スバル・インプレッサ
鳴り物入りで登場し、WRCで大いに活躍して見せたインプレッサも今では4代目。既存のクラスやセグメントにとらわれない新しい価値の提供をコンセプトに、質感や使い勝手、環境性能、安全性能など、あらゆる面でレベルアップを果たしており、海外でもWRXは「ライスカー(日本の小さいけど速いクルマ)」の代表格として人気も高い。5ドアハッチ(スポーツ)と4ドアセダン(G4)がラインナップされるのは従来通りで、サイズは全高こそ10mm低くなったが、全長と全幅は旧型と変わらず。それでいてホイールベースは25mm延長され、フロントウインドーが200mm前方に移動させることで室内空間を広げることに成功、快適性と使い勝手が大きく向上している。搭載されるエンジンは、1.6Lと2.0Lの水平対向4気筒。1.6Lの4WDモデルにのみ5速MTも設定されるが、他はすべてリニアトロニック(CVT)を採用。2.0Lモデルにはマニュアル感覚でギアチェンジできるパドルシフトが備わる。必要に応じてドライバーをアシストする先進の運転支援システム『EyeSight』搭載グレードも用意され、緊急時に自動ブレーキで減速および停止してくれる。