autoc-one.jp 記事・レポート 特集 テーマ別 勝手にBEST10 オーバー・ザ・20km/L ~飽くなき超低燃費競争~ score03

「オーバー・ザ・20km/ℓ」実力通信簿

車名 エクステリア インテリア 走り 経済性 合計ポイント
Daihatsu Mira e:S 徹底した燃費性能と低価格を実現させた結果か、お世辞にもオシャレとは言えない。ただそれが目的に沿った清さであることも事実。真面目でいいのだ。 大きめのメーター類、コラムシフトなど使い勝手は良好。さらにツートンカラーにまとめるなど、安さを上手にカバーする手腕はなかなかのデキ。 現代の軽自動車の水準は高く、アイドルストップなどは標準。また搭載されるCVTの設定がよく、面白さには欠けるが誰もがスムーズに走らせられる。 全グレードに14インチタイヤを装備するなど、部品共有化、構造の簡素化によって実現した低燃費&低価格。毎日クルマを使う人には非常にありがたい味方だ。 15point
Daihatsu Move 軽自動車キング、ワゴンRに対抗できるだけの車格とハコっぽさを手に入れた。万人向きでありつつ、甘さを抑えたデザインはオトナのオトコでも納得。 1350mmという軽最大の室内幅とスクエアな空間で、広々とした印象。先代より35mm短くなったホイールベースだが狭い印象はなく、質感も高い。 「カスタムRS」のみのオプションながら、VSCが復活したのは朗報。重心も低く、想像以上にスポーティに走れるのがムーヴの強み。軽を超えた車格感を感じさせる。 アイドルストップの標準化、改良されたエンジン、CVTの採用、軽量化されたボディ。それでも歴代ムーヴの長所を全て盛り込んだ完成度は立派のひと言。 17point
Suzuki Alto Eco エンジンを「K6A」型から「R06A」型に変更するためプラットフォームも改良。それでも見た目は「eco」のエンブレム程度という努力は買うがもう少し個性もほしい。 スズキらしい、価格と質感をマッチさせスッキリとまとめてある。話題の「エネチャージ」搭載で、アイドルストップ中でも効くエアコンは、夏場にありがたい。 ボディの軽量化、燃費タイヤの装着などで乗り心地は粗い印象。数値目標のためか、燃料タンクが20Lと小さいのも、走りに貢献している印象が薄い。 車名に「eco」を謳うだけあり、ガソリンモデルで33.0km/lの燃費は、驚愕のひと言。スズキの燃費技術を全て盛り込んだだけあり、軽自動車の未来は明るい。 15point
Toyota Aqua 低く構えた空力ボディと、どこかプリウスに通じる近未来的デザイン。それでいてしっかり4ドアの実用性を盛り込みむなど、人気ナンバー1の理由が分かる。 デジタルメーター採用&少し楕円のユニークなステアリングなど、インテリアも近未来的。リアシートの足下に余裕が少ないだけで、他は質感も含め十分以上。 トヨタならではのハイブリッドシステムを採用しながらも、重量物を中心に集めた結果、想像以上にスポーティな印象。「エコカーだから」という我慢が少ないのが◎。 1.5Lエンジン+モーターの最新ハイブリッドで35.4km/lを実現。しかも価格は200万円以下。売れる全ての要素を兼ね備えた、eco界のスーパーアイドルだ。 17point
Toyota Prius α プリウスのデザインを上手にストレッチ化。ボディはかなり大きいが、上級感がプラスされた。さらに17インチ装着の「ツーリングセレクション」は見栄えもいい。 5人乗りと7人乗りがラインナップされるが、同じ7人乗りのウィッシュと比べると、3列目シートは窮屈。それでも「応急」以上の使い勝手を誇る。 向上した遮音性もあって、長所である静粛性が際立つ。17インチでもソフトな乗り心地で「プリウスα」を選ぶユーザーのニーズに上手に応えている。 もはや世界のエコカーからベンチマークとなった「プリウス」の、看板を背負うだけの完成度と経済性は健在。唯一の問題は納車待ちが長いことぐらい。 17point
Toyota Crown HV 特徴的なクサビ型グリル(アスリート)も健在で、車格は「The高級車」。日本の道路事情にマッチした全幅以外、輸入高級セダンに負けない個性を持つ。 「日本による日本のための…」高級感は、ハイブリッドでも健在。つまり「エコカーだから」という特殊性を感じさせないのがポイント。快適そのもの。 従来のハイブリッドは3.5Lベースだったが、新型は2.5Lがベース。非力になったが、その分燃費は大幅に向上。それでも静粛性の高さから、安っぽさなどは皆無。 ミドルクラスのアッパーセダン(つまり大型高級車)で、23.2km/l(JC08モード)という数字はミラクル。もはや時代はパワーでなく燃費なのだと実感させられる。 18point
Honda Freed HV 5ナンバーとは思えない広さを実現したミニバンとしては、ホンダらしい近未来感もある。再度スカートの造形など、さりげなくエアロボディなのもミソ。 6人乗りモデルは、2列目が独立したキャプテンシートで快適そのもの。リムジン感覚も味わえる。インパネは奥行きが深く、慣れが必要だが、それ以外は質感も高い。 ホンダ独自のIMA方式ハイブリッドは、1.5Lエンジンをメインにモーターが補助するシステム。不満は少ないが、やはりちょっと非力。もう少し大きい排気量がほしい。 大人6名乗車できる小型ミニバンでありながら、21.6km/lは十分経済的。今後はミニバンにもハイブリッドが必然になる。先駆け的モデルとして十分合格な経済性だ。 15point
Mazda Atenza Wagon セダンより60mm短くなったアテンザ・ワゴン。それでも実用性を犠牲にすることなく、低く構えた攻撃的なデザインを継承。カッコ良さも一級品だ。 外観の派手さに比較すると、真面目過ぎるインテリア。特にワゴンはもっと遊んでほしかった。面白いのはクリーンディーゼルに6MT設定。一気に通好みになる。 4WDの設定がない代わりに、搭載されるクリーンディーゼルの強力なトルクがぐんぐんボディを引っ張る。低回転で出力を高めた設定で、日常は想像以上にパワフルだ。 アテンザ・ワゴンのクリーンディーゼルは22.2km/lを誇り、ライバルのレガシィ・ワゴンよりも数段優秀な燃費性能を誇る。個人的にはMTを選び乗りたい。 16point