MOTAトップ ニュース/記事 特集 東京モーターショー2015 三菱自、自動運転も可能な次世代コンパクトEV「MITSUBISHI eX Concept」世界初披露

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モーターショー 2015/10/8 14:52

三菱自、自動運転も可能な次世代コンパクトEV「MITSUBISHI eX Concept」世界初披露

三菱自、自動運転も可能な次世代コンパクトEV「MITSUBISHI eX Concept」世界初披露

三菱自動車は、2015年10月28日(水)から[一般公開は30日(金)から]11月8日(日)まで、東京ビッグサイトで開催される第44回東京モーターショー2015において、「Driving Beyond SUVと電気の力で、一歩先へ。」をテーマに、次世代EVシステムを採用したコンパクトSUVのコンセプトカー「MITSUBISHI eX Concept」を世界初披露する。

「MITSUBISHI eX Concept」は、今後ますます成長が予想されるSUV市場に向けて三菱自動車が提案する電気自動車のコンパクトSUV。三菱自動車ならではの電動化技術と四輪制御技術をはじめ、コネクティッドカー技術と予防安全技術を組み合わせた自動運転技術などを採用している。

MITSUBISHI eX Concept
MITSUBISHI eX Concept

デザインでは、コンパクトSUVにシューティングブレークのもつ上質さとクーペスタイルを融合させ、キビキビと街を疾走するスポーツクロスオーバースタイルを提案。また、フロントはデザインコンセプト「ダイナミックシールド」をベースに新しいデザインを提案。エクステリア、インテリアのすべてでこれからの三菱自動車のデザインの方向性を示している。

三菱 アウトランダーPHEV

プラグインハイブリッドEV「アウトランダーPHEV」の展示エリアでは、PHEVシステム及びツインモーター4WDの技術特長を紹介するシャシーモデルや、駆動用バッテリーから住宅などへ電気を供給するV2Xをイメージした街のジオラマの展示を行い、電動車両の特長をわかりやすくアピール。

三菱 アウトランダーPHEV バハ・ポルタレグレ500参戦車
三菱 i-MiEV EV研究開発50周年記念ラッピング車

さらに、「アウトランダーPHEV」のクロスカントリーラリー参戦車や、三菱自動車の電気自動車研究開発50年(1966年10月より)の取り組みを紹介するパネル、50周年を記念したラッピングを施した「アイ・ミーブ」を展示。

一般公開日では、クリーンディーゼル車や軽自動車など、環境に優しい車両も出品。新たな価値観を備えた電動車両と最新技術を搭載した市販車により、三菱自動車ブース全体で魅力的なカーライフを提案する。

また、東京モーターショーと同会場で開催される主催者テーマ事業のスマートモビリティシティ(SMC)では、「アウトランダーPHEV」とV2H機器を用いて“電動車両のある1日”をテーマに、家庭でのエネルギーの流れを再現。電動車両の「停まっている時の価値」について解説する。

さらに、SMCで開催する「自動運転デモンストレーション(高度運転支援システム)」に三菱電機株式会社と共同研究中の自動運転体験試乗車(「アウトランダーPHEV」)を出品。

渋滞中でも先行車を検知して追従する低速追従走行機能や、超音波センサーにより駐車スペースや障害物を検出し、自動で縦列駐車を行うリモート自動駐車機能を体験できるプログラムを展開する。

「MITSUBISHI eX Concept」[世界初披露] 詳細

次世代EVシステムとツインモーター4WD /「S-AWC」で これまでより一歩先へ踏み出し、EVの未来を切り拓く。

MITSUBISHI eX Concept
MITSUBISHI eX Concept
MITSUBISHI eX ConceptMITSUBISHI eX Concept

「MITSUBISHI eX Concept」は、三菱自動車がこれまでに培ってきた技術の粋を集め、航続距離と優れた走りを両立する次世代EVシステムを採用。このシステムは、エネルギー密度を大幅に向上させた次世代のバッテリーと前後それぞれに配した小型・高出力モーターなどで構成され、システム全体の軽量・高効率化だけでなく、車体側でも軽量化を徹底的に推進することで、航続距離400kmを実現。

最高出力 前後各70kW、合計140kWの力強く滑らかな、EVならではの加速感を存分に楽しむことができる。

 さらに、ツインモーター4WDをベースに、フロントはブレーキ制御、リヤは左右のトルク移動を行う機構(AYC)を設けた車両運動統合制御システム「S-AWC」を採用。

これにより、後輪の駆動力を自在に制御し、ドライバーの意図に忠実なハンドリングを実現している。

また、「S-AWC」の機能を最大限に発揮できるように、ドライブモードの選択を可能にしている。センサー及びカメラの情報を元に路面状況を推定し、行く先々の路面に合わせて駆動力を制御することで最適な操縦安定性を発揮する<AUTOモード>、未舗装路や降雨時に最適な<GRAVELモード>、雪道など滑りやすい路面に最適な<SNOWモード>の3種類を設定し、任意で選択することができる。

なお、大容量の駆動用バッテリーを活用したV2H機器との接続が可能で、これにより一般家庭の電力消費量の約4日分相当の電力供給が可能。アウトドアにおいても「AC100Vコンセント(1500W)」を用いて家庭用電化製品を利用することができる。

コネクティッドカー技術でドライブの可能性を拡げ、 カーライフをより豊かに楽しくする「Mitsubishi Connect」

MITSUBISHI eX Concept

三菱自動車の先進的なコネクティッドカー技術により、クルマは情報ネットワークと一体化。その情報ネットワークを活用することで、「Mitsubishi Connect」は、さらに多彩なサービスを提供し、今までにないドライブ体験を可能とし、カーライフをより豊かに楽しいものとしていく。

「もっと出かけたくなる、楽しい・うれしい」

クラウドと連携したAI(人工知能)が家や外出先などでの検索や行動を通して、乗員の興味や趣味とクラウド上の情報をマッチング。走行中に、それらに関連する情報をAIがキャッチした際には、乗員にその情報をレコメンドし、クーポンを配信。世の中の“面白そう”を逃さず“楽しい”“うれしい”を拡げていく。

「交通事故の事前防止、事後の迅速対応で、さらなる安心を」

走行情報を常にクラウドにつなぎ、周辺の車両情報やインフラ情報と融合し、事故の事前回避を実現。また、車両情報を分析することにより、車両の異常・故障の前兆を早期に察知し、修理や整備を促す。万一、事故が発生した際は、センサー情報(衝撃の度合いやエアバッグの展開有無など)や発生位置などを自動で通報し、迅速な救助をサポートする車両緊急通報システムが対応。安心で快適なドライブをトータルでサポートする。

「時間の有効活用やスマートフォンとの連携で、生活をもっと便利に」

クルマがインターネットとつながることで、目的地への道中でも事前にお店の予約やチケット購入を行うことができる。さらに、車両をスマートフォンと連携させることで、音声でのメッセージ利用やSNSの利用も可能になる。

車内空間でスマートな時間の使い方ができるようになり、生活はますます便利になる。

乗員を守るための予防安全技術「e-Assist」を搭載

MITSUBISHI eX Concept

「ぶつからない。万一の際も被害を最小限に」

安全かつ快適なドライブをサポートする予防安全技術「e-Assist(イーアシスト)」をさらに進化。カメラやレーダーを利用して検出対象を歩行者や自転車まで拡大した「衝突被害軽減ブレーキ:Forward Collision Mitigation(FCM)」と「誤発進抑制制御&ブレーキ制御」を搭載。

「FCM」は走行時、先行車との車間距離が急に縮まった時にカメラやレーダーがこれを察知して自動ブレーキを作動し、衝突の回避や万一の際の被害を軽減する。また夜間、前方の歩行者や自転車が見えにくい時でも、カメラやレーダーが検知して衝突の可能性を警報。さらに自動ブレーキを作動させることで事故の回避や被害の軽減を促す。

「誤発進抑制制御&ブレーキ制御」は、前方または後方に障害物がある場合、車両に搭載されたレーダーがその障害物を認識。発進時のアクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いを検知するとともに、モーターの出力を抑えながら急発進を抑制し、ドライバーには警報音と警告表示により注意を促す。

「後側方死角警報:Blind Spot Warning(BSW)」

「レーンチェンジアシスト:Lane Change Assist(LCA)」

超音波センサーとレーダーで死角になる後側方の状況を把握し、車両を検知すると「BSW」が警報音と警告表示でドライバーに注意を喚起。これにより、高速道路などでの車線変更時に、後側方のクルマの存在や後側方へ近づいてくるクルマの見落としを防ぐ。

「LCA」は「BSW」などと連携し、高速道路などでの分合流や車線変更を行う際、ドライバーをアシスト。後側方に車両が走行している場合は、ドライバーに警報や警告表示で注意喚起するとともに、ハンドル操作を補正制御して他車との接触を回避する。

「フロント&リヤ クロストラフィックアラート」

道路に面した車庫から前進、あるいは後退しながら出る際に、クルマの前方・後方に設置されたカメラやレーダーが接近する車両などを検知して警報を発する。

「路面状況検知センサー」

カメラとレーダーなどで路面の凹凸を検知するとともに、アスファルト、土、砂利といった環境の違いや、天候による路面状況の変化を推定し、車両運動統合制御システム「S-AWC」の制御に使用する。さらに、コネクティッドカー技術と連携して他車と路面情報を共有できる。これにより、たとえば後続車が、急にコンディションが悪くなっている場所を的確な走行モードで走ることができる。

また、災害が起きた際に、様々なクルマが検知した情報を蓄積・分析することで、通行可能な道路やその道路状況をより多くのクルマに伝えることができる。

「通信を利用した事故回避システム」

クルマとクルマ間の通信、クルマと道路間の通信、クルマと歩行者間の通信を利用し、クルマの向こう側にいる歩行者や右折待ち時に交差点に近づくクルマや歩行者などの、運転席からは見えない対象をいち早く通知して、人やクルマとの事故を防止する。

「自動駐車支援」

車庫入れや縦列駐車時などに、カメラとセンサーが駐車スペースや周囲の状況をモニターし、自動でハンドル操舵やブレーキ操作を行って駐車を完了させる。駐車を苦手とするドライバーの手間やストレスを軽減する。

「ドライバーモニター」

運転席正面の赤外線カメラやステアリングとシートに内蔵されたセンサーで検知される、瞬き、姿勢のズレ、心拍数などの生体信号や、蛇行などの運転操作時の異常からドライバーの覚醒度を判定し、ドライバーへ休憩を促す。

運転注意力が低下していたり、脇見運転をしている場合も、瞬時に警報を発する。

もっと便利になる。もっと安心できる。 自動運転技術で、クルマはもっと人に近づく

MITSUBISHI eX Concept
MITSUBISHI eX Concept
MITSUBISHI eX ConceptMITSUBISHI eX Concept

「いつかは」と言われていた自動運転。その夢が少しずつ、しかし確実に形になっている。

「MITSUBISHI eX Concept」は、EVと親和性の高い様々な自動運転技術を追求し。精密な制御が可能なモーター駆動を活かした「自動バレーパーキング」のような快適・便利なシステムを開発。

また、頼もしいトルクを活かし、「自動車専用道路での自動運転(準自動走行)技術」や「障害物回避自動操舵システム」において、状況変化に俊敏に対応する走行性能を発揮する。

なお、自動運転中は「自動運転モード用ポジションランプ」を点灯させて、他車に自動運転であることを伝える。

「自動バレーパーキング」/「非接触充電」

「バレーパーキング」とは、ホテルやレストランなどで、クルマをエントランスに停めるとそこからスタッフが代わりに駐車や出庫をしてくれるもの。このサービスを、駐車場側のシステムと車両のシステムをコネクティッドカー技術で連携させて、すべて自動で行うのが「自動バレーパーキング」。

 ドライバーや同乗者が、「自動バレーパーキング」の乗降エリアでクルマから降り、スマートフォンやスマートウォッチで指示するだけで、車両は自動運転で駐車できるスペースへ向かい駐車。

「自動バレーパーキング」には、ソーラーシステムなどの再生可能エネルギーを利用した「非接触充電」を用いたEV充電スペースが設けられており、充電が必要なEVは自動運転により順次充電を行う。

指定した出発時間には充電を終えて「自動バレーパーキング」の乗降エリアへ自動運転で走行して待機し、ドライバーや同乗者を迎える。出発時間を変更したいなど、指示の変更もスマートフォンやスマートウォッチで簡単に操作することができる。

「自動車専用道路での自動運転(準自動走行)技術」

クルマとクルマ間、クルマと道路間の通信や車両に搭載したカメラやレーダーなどの情報から周囲の状況を解析し、自動で車両の加減速や車線の維持・変更を行う。

また、クラウドなどから目的地の交通状況を入手し、先んじて事故を回避するように支援。 例えば、「協調車間距離制御:Cooperative Adaptive Cruise Control(CACC)」は、高速道路などの自動車専用道路での走行時に、クルマとクルマ間の通信から分かる他車の加減速情報を共有しながら、よりスムーズな追従走行を可能にし、電費の向上や渋滞軽減にも貢献。

「車線維持制御:Lane Keeping Assist(LKA)」は、カメラによってレーンの位置を把握し、車線内を走行する。「自動レーンチェンジ」は、自車線前方の渋滞や工事による車線規制、道路上の落下物といった車線変更が必要な状況を検出すると、「レーンチェンジアシスト」「後側方死角警報」などと協調しながら車線を変更し、より安全な走行を実現する。

また、進行方向に障害物がある場合、車両に搭載されたカメラやレーダー、周辺車両との通信により、その障害物を認識して回避する「障害物回避自動操舵システム」も採用している。

 渋滞でも高速走行時でも、周囲の車両との緻密な車間距離制御を行いながら、安全に走行ができ、さらに不要な加減速を伴わないので電費も低減できる。

東京モーターショー2015 三菱ブース 出品車一覧

MITSUBISHI eX Concept [世界初披露]

アウトランダーPHEV

アウトランダーPHEV バハ・ポルタレグレ500参戦車

アイ・ミーブ EV研究開発50周年記念ラッピング車

パジェロ クリーンディーゼルエンジン搭載車(ロングボディ)

デリカ D:5 標準モデル、ROADESTモデル

アウトランダー

eKワゴン

eKカスタム

eKスペース

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