富士重工業は、「インプレッサ 5ドア コンセプト」を『東京モーターショー2015』で世界初公開した。インプレッサ 5ドア コンセプトは次期インプレッサをイメージした5ドアスタイルのデザインコンセプトカーである。
スバルのラインナップにおけるエントリーモデルとして、凝縮されたボディサイズ感の中でダイナミックかつソリッドなスバルらしいデザイン要素を大胆に表現しつつ、クラスを超えた質感を融合させることで、インプレッサのみならず、今後のスバルデザイン全体の方向性を提示する。
フロント、サイド、リアの各デザインをダイナミックかつソリッドな面構成で繋げ、スバルデザインの特長の1つである立体的で塊感のあるボディを構築。5ドアスタイルの凝縮感あるボディ形状の要所に躍動感あふれるキャラクターラインを配し、スバルがユーザーに提供する価値である「安心と愉しさ」のデザイン表現をCセグメントという限られたボディサイズの中で追及した。
スバル車にとって不可欠な機能性についても、優れた空力性能を確保することで、スタイリングとの融合を実現している。エクステリアカラーには金属本来の輝きを持つ高輝度シルバーを採用し、質感高く仕上げた。
■フロント
「ワイド&ロー」スタンスにより、スバルならではのスポーティな印象を与えるとともに、スバルらしさの象徴であるヘキサゴングリルから、シャープなホークアイヘッドランプまでを一体感を持って立体的に構築。フロントからサイドを経由してリアまで繋がり、各部のデザインが1つの塊となる起点としての役割をフロントフェイスが果たしている。
■サイド
フロントフェンダーからドアパネル・リアショルダーまでを繋ぐ抑揚豊かなキャラクターラインと、リアに向けて跳ね上がるドアパネル下部のキャラクターラインにより、ソリッドなボディ表面に躍動感を持たせた。力強く張り出すフェンダーフレアーはスバルAWDがもたらす信頼感を表現している。
■リア
リアまで突き抜ける力強いショルダー、ヘッドランプと共通のモチーフを持ち、かつワイドに表現されたリアコンビネーションランプにより、フロント同様の「ワイド&ロー」スタンスを実現するとともに、キャビンを絞り込むことで、軽快な5ドアスタイルに一層スポーティな印象を付加する。
ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,400×1,880×1,440mm
ホイールベース:2,670mm
タイヤサイズ:235/40 R19
乗車定員:5名
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