走り始めて感じたことは、タイヤが路面にしっかりとフィットしているな、というフィーリングだったこと。
これは、ステアリングから伝わってくるしっかり感や、ステアリングを切り始めたときの応答感から得られるものだ。一般道など市街地レベルでは速度域が低いので、
このような路面をとらえる感覚が薄く、また普段は気にも留めないものだがLE MANS 4は市街地走行レベルから明らかに安心感があった。
まず、市街地で多い車線変更の時など30~40km/hレベルの速度域でも意のままに気持ちよくクルマが反応してくれるのだ。市街地で頻繁に使うブレーキング時にも、 ブレーキペダルを踏み込む強さに比例して、タイヤが路面にしっかりとコンタクトする反応が感じ取れるのだ。これが大きな安心感に繋がる。 市街地では、歩行者や自転車や二輪車など様々なシチュエーションでの走行となるので気が抜けず、そんな時このLE MANS 4が感じさせてくれるグリップ感は運転に余裕をもたらしてくれるものだ。