MOTAトップ ニュース/記事 特集 PR企画 オートックワン全力検証 月間連載 カーナビゲーションの「今」を徹底特集 page01

オートックワン全力検証 月間連載 カーナビゲーションの「今」を徹底特集

オートックワン特別企画
  • トップ
  • カーナビ伝道師解説編
  • モニター試乗編
  • イベント編1
  • イベント編2
  • イベント編3

今の時代だからこそほんとに問われる高性能カーナビの意義

「何故カーナビは必要なのか?」

禅問答ではないが、読者諸君に対し、いきなりの問いかけである。

もはや日々のカーライフとは切っても切れない、いや必需品であるカーナビだが、それゆえに今、問われているのが「カーナビの真の価値とは何か?」という点である。ご存知のように昨今のスマホブームにより、これで使えるカーナビアプリの台頭が目覚ましい。こちらに関しても日々“日進月歩”の進化を続けてはいるが、これらと比較した際、いわゆる専用機が絶対的に勝る部分のひとつが「自車位置精度」の高さである。車両専用に設計された高精度センサーやGPSレシーバーなど、普段あまり気が付かない(見えづらい)部分ではあるが、スマホナビから専用機に乗り換えてみるとその“有り難さ”がわかるのである。

 閑話休題。ではカーナビに求められる真の価値を考えた場合、それはまず「目的地まで確実に、かつ早く到着できる」ことが重要となる。言葉で言うのは簡単だが、実はこれが本当に難しい。まさに“カーナビゲーション”という商品が求められている機能の原点とも言えるわけで、開発する側からすれば「ゴールの無い目標」に日々粉骨砕身。これによって生み出された高い実用性と同時にドライバーをアシストしてくれる先進機能が結果としてストレスを減らし安全運転にも寄与してくれるわけだ。またAV機能との連携も重要である。iPhoneやデジタルミュージックプレイヤー、地デジ、CDなど今、楽しめるメディアは多彩である。つまりユーザーユーズが多岐にわたることでその対応力も問われてくるわけだ。

選択肢の多さと実際触れられるのが市販ナビの強み

 さてこのカーナビを導入するきっかけ、言い換えればタイミングは何と言っても新車を購入する時だろう。カーナビにはご存知のように自動車メーカーの工場やディーラーで装着する「純正」とカー用品を扱う量販店などを中心に購入し取り付けを行う「市販」の2つの選択肢がある。とはいえこれだけ選択肢の多い昨今、純正でも市販でもこだわり自体はない。どちらかと言えば、せっかく購入するなら“賢い買い物”がしたいし、購入した以上、その能力を常に体感したいと思うのは共通の想いだろう。

 そこでまずは市販ナビという選択を提案したい。この理由は非常にシンプル、何よりも商品を実際に触れて選べる点にあるからだ。デザインや画面サイズは自分のクルマのインパネにどうフィットするのか、ボタンなどの操作性なども直接触れるからこそわかる部分は実はかなり多い。さらに言えば、専任スタッフに自分のニーズ(予算や機能)にあった商品をサジェストして(勧めて)もらえる点もありがたい。

 ではさらにステップを進めていこう。具体的に数多くある市販ナビの中から何を選べばいいかということだが、ここが冒頭に述べた「カーナビの真の価値」となる。目的地まで確実かつ早く到着するためには何が必要か?それは常に変化する交通状況を把握しドライビングに活用できる機能である。この交通状況だが、単に渋滞情報だけでなく、地図の鮮度という意味も含まれると考えて欲しい。つまり外部からいかに効率よく情報を収集できるかがポイントとなるのである。

イメージ画像 イメージ画像

サイバーナビが提供するカーナビの新しい体験

 そこでお勧めしたいのがカロッツェリアのサイバーナビである。少しでもカーナビに興味がある人であればこれが「ハイエンド型」の高性能ナビであることはご存知だろう。ハイエンド型というと「そこまで機能は欲しくないし、使いこなせないかも」と思うかもしれない。しかし、それは大きな誤解であり心配は無用であることを伝えておきたい。

サイバーナビは確かにハイエンドではあるが、それに搭載されている機能は常にドライビングに役立つ機能であると同時にドライバーにとっては優しいものだ。このコア技術のひとつが同社独自の『スマートループ』というネットワークを活用した機能である。これは専用の通信モジュールを使って約70万km(通常のVICSの約10倍)というほぼ全道路を対象とする膨大な量の渋滞情報を取得し活用、これによって得られる最適なルート案内には元から定評がある。

イメージ画像

スマートループのメリットとは・・・

ではスマートループがあると一体どのようなメリットがあるのだろうか。
前述した「スマートループ渋滞情報」はすでに定番となりつつあるが、単に広域の渋滞情報を取得するだけでない。例えば高速道路を使って長距離移動する場合、かなり先に起きた通行止めなどの状況を把握することはもちろん、それが結果としてどうドライブにからむかも知ることは普通は不可能だ。しかしスマートループは違う。そもそも全国の有料道路の通行止め情報をナビ起動時すぐに取得するので、もっとも効率の良いルートを導き出して誘導してくれる。
DSRCも高速道路の情報を広範囲で取得する点は同じだが、高速道路に乗ってからでないと情報が得られらない点は大きな違いではないだろうか。

渋滞や事故だけでなく、高速道路のジャンクションやサービスエリアなど「今どうなっているんだっけ?」と思うことは多々ある。しかし今まではあくまでも地図上に表示される2次元的な情報でしかそれを把握することができなかった。しかしスマートループアイの場合はこれを静止画像で確認することができる。
言うと、他のサイバーナビユーザーがこのカメラで撮影したリアルな走行情報を皆で共通し活用できる、ちょっとした“助け合い”機能である。

つまりカーナビ操作に慣れていなくてもリアルな静止画のほうが地図上の情報表示より逆にわかりやすいこともある。ここが冒頭に述べたドライバーにとって優しい部分、つまり高機能はそのままに敷居を下げ、誰もがインテリジェンスなドライビングを享受できるという点なのだ。自分が目的地に到着するまでまだ時間があるとしても、スマートループはネットワークを活用してはるか先の情報を得ることができる。まさに「少し先の未来」ですら手に入れることができると言っても決して大げさではない。

イメージ画像 イメージ画像

究極の目標は、安心、安全、そして快適ドライブ!!

前述したように現代はまさにネットワークの時代と言われているが、カロッツェリアはこの考えをすでに2006年から具現化しており発展させてきた。当然ユーザーから収集されたリアルタイムな走行データなどは膨大なものとなっている。“時間を過去に戻すことはできない”ではないが、これだけの情報を収集⇒蓄積⇒活用することは短期間で行うことは物理的にも不可能だ。まさに先見の明があったということだが、結果としてサイバーナビに搭載されている先進機能は常に目的地まで安心に到着できるドライブを約束してくれるというわけである。

また昨今、先進安全技術に代表される機能が注目を集めているが、サイバーナビの場合も前述したクルーズスカウターユニットを使うことで、「ドライブメモリー機能(簡易ドライブレコーダー)」や適正な車間距離でのドライブをアシストする「ターゲットスコープ」、フラつき運転を予防する「レーン移動検知表示」などのドライブサポートを行ってくれる。実はこの機能を実現するためにはナビ自体に高い自車位置精度が求められる。サイバーナビには「IQ高精度」と呼ばれる機能にプラスして車線などの画像解析に関してもハイレベルである。

この他にも多彩な機能を有するが、これからのナビは道案内やAV機能を楽しむだけではなく、安全運転をサポートする新しい時代の“ドライブコミュニケーションツール”としての役割が求められている。その点でもサイバーナビはハイエンドナビの新しい理想像と言えるのではないだろうか。

イメージ画像 イメージ画像

次はあなたが体験する番!!

最後にカーナビにかかわらず昨今ではUX(ユーザー・エクスペリエンス)という言葉が注目を浴びつつある。それまであったUI(ユーザー・インターフェイス)などは個々の機能の操作性などを表す表現であったが、UXはユーザーが実際、何を体験できるか?を意味する。サイバーナビに関して言えばその機能の多彩さにここで全てを紹介するのは難しい。しかし、このナビが持つUXこそがまさにドライバーにとって日々新しくかつ新鮮な体験をもたらしてくれるはずだ。

次回は実際ユーザーにサイバーナビの世界を“体験”してもらおうと考えている。