車として生み出し、プチバンというジャンルを生み出した車の四代目が、ソリオです。ポルテやルーミーがライバルとして挙げられます。
エクステリアは上質。フードの厚み、リア周りのきめ細やかさが特徴です。ホイールデザインが安っぽいという意見もありますが、社外品で楽しむのもありですのでそこは何とでもなると思います。
インテリアは機能的でシンプルかつ快適。先代型よりも広くなった荷室も使いやすいです。後席足元や頭上空間も広く、スライドドアの使い勝手も勿論抜群です。フロントはフォークスルーが出来、シートのスライド、リクライニング、シート一体型アームレストもあります。後席のテーブルもファミリーには便利で、ペットボトルは四本、フック六個があります。広く、シートアレンジも多彩。使い倒せる車です。
それでいて車体はコンパクトで運転しやすいです。全長は長くなりましたが、扱いやすさは変わらずで、高速走行性能も120km/ℓ航行が余裕で可能です。アイポイントも高いのでミドルクラス以上のミニバンからの乗り換えも不安はないと思います。
最小回転半径は4.8mです。センターメーターですが、ヘッドアップディスプレイがあるので視線移動は少なめです。収納は15ヶ所。ナビは大型で見やすいです。
安全性能は、"スズキセーフティサポート"で、衝突被害軽減ブレーキと前後誤発進抑制機能はもちろん、逸脱&ふらつき警報、標識認識やACC、先行車発進お知らせ、ハイビームアシスト、全補遺モニター用カメラ付メモリーナビゲーション(メーカーオプション)があります。マイナーチェンジ後はステアリング支援もつきました。同年式のライバル車より上回るか同じです。エアバッグはサイド・カーテンシールドも標準。
マイルドハイブリッドはISG、フルハイブリッドは5AGSです。Gグレードはガソリン車で、エンジンは全車K12C型デュアルジェットです。MZにはフロントガラスとフロントドアガラスにUV&IRカット付。
非常に使いやすく、乗っていて不満点をほぼ感じません。先代の弱さも解消されている印象です。二代目でべた褒めされていた走りの良さも健在です。エンジンが少し古い感じも否めませんが、実力充分、実用燃費もカタログ値と大差なしです。
※添付ファイルは二枚目がオプションのサイドドアエッジモールです。良かった点1デザインと使い勝手の両立
エクステリアは上質でシンプルイズベスト。フードは厚みを持たせ、水平基調で、リア周りはC26セレナに近いような位置にテールランプが付いています。キャラクターラインやバンパーのラインも含めて、派手ではないけれど安っぽくもない、ほどよい拙さがあるので親しみが持てます。広がっていくようなデザインのインパネには9インチHDナビが鎮座。フロントウォークスルーも可能。エンジンスタートはプッシュ式です。とくに、現行型になって広がった荷室には五人で一泊二日分の荷物が入るとカタログにありますが、全然余裕です。まとめ買いも楽々ですね。
2扱いやすさ
最小回転半径は4.8m。以前はパレットに乗っていましたが運転のしやすさは変わりありませんでした。ボディ四隅が解りやすくボンネットが短いうえ、ハンドリングも素直なため非常に扱いやすいです。アイドリングストップ中もエアコン使用可(エコクール)など快適装備と環境性能の妥協点も高いです。
3燃費・走りの良さ
スズキは二代目スイフト以降、ヨーロッパで鍛えた走りの良い車を何台か輩出してきました。その一台が、このソリオだと思います。自動車雑誌ベストカーWEBさんの企画にもありましたが、高速120km/ℓも安定しており、1.2ℓエンジンの出来もいいです。購入前、レンタカーで先代型にも乗りましたし(それが購入動機)、一応トールにも試乗しましたが、パワフルさが段違いです。燃費も平均で17km/ℓほどと優秀。軽いのがその理由でしょうが、軽さを感じさせない走りと剛性感があります。
三列シートを手放したい子育て終わりの夫婦さんや、二列シートで充分と言うファミリーさんにうってつけです。気になった点インテリアの件で、センターメーターが気になりました。それまでパレットswに乗っており、センターメーターを経験していなかったので不安ではありました。「良かった点」で書いた通り、ヘッドアップディスプレイがあるのでまだ大丈夫ですし、ライバル車もそろってセンターメーターなのでソリオだけの欠点ではありませんが...。
また、ハンドルデザインが少しいかついかなーと感じております。せめてシルバー加飾がなければ...。と思います。
あと、唯一のガソリン車であるGグレードにLEDヘッドライトが選べないのも気になりました。あとは特に不満点もなく、小型車としての模範的な車と言えます。 -
7人
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- スズキの王者・とてもよい車
- 投稿日 2023年7月25日
スズキ ハスラー 2019年式モデル グレード:660 ハイブリッド Gターボ 4WD -
総評
初代は言わずと知れた軽クロスオーバーの創始者だが、キープコンセプトの二代目もとても良い車だ。
デザインは初代よりもよりスクエアになり、ボンネットがより水平に近くなった。イエローとベージュの2トーンをわたしは選んだが、独特な配色も魅力だ。丸いヘッドライトはLEDで、フォグランプはハロゲンがオプションだった。ディーラーオプションではすごい種類のデカールやステッカーがあり、ドアハンドルプロテクターは三色もある。バンパーの色を四色から選べ、日産のパーソナライゼーション仕様のようにすることだって可能だ。わたしはポップという名前のデカールでフルコーディネートしている。お洒落なスチールホイールは二色で、G系グレードにつく。
インテリアは初代より色面積は減ったものの、インパネ周りの個性は健在だ。
ターボは勿論、マイルドハイブリッドのお陰でNAでも高速道路の合流にこまらない。
また、ヒルディセントコントロールは町中の急な下り坂でも重宝する。
初代を買おうか迷っていたのですが、二代目にして正解だった。
一見初代との相違点はないように見えるが、全体的にスクエアなスタイルが強調され、「機能感」が向上した。それでいて癒されるかわいさがあるのだから売れるのも当然だ。
特に、初代はルーフとミラーのみだった2トーンカラーのカラーリングが変わり、jeepラングラーのハードトップスタイルの様に見える配色に変化。真後ろから見ると車の上半分と下半分を綺麗に塗り分けたように見える。G系グレードのスチールホイールは継続だが、X系グレードのアルミホイールは新作になった。また、Aグレードが廃止さた。
買ってよかったと思っている。良かった点エンジン・シャシー:
マニアックな話をすると、初代のハスラーにはRD6A型のエンジンがNA、ターボともに採用されていたのだが、二代目は新開発のRD6D型を採用した。これはNAのみだが、一気筒あたり二つのインジェクターで燃料を粒子にして混合気を均質化させる”デュアルインジェクションシステム”を採用して性能を維持したまま熱効率を向上させた。さらにクールドEGRというシステムも採用して、燃焼温度を抑え最適なタイミングでの燃焼を促している。要するに、性能はそのままに無駄が減ったということだ。ちなみに、この二つのシステムはどちらもスズキ軽初採用という。また、CVTも新開発。
走って気持ちよく、マイルドハイブリッドで燃費とパワーも向上している。
プラットフォームはスズキ自慢のハーテクトを採用。走破性と快適性を増大させる。また、スノーモードも新設。
内装:
インパネは初代よりも入り組んだデザインに変わった。エアコン吹出口は四角になり、ギア感が増した。シートはセパレートタイプでカラーはオレンジ、ブルー、ブラック。ゆったりした仕様で、大柄な男性でも恐らく余裕を持って座れると思う。荷室はフルフラットになるため、簡単な家財道具や子どもの自転車であれば積めないこともない。後席も広々としている。頭上空間が広いのもそうだし、サイドウィンドウも立っていて圧迫感はゼロに等しい。スズキお馴染みの助手席アンダートレイも標準だ。収納も多く好印象。
その他:
先進安全技術は申し分ない。スペーシアやワゴンRにオプションのスズキコネクトはないが、メーカーオプションで全方位モニターをつけておけば安心だ。クルーズコントロールが全車速追従なのも嬉しい。カラーはマイナーチェンジで一新されているので、中古車だと可成り選べるのではないだろうか。また、純正オプションも豊富。新車で買うことを強くお勧めする。気になった点カタログを見て思ったことは、
「マニュアル車なくなっとる!」
です。初代には5MT車が全グレードにあり、当時友達のエッセMTをよく借りてマニュアル車を買おうかと悩んでいたので残念です。ハイブリッドなので仕方ないのですが。
そして、ステアリング支援が65km/ℓからの車線維持であること!
つまり高速道路じゃないと使えないのです。残念!
そしてわたしが選んだターボ車はエンジンがR06A!別にめっちゃ古い、ってわけではないけれども折角ならターボも新作にしてほしかった...
それくらいです。 -
2人
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- 生産終了が唯本当に残念
- 投稿日 2023年7月25日
ホンダ シャトル 2015年式モデル グレード:1.5 G ホンダセンシング -
総評
フィットベースのワゴンゆえ、顔やエンジンの基本はフィットだ。しかし、コンパクトカーベース故の運転のしやすさや走りの軽快さは大きな魅力。
エクステリアは上質で、カラーにもよるが高級感がある。わたしはカタログの表紙にもあるプレミアムベルベットパープルPを選んだが、時折高級車に間違われることもあり嬉しい。初代スイフト、二代目キューブ、並行二代目ハスラーと人生四台目の車だが、非常に満足している。
インテリアはブラックのファブリックが基本で、上位グレードになるとプライムスムースも選べる。センタータンクレイアウトのお陰で室内も荷室もとにかく広い!前席ウォークスルーは不可だが、あまり苦ではなかった(キューブ、ハスラーともに可能)。ガソリン車であるGはカタログ的には廉価版となっているがオプションでなんとかなる装備が殆どだしサイドシルモールやルーフレールは完全な飾りなので必要ない。
走りは軽快。1.5ℓ直噴のDOHCi-VTECは燃費こそハイブリッドには及ばないが高速巡行もそつなくこなす。
オプションについては、わたしはオートハイビーム、LEDヘッド&フォグランプ、エアバッグシステム、ナビ(装着用スペシャルパッケージ+Gathers)、メッキフロントロアガーニッシュ、有料色とディーラーオプションの便利グッズを少しつけた。良かった点まずスタイルが抜群にいい。5ナンバーワゴンというだけで希少なのに、そこにスタイルの良さをぶちこんでくるホンダに感謝。高さが抑えられ、かつてのオデッセイやエアウェイブ、ストリームのようなシルエットのため走りも安定している。
ホンダセンシングは必要にして充分だが、少し敏感で、特にわたしは旧い車に追加したのではじめは内心イラっとくることもあったが、”彼”の望む安全運転をすればいいだけの話だ。
基本設計はたしかに古いかもしれないが別に気にならない。つくりがしっかりしているため、基本性能が高いのだ。
「大きい車はぶつけそう...」などと思わず、一度乗ってみるといい。気になった点グレードの問題でもあるが、燃費はあまりよくない。
カタログ値(WLTC)は19.4km/ℓだが、実際走ってみると15もいかない。わたしの運転が悪いのか?
あと、装備は勿論限られてくる。HYBRIDZにある車両接近通報装置やアクセサリーソケット、足回りなどは露骨に差別化されているので要注意。
生産終了が何よりも残念だ。
フィットシャトルの時よりはましになったが、フロントフェイスは意外とFIT。また、テールランプの形状が多少独特になる。癒し系の顔があってもいい。 -
0人
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- ベストサイズのワゴン的ミニバン
- 投稿日 2023年1月8日
トヨタ ウィッシュ 2009年式モデル グレード:1.8 X HIDセレクション 4WD -
総評
ファミリーカーとして使えて適度に背が低く走る車として、新車では買えない点が残念ながらも需要はありそう。最後は悲惨な登録台数を記録した車だが、二代目も発売から数年間は堅調な販売をマークしてただけあって中古流通も比較的多い。また、ファミリーカーとして買われたケースの多い車のため(ケースバイケースですが)ワンオーナー車、禁煙車など状態のいい個体も多い。
わたしは紫の1.8xHIDセレクションに乗っていたが、走行性能も十分だったし、当時のトヨタらしいソツのないデザインは家族全員に好評。それでも出来のいい車という事はよく分かる。
特に、最大七人乗れて、サードシートを倒せばワゴンになるという使い勝手の良さはSUVにはできない芸当。
外装はシャープでありつつ、どこか懐かしいシンプルさを表現している。高級感やこれと言った押し出し感はあまりないが(時代もあるけどね!)、そういうデザインの方が落ち着くし、かえって人気が出るかもしれない。
内装も綺麗にまとまっていて、外観との一体感もある流線形状のエアコン吹き出し口やドアノブなども好印象。Dシェイプのハンドルも、スイッチ類が無いすっきりした見た目で、メーターも直感的に情報を得ることが出来た。運転席から助手席へのウォークスルーは可能だが、シフトノブ周辺と床面が少し出っ張っているため注意が必要。また、大人が立つことのできる車高ではない。フロントシートの造りは最近はやりの(?)包み込むようなタイプ。間には収納可能なスペースがある。二列目はそれに比べて簡素な印象だが、乗り心地は極めて上質。三列目はガタイのいい大人では足元が狭く感じられるが、身長約165cmで女の私が座ると(広くはないが)圧倒的な窮屈、という訳ではない。荷室を拡大すれば子供サイズの自転車なら余裕で積める。引っ越しや、家具の衝動買いにも対応する包容力がある(旦那にも見習っていただきたい)。さらに、三列乗車しても大型スーパーでのまとめ買いくらいの荷物は積めて、エンジンは1.8ℓだから余裕がある。良かった点何と言っても、最近のミニバンには少ない種類の使い勝手の良さだ。
そもそものスタイルがワゴンに近いから、荷物の積載はお手の物。デザインも伴ってスタイリッシュにまとめられている。全高1.7m以下でも、使い方次第でその辺のSUVより広い空間を確保する。
さらにウィンドウ面積が広く、斜め後方の視界も極めて良好だ。フロントにも三角窓的な窓があるので、右折・左折も死角が少ない。エンジンは(ボディタイプ的に最後のライバルだった)ホンダジェイドよりも少し大きい1.8ℓで全員乗車+荷物で高速の追い越しが不安でないから頼もしい。テールランプはLEDとなり、玉切れの心配が少ないのも、ファミリーカーとして褒めるべきポイントだ。因みにわたしの愛車(正確には夫だけど)ではヘッドライトもHIDとなり明るいため前も見やすく子供の送り迎えにも安心して乗れた。
シートカラーは標準のブラック系とオプションのホワイト系があり、わたしのはホワイト系だったが、色遣いも上質である。センター部とサイド部が若干の色違いで、ツートーンシートに見える。カタログではそういう表記はないが、インテリアカラーが単調に見えないのは満足感があった。
走りは安定している。購入時、シエンタと迷ったのだが、友人に借りて高速走ってみてウィッシュに決めた。我が家は高速に頻繁に乗るうえ、一度乗ったら長い(愛知からの帰省先は愛知の山奥と熊本の天草)ので高速安定性を重視した。幅が広く、全高が低く全長が長いという、走りのいい要素三拍子そろったプロポーションは実感できる走りの良さを与えていた。後述する燃費の悪さも、ガソリンタンク容量があるので給油回数は抑えられる。気になった点エンジンは、今では一世代前となるバルブマチックエンジンを搭載。リアドアにはバッジが貼ってある。このエンジン以外の使仕様に乗ったことが無いので解らないが、燃費は期待できない。回転数は高くないので、基本の性能と言ったところだろう。
また、背は高くないので、車内での着替えや極端な広さを必要とする人はやめておこう。
さらに二列目はヒンジドアなので、似たプロポーションのマツダプレマシーなどと比べてしまうと乗降性は劣るところがある。さらに、サイドウィンドウが可成り角度があるので、助手席に座ると雨の日窓を開けると水滴が入ってくることがあるため、雨天時にも換気をしたい場合はドアバイザー付車両を選びたい。 -
3人
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- スズキの縁の下の大黒柱
- 投稿日 2023年1月8日
スズキ クロスビー 2017年式モデル グレード:1.0 ハイブリッド MZ 4WD -
総評
デビュー当時はハスラーのデカい版と呼ばれたが、ベースはイグニスとソリオで、ハスラーの面影を残すのはデザインだけだ。
ただそのデザインはまさにハスラーで、ヘッドライトの形状なんて流用したのかと思ってしまうほど(実際は専用設計です)。しかしそれは良く言えばハスラーが欲しい、けど軽では小さい、と言う人にとってピッタリな判断と言える。サイドにパネルのような樹脂パーツで囲われた空間があり、そこだけを違う色に出来るディーラオプションも存在する。そこと、ボディ、ミラーとルーフをそれぞれ違う色にする3トーンカラーもあるが、高額なメーカーオプションなので注意が必要(このカラーの中古流通は少ない様です)。また、全体的にムチムチとしてぼてっとした印象のデザインなので、人によっては好みが合わない場合もある。
インテリアはハスラーより落ち着いた印象で、登録車だけあって特に幅に余裕がある。
シートにはアイボリーアクセントが施されており、ハニカム的な柄にも見える。メーターの右側に、光が当たるとクロスビーのイラストが現れる、走行モード表示がクロスビーのイラストになるなど、遊び心ある仕様で運転中も楽しめる。また、運転席側から助手席側へのウォークスルーも可能。シートアレンジも豊富で、大きな荷物も比較的簡単に積むことが出来る。前後撥水加工シートで汚れてもすぐに拭ける。リアシートを倒しても防汚タイプなので、本気でキャンプも出来るだろう。汚れても掃除が簡単というのは、心の余裕にもつながる。さらに、収納は数えただけで15個くらいある。背が高いから、固定さえすれば段ボールも縦に二つくらい載る。また、四駆にもラゲッジアンダーボックスがあるのは嬉しい(容量はFFに比べ劣る)。
マイルドハイブリッドで、流れのいい高速ならばカタログ燃費に届く。丁寧に走れば19.0km/ℓにも手が届く!1.0ターボだが、モーターアシストとスズキならではの軽量ボディで走りも満足だ。良かった点インテリアは大人でも乗れるがよく見ると遊び心あふれる仕様となっている点がスバラシイ。軽量高剛性のHEARTECT(ハーテクト)プラットフォームによって高速での安定感や足回りのしっかり感も感じられる。また、4WDに装備されるスイッチで走行モード切替が出来る機能が付いていて、特にヒルディセントコントロールは街中の急坂でもあると安心できる。安全機能も比較的充実しており、サポカーSワイドに該当する。ハイビームアシスト、ACCは特に重宝する。ミラー取付位置がドアとなることにより、視界も広く運転しやすい。操作系は憶えれば感覚で操作できるうえ、走行モードチェンジやハザードスイッチがハンドルからちょうど左手を伸ばしたあたりにあるのでとても使いやすい。サイドシールドエアバッグ、サイドエアバッグが付くエアバッグは安心感を高め、特にサイドエアバッグが他車より縦に大きいのも好印象。また、歩行者被害軽減ボディーを採用するなど、事故が起こった際の安全にも気を配っている。死角を減らすサイドアンダーミラーも装備する。
全席シートヒーター、アイドリングストップ時間を標準、燃費優先、快適優先の三つから選べる空調カスタマイズ、UV+IRカットガラス(フロントドアガラス)などの快適装備も充実。また、リヤドアガラスにもIR+UVカットフィルムをディーラーオプションで選べる。ボディカラーも豊富で、ディーラーオプションにもアイテムが豊富で自分だけのクロスビーに乗れる。気になった点わたしは4WDを選んだが、FFだとヒルディセントコントロールが付かないことが気になる。これはオンロードでも重要だと思うので、全車標準でもいいと思う。総評でも触れた通り、3トーンカラーはメーカーオプションで44.000円となるのは注意が必要。スズキ全車に言えることだが、唯一のホワイトがオプションになるのは不要な出費な気がする。
さらに、最上級グレードのMZ以外にはLEDヘッドライトがオプションでも選べないことは不思議に思う。初代ハスラーの中間グレードにセットオプションでディスチャージヘッドランプが選べたことを思うと、MVグレードに選べてもいいと思う。さらに、テールランプがハロゲンとなるのも、玉切れの心配があり不安だ。特にリヤは気付きにくいため危険である。
また、斜め後方の視界があまりよくないことも欠点だ。リヤドアガラスまでは水平基調なので、もう少し視界を確保してほしいのも事実だ。
しかし、機能面やデザイン面でここまで不満が少ない車も珍しい。 -
24人
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- マルチな才能を発揮するミッドサイズSUV
- 投稿日 2023年1月7日
スバル フォレスター 2018年式モデル グレード:2.0 エックスブレイク 4WD -
総評
スバル渾身のSUVと言うだけあって、その造りの細やかさには驚いた。
エクステリアはスバルとしての個性を生かしつつ、タフでシンプルな本当の使いやすさを象徴している。デザイン一辺倒ではなく、斜め後方を含む視界の良さを意識した造りとなっており、スバルの意識の高さを思い知らされた。なお今回は、ハイブリッドモデルへのレビューとする。
インテリアの質感も高い。レザーのインテリアはハンドル、シフトノブ、シート、ドア内側など各所にオレンジ色の差し色を入れている(エックスブレイクのみ)。縫い目のようなデザインが基本だが、エクステリアとのまとまりも意識しているようで好感が持てる。インテリアが黒なので、よりまとまった印象に仕上げたい人はボディカラーを黒系にしてもいいだろう。ただデザイン重視ではない。撥水シートなので簡単に拭き掃除ができるのはレジャーユースとしての使い勝手を一層向上させる。電動リクライニングはスムーズでわずらわしさがあまりない。運転席と助手席は仕切られるためウォークスルーは不可だが個室感があり、包んでくれるシートとも相まっている。メーターはハンドルのすぐ奥にあるタイプの自発光式。エックスブレイクではタコメーターにオレンジ色でグレードロゴが表示される。また、センタークラスター上部にディスプレイがあり、日付、外気温、ACCなどをアニメーションで確認することが出来る。話題にもなるいい装備である。シフトノブは操作がしやすく、手の小さい人でも大きい人でも握りやすいサイズ感だった。
ハイブリッドならではの電気感も味わえる。エンジンがかかるとそうでもないが、渋滞路では重宝する。四駆ならではの、後ろからも押す様な加速感も魅力だ。一般道ではまずエックスモードなどの悪路用モードは使わないが、雪道では安心感ある走りを披露する。
アイサイトのアシストは自然だが、オートライトが敏感すぎると感じるところもある。
荷物はよく積めるので四人でキャンプ、もそつなくこなす。良かった点まずは何と言ってもその視界の広さ。フロントは勿論、リヤや斜め後方の視界も良好だ。スイスイと曲がれるので運転も楽しくなる。スバルの技術力に脱帽である。
内外装も総評で触れた通りで、非常にまとまっていた印象。
ウィング形状のインパネはレザー調で質感高い。さらに顔認識でドライバーの状態を把握しシートや制御を自動で調整するドライバーモニタリングシステムが標準で、それによってなのかは定かではないが長時間乗っても運転しても疲れにくいうえ、エンジンやモーターの音が程よく流れ込んで快適な空間だ。ミッドサイズSUVとしては模範的な立場にいる。
四千キロを走行した頃に愛知から滋賀まで行って帰ってきたが、がら空きの高速とアップダウン&ストップアンドゴーの激しい一般道を丸一日走って平均燃費は13.6km/hと優秀だった。ハイブリッドは低速走行時はEV走行も出来、後退時はEVとなるので渋滞路などで重宝するだろう。
アイサイトのお陰で運転も自信が持て、スイスイと走りアクセルレスポンスもいいので走りたくなる車だ。ヘッドライトが全車LEDとなるのもスバルらしい。
ミラーがドアについているのとAピラーが細いことから前方視界もよい。後退時に、前述のインパネのディスプレイに、左サイドミラーカメラで撮影した左斜め前部の映像が映し出されるのも美点。
シガーソケットは全席アームレストボックスの中とセンタークラスター下部の二ヶ所で運転中の携帯充電などは一度に二つが可能だ。また、コードが断線しないようアームレストボックスの蓋を閉めてもコードを通せる孔もある。気になった点総評で触れた様に、オートライトのセンサーが多少敏感ではないかと思う。前述の滋賀までの旅行の帰り、冬の午後四時に名神高速に並走する暗めの一般道を走ったが、ライトが点いては消え点いては消えで煩わしさがあった。自分でロービームにしてしまえばいいのだが、一度点けたらある程度の時間保持してくれると有難い。さらに、一般道や街中でもアクセルを踏むとエンジンがかかるためトヨタやホンダのハイブリッドに慣れているとマイルドハイブリッドかストロングハイブリッドか曖昧であり中途半端な印象を受ける。
シートリクライニングは電動だが細かな操作は慣れが必要。
また、シートベルト取り付け部がピラーのため、リクライニングして走るとシートベルトの乗員拘束性が無くなり事故時に危険である。きちんとした姿勢で乗ることを前提とされているため当たり前だが、一応記述しておく。
また、シガーソケットから出ているコード類がシフトノブに絡まらないよう注意である。 -
7人
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- 日産の最高傑作
- 投稿日 2023年1月5日
日産 キューブ 2002年式モデル グレード:1.4 SXリミテッド -
総評
各所が丸いが、基本的には四角い車で水平基調なので、視界もよく初心者でも安心して走れるはずだ。一方で高速性能等、時間の経過とともに気になる点も出てくる(それはどの車でも言えることですが)。まあそれも愛着という事でしょう。
デザインはやんわり系で、今でいう癒し系の車からあらゆる無駄を取っ払った感じ。単なる四角でなく、きちんと角がとられ、見れば見るほど造り込まれた車であることも分かる。ATは同世代のマーチよりも制御が安定した印象。わたしは購入前コンパクトカーというコンパクトカーに毎週嫌がらせの様に試乗しまくっていたが、ショートオーバーハングによるロングホイールベースや意外と広い全幅によって安定した走りを感じたのはキューブだけだ。また、デザイン的にも踏ん張り感のあるフェンダー、厚みのあるフードなど安っぽさがまったくないことが美点。
インテリアは、わたしの仕様はブラウンだが、どの仕様もリビングのソファといった表現が正しい。陳腐だが、走るリビングと言えるだろう。五人乗りだが、全員乗車には向かない。あくまで四人と四人分の荷物が限界と考えていただこう。
走りについても記述しておく。
前述の通り、ATに同世代のマーチよりの性能向上が見られており、二列目シートがタイヤのほぼ真上にある関係で舗装が古いとごつごつとした印象もあるが、まず気にならない程度。車酔いをしない人ならば長距離も快適だ。ハンドルは軽く、少し切るだけでスイスイと回っていく。おまけに視界もいいから、とにかく運転したくなる車だ。
賛否両論のリアハッチだが町中で使う分には問題はない。唯一、スーパーなどの駐車場では後ろの車や壁にぶつけないか心配だ。それと、ドア自体は軽い方だが大きさがあるので閉めるときに苦労するときがある。テールランプの位置が低いうえチープなので追突の心配はあるが、この車での事故率は低いという。
(車好きのおばさんが)総合的に見て、わたしたち女性にも男性にも、正に老若男女問わず愛すべき車と言える。町中で乗るならいい相棒。自信を持って高評価をつけられる車だ。良かった点デザイン的にも踏ん張り感があるため、見た目は貧相ではない。威張ることはできないけれど、まず「間違いないセンス」は主張できるはず。特に最近は少なくなったシンプルなデザインであり、それが逆に個性になることも。また、軽ではないが全長はほぼ軽なので気軽に運転できる。また、視界もいいので「運転うまい人」になりたいなら練習車両としてお勧めする。左右非対称のデザインと言っても許容範囲で、寧ろ左斜め後ろの視界が確保されるうえスペーシアベースのようなCピラー部の収納(傘等が置けて、フックもある)が確保されていいことだらけ。ワゴンRやアルトと言った軽自動車からの乗り換えでも怖がらず運転でき(幅は広くなるが)、背は高いが高すぎず、デザイン的なバランスもいい。
下記するが、灯火類のチープさも安心できる社外品が多くあり、整備してくれる店も多いのでその点もいい点としておこう。
基本的に、上の総評でペチャクチャ喋っているのでそっちを読んでもらいたい。気になった点一番迷った点は、テールランプの位置がこの上なく下なので(ややこしい)きちんと見えているだろうかという一抹の不安が残ること。ただ、上記の通り、社外品のLEDバルブやユニットごとごっそり換えるタイプなど、様々な製品があり、灯火類の交換は選択肢が豊富だ。車は夜間の安全性のため、灯火類をきちんと点灯する義務がある。そのためにも、玉切れの心配が少ないLEDタイプを強くお勧めしたい。ただ、フロントフォグランプは純正電球で交換すること。
総評でも触れたが、路面状況によっては後部座席の乗り心地がごつごつと突き上げるような印象になるシーンがあるようだ。酔いやすい人は真ん中か助手席に乗せよう。パーキングブレーキは足踏み式。また、コラムシフトは人によっては慣れが必要だ。
気になる点は多くはないが、旧い車なのでトラブルは避けられないし(あまりありませんけど!)、先進安全機能の類は一切ないので注意。実際に自分の目で確かめてから購入してほしい。 -
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デザイン性一辺倒の軽ハイトと思うかもしれないが、待ってほしい。実にコスパが良いクルマだ。
まずエクステリア。わたしが購入したGグレードはフロントフォグがオプションになるものの、上位グレードとの大きな差はルーフレールとホイールくらいで、案外大差ない。カラーもツートーンが選択可能で、ホイールもお洒落な印象を高めたスチールホイールになる。グレードごとにこの色が異なるわけだが、わたしはグリーン×ベージュを選んだのでベージュとなった。個人的には、切削光輝タイプよりもオーソドックスなスチールホイールが似合うと思う。水平基調を初代に比べてより一層強調し、ウィンドウ面積をとったスクエアなシルエットはタフ感を強め、さらに取り回しのしやすさにも寄与する。個性的なカラーが多いことも特徴だ。
インテリアもその世界観を存分に発揮している。樹脂樹脂してはいるが、タフなキャラクターから安っぽさはない。収納も多く、メーター類も直感的に見やすく仕上げられているのが好印象だ。後部座席も広く、横での余裕はないが縦と上にかなりの余裕を持たせている。ライバルのタフトに比べ、質感・造り込みが高い。
リアはフルフラットになり、長尺物の積載はもちろんの事汚れものも気兼ねなく積める仕上げになる。オプションパーツを組み合わせることでより使い勝手がよくなるラゲッジは狭いが、軽なのでフル乗車で旅行することはそもそも想定していないと考えていただこう。
安全性能はマイナーチェンジで少しアップグレードされ、スズキコネクトはないが十分満足できる。スイッチ類は物理ボタンで扱いやすい。
走りの面でも、ターボは六四馬力で九〇〇キロ以下の軽量なボディをモーターと組み合わせてパワフルに引っ張る。4WDを選ぶと、オンロードでも使える急坂降下アシスト機能ヒルディセントコントロールがつく。