「カナダやニュージーランドのゲレンデへ遠征に行くと、THULEのルーフボックスを装着したクルマをたくさん見かけます」
長野五輪やソルトレイク五輪にも出場経験を持つ、プロ・スノーボーダー:吉川由里は、THULEへの第一印象についてこう語り始めた。
「はじめてTHULEに出会ったのは、海外の友人のクルマに装着されているのを見た時でした。それも雪山だったのですが、ボードや荷物がたくさん入るので、とても頼もしかったのを覚えています。それとデザインがカッコ良かったのが印象的でした」
彼女のようなプロ・スノーボーダーともなれば、ゲレンデへ一度に複数のボードを持参することは当たり前。それ以外にもただでさえかさばるウェアや、長期滞在用の荷物なども含めると、その量は我々の想像をはるかに超えてくる。
「とにかく(荷物が)かさばるんです。だからクルマのラゲッジに全部の荷物を詰め込むと、もうそれだけで終わってしまいます」
スキーやスノーボードはもちろん、さらにはサーフィンやフィッシングなどを楽しむ人の中にも、きっと同じような経験があるだろう。車中での着替えや、ギアのメンテナンスなど、やはり荷物を積載しても、ある程度の作業ができるスペースは欲しい。しかし、ラゲッジが荷物で埋まってしまえば、それ以上の有効活用は諦めざるを得ないケースが多かった。
それを解決してくれたのがTHULEのルーフボックスだ。
プロとしての活動以外にも家族を連れて頻繁にゲレンデへ遊びに行く
家族分のボードを載せた上で、まだまだ余裕のある470リットルという最大積載容量を誇る「THULE Excellence 2」の中を覗き込みながら、目を輝かせた。中身は荷崩れを防ぐベルトでしっかりと固定でき、走行中の揺れや段差等の衝撃も問題ない。つまり屋根の上を気にせず、安心してドライブが楽しめるということなのだ。
他にも、両サイド(デュアル)からの開閉機構を備える「THULE Excellence 2」。利便性の高さもウリの一つ。ボックス内部の4つのダイヤルを回せば、女性の力でも「THULE WingBar」のウィンドディフューザーの上を簡単にスライドさせることができ、運転席側、助手席側、さらには見栄えが良いセンターへと、自由に位置を変えることもできる。
このように、車内スペースを犠牲にせず、大量の荷物を積載することができるルーフボックス。装着すること自体がステイタスをより高めてくれるということを「THULE Excellence 2」のデザインは物語っている。
「欧米でユーザーが多くいる理由が理解できます。どうせ取り付けるなら断然カッコ良いデザインがいいですよね。早速、荷物満載にしてロングドライブへ行きたくなりました」 そう話す彼女の表情は、THULEのポテンシャルの高さに改めて魅了された様子であった。