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メルセデス・ベンツ ミディアムクラス 500E 前期クローズドデッキ サンルーフレス 埼玉県
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ジンデルフィンゲン工場の生産能力が不足していた(500E専用ラインを作りたくなかった?)メルセデスと、逆に生産量が落ち込んでいたポルシェ、双方の思惑が合致して造られたのが『500E』です。
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他のW124より、低く、ワイドな造形。 ボディパーツの提供や塗装のみジンデルフィンゲンで、その他エンジンや駆動系の取付など、生産の90%はポルシェが担当。
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このワイドフェンダーが特徴的。 ヘッドライトを囲む隙間からも空気を取り込む設計になっています。芸が細かいですね。 シンプルですが飽きの来ない造形です。
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この色(スモークシルバー)を探していた人は是非!! 『色買い』もアリなほど美しく上品な色です。 現代車では見ることのできないグリル上のエンブレム。スリーポインテッドスターを見ながら走りませんか?
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美しく優しいいシャンパンゴールド。 性別、シーン選ばずお乗りいただけます。 バンパーが一色に塗られている点がオリジナルと異なりますが、個人的には非常にセンス良く思われます。
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リアサスはマルチリンク。リアの仕立てが「ポルシェが造った」ことを思わせます。グイグイとケツから押されながらも、粘り強くロールする楽しいアシです。
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少し嬉しい?『サンルーフレス』 些末なこと?ですが、どうせなら穴は少ない方が良いという方へ。 タイヤも2020年末に交換したばかりなのも嬉しいところ。 再塗装のレベルは高いと思います。
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後期E500とは『フロントグリル形状』が異なります。個人的には前期グリルがツボですが。。。その他、シート内部素材や鉄材が前・後期で違うとも聞きますが定かではありません。
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5リッターV8『M119』型エンジン。500EとE500前期はクローズドデッキ。E500の後期はオープンデッキ。手間やコスト、耐久性が違います。 ついにこの頃メルセデスにもコストカット、効率化の波が、、、
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前期JPN仕様ですので325psかと。シルクのように?滑らかに回り続けます。内燃機関の歴史に名を遺す名機ではないでしょうか。 残念ながらJPN仕様ゆえオイルクーラーレス。むろん設置可能です。
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V8(&補機類)がラジエーター前までギッチリ詰められてます。これがR129(500SL)にも積まれているかと思うと、、、整備されてれば普通に乗れますが、真夏の渋滞は素直に控えた方が良いかと。
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内装は綺麗な部類かと。 四方の見切りの良さ、シックリくるドライビングポジション、ボールナットらしい優しいステアフィール、頼りがいのある車体の剛性感。 500Eには歴の長いオーナーが多いのも納得です。
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チルト機能のないステアリング。メルセデスの思想(頑固さ?)が感じれるようで、私は大好きです。 現在14.6万km。むろんメルセデスとしてはまだまだ若輩者?かと。
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オーナー様は5年間で1.5万キロほど走行。その前のオーナーが5年2.5万kmで200万ほど手をかけられたおかげか、維持費はさほどかからず、パワステポンプとフュエルポンプ、ラジエター、タイヤで100万位?とのこと。
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角を削るような造形。よく見ると二段階に削られてます。空力にも寄与しているのかもしれませんね。 昨今のゴテゴテしたラインではなく、非常に上品に感じるラインです。
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Cピラー~ルーフにも立体的なプレスラインが。 こういう芸が細かいところが昔のメルセデスらしいところです。
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助手席から。 ダッシュやシート、ウッドパネルも大きな劣化は見られません。 エアコン生きてますが、現代A/Cのような微妙な温度調節は苦手です。
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デフが大きいため、4名乗車。 後部座席のウッドに微かなヒビあり。
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前後の重量配分の関係でバッテリーはトランク内に。