藤島 知子氏
インタビュアー
スタッドレスタイヤの交換時期の見極めはどうすれば良いのでしょう?
普通の夏タイヤならスリップサインがありますが・・・
田中 佑氏
タイヤガーデン三条
夏タイヤのスリップサインは、わかりやすいですよね。スタッドレスタイヤにはプラットホームという使用限度を示すサインがあります。摩耗が進むと出てくるのですが、ご存じないお客様が多いので、ご説明しております。
藤島 知子氏
インタビュアー
基本的に、スタッドレスタイヤはまず止まって欲しい、というグリップ感を第一に求めたい反面、夏タイヤに比べると燃費が落ちるというイメージがあって気になります
田中 佑氏
タイヤガーデン三条
最近のスタッドレスタイヤは、どのメーカーの製品も雪や氷の上でしっかり止まって当たり前というレベルになっています。ですから、各社ともプラスアルファの性能として、燃費や乗り心地、ライフの永さを売りにしてきており、厳しい競争の中で性能が磨かれていると感じています。
藤島 知子氏
インタビュアー
私は雪が降らないエリアに住んでいるのですが、雪国はSUVや4WD車など、比較的燃費に不利なクルマに乗っておられる方が多いのではないでしょうか? 積雪地域の方も、当然燃費を意識されますよね?
田中 佑氏
タイヤガーデン三条
おっしゃる通り、多くの方が燃費の善し悪しをかなり強く意識されます。以前は「スタッドレスタイヤ=燃費が悪い」というイメージもありましたが、アイスガードファイブではそのデメリットはかなり解消されています。 スタッドレスタイヤは、トレッドパターンの溝が深いですし、どうしても燃費を重視した夏タイヤと比べると、転がり抵抗が落ちている面はあります。スタッドレスタイヤも以前までは、燃費よりもまずはグリップが最重要課題でした。