人気の軽バン DA17エブリイ/エブリイワゴンを手軽にカスタム!エアロパーツやインテリアパーツであなただけの1台に/ライツVol.4
ライツ製品はだれでも手軽にDA17エブリイのイメージチェンジできるのが魅力
スズキ DA17型エブリイ/エブリイワゴン(DA17型[以降、DA17エブリイ])に向けたアフターパーツを全方位にラインアップするブランドが「ライツ」です。同社の製品は、貼り付けるか、加工なしで取り付けられるものがほとんど。だれでも手軽にクルマのイメージチェンジができるのが魅力です。
2015年2月の登場以来、軽バンシーンをリードしてきたDA17エブリイですが、現在は、2021年12月にフルモデルチェンジを果たしたばかりのライバルとなるダイハツ アトレーへの注目が集まっている状況です。
そこで今回、ライツがDA17エブリイ用に豊富に取り揃えるアイテム・パーツの中から、内外装をリフレッシュするアイテムをピックアップ! 手軽に取り付けられる厳選パーツで、DA17エブリイをライバルにも負けない最新モードに進化させてみませんか?
バン&ワゴンをカバーするDA17エブリイをトータルカスタムブランド「ライツ」
ライツは、株式会社エル・シーがプロデュースするブランドです。先代となる64エブリイ(DA64型)のライティングパーツからスタートし、エクステリア〜インテリアまで用意する、トータルカスタムブランドとして存在感を高めています。
そんなライツにとって、エブリイは特別な存在。現行モデルとなるDA17エブリイに向けて、前回も紹介したライティングパーツ群のほか、エアロや貼り付けパーツ、シートカバー、インテリアパネル、フロアマットなど、細部にいたるまでアイテムをラインアップしています。
バンとワゴンの違いはもちろん、グレードの違いによるボディ形状やインパネ形状の違いにも対応し、エブリイユーザーにとって心強いトータルカスタムブランドなのです。
スポーティなユーロスタイルに仕立てる「エアロパーツ」
まずは、DA17エブリイをスポーティなユーロスタイルに変身させるエアロパーツをピックアップします。この製品はどんなテーマをもとに仕上げたのか、ライツ製品をプロデュースする株式会社エル・シーの大西さんに話を伺いました。
「DA17エブリイといえば、軽自動車の規格いっぱいに造られたスクエアなフェイスが特徴ですが、それをスポーティにできないかと考えました。純正バンパーと交換するバンパータイプとしながらも、純正っぽさを損なわないように出幅を抑えながら、メリハリのあるスタイリングにできるかにこだわって開発しました」
レクサスのスピンドルグリル風の末広がりな「グリル」と、フォグランプを取り囲むコの字型のラインに注目!
「出幅を少なく、奥行きのあるデザインにするのは、なかなか苦労しました。ラインのつじつまを合わせたり、グリルの開口部をどれくらいのればいいかなど、何度もバランスを調整しました。CADでデザインをしたのですが、画面上で確認しながら実車と合わせて製作しました」
レクサスのスピンドルグリルを思わせる末広がりのグリルが目を惹きつけられますが、両サイドのフォグランプを取り囲むようにコの字型に立ち上げたラインも必見。バンパーの両端から飛び出すかのような攻めたデザインが印象的です。絞り込みとラインの立ち上げにより、張り出さずにメリハリのあるフェイスに仕上げています。
「純正バンパーは樹脂とバンパーの2つで構成されていますが、当社のバンパーはFRP製による一体モノ。そこでグリル内部をマットブラックに、上部をグリルブラックで塗り分けることで、純正っぽい顔立ちにしています。ただ、これはあくまで参考例。お客様には自分だけの顔立ちを作っていただきたいですね」
ディフューザー&マフラーフィニッシャーによる「リアスポイラー」が魅せる!
フロントバンパーからの流れを整えるサイドステップは、張り出すのではなく、アクセントとしてステップ中央を摘まみ上げたような形状を採用。そこを塗り分けることで、視線をボトムへと惹きつけてくれます。
「リアスポイラーは、ワゴンがバンパータイプ、バンはハーフタイプを採用しています。仕様は違いますが、どちらも両サイドにワイド感を演出するマフラー風の開口部が備わり、中央部分はフィンを4本入れたディフューザー形状としています。これによって、レクサスでいえばFスポーツのような、純正スポーツグレードの雰囲気となり、ユーロテイストあふれるリアスタイルに仕上がります」
フロントスポイラー、サイドステップ、リアスポイラーという3つのパーツながら、張り出しではなく奥行きのあるデザインで見せるボトムパーツにより、イメチェン効果は絶大! DA17エブリイのスタイリングを一新したいならば、候補に挙げたいエアロパーツです。
商品名 | 価格(税込) |
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フロントバンパースポイラー(グリル一体式) | 6万6000円 |
リアバンパースポイラー(ワゴン用) | 5万7200円 |
リアバンパーハーフスポイラー(バン用) | 3万5200円 |
サイドステップ | 4万8400円 |
マフラーエンド | 4400円 |
スタイリングのワンポイントになる「ガラスリッド」
ワンポイントとして取り込みたいのが、運転席の後ろにあるフューエルリッドを交換して取り付けるガラスリッドです。チッピング塗装したブラックのスチール材に透明ガラスをはめ込んだガラスリッドは、トヨタ ハイエースのカスタムで人気のメニューです。DA17エブリイ用に開発するにあたってこだわったところを大西さんに伺いました。
「ボディラインがはっきり出ている部分にあるので、ラインを崩さないようフィッティングにこだわりました。純正と交換するため、取り付け部の作り込みにも細心の注意を払いました。カラーはチッピングによるブラックのみの設定。ボディ同色にするとガラスが目立たなくなるので、ブラックを1択にしています」
ガラスリッドから見えるフューエルキャップは、スズキ車専用の鍵付きタイプと、アルミ素材を使ったタイプ(レッド、シルバー)という3つを用意。工具不要で手軽に取り付けられるメニューとして、カスタム初心者にもおすすめです。
商品名 | 価格(税込) |
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ガラスリッド チッピング塗装仕上げ/フューエルリッド | 1万2980円 |
フューエルキャップカバー アルミ製(レッド/シルバー) | 3300円 |
フューエルキャップ(鍵付き ブラック/クローム) | 4950円〜 |
※対応:バン&ワゴン全車
常に視界に入る部分だけに、カスタム効果絶大な「インテリアパネル」
クルマに乗り込んだ際、視界に入る部分であるインテリアパネルは、カスタム効果の高いメニューです。ライツでは柔軟性のあるPC素材を使っているため、抜群のフィッティング性能が特徴。付属の両面テープで貼り付けるだけで、まるで純正のような仕上がりが手に入ります。
そんなライツのインテリアパネルに新しいカラーが追加されました。なぜ、このタイミングでカラーを追加したのか? その理由を大西さんに伺いました。
「アウトドア好き人を中心に“アゲスタイル”が流行っていますよね。外装は派手にしたくないけど、常に視界に入る内装でカスタムを楽しみたいという層に向けて、カラーを追加しました。例えば『ベージュグレーウッド』という色があります。こちらは明るめの白に近いグレー系ウッドで、触るとマットで家具のような感じで、見るだけでなく触感でも楽しめるようにしています。このほか、ハイエースの『ダークプライム2』風の純正木目パネルや、レッドカーボン調、黄木目(艶あり)も追加しています」
ライツでは、DA17エブリイに向け、2DINサイズ用と純正オプションの200mmワイドナビ用の2種類のフェイスパネルを展開。さらにエアコンパネル(オート/マニュアル)2種類、シフトゲート(4AT/5AGS)2種類、運転席パワーウインドウスイッチ(前席のみパワーウインドウ/全席パワーウインドウ2種類と、さまざまなタイプに対応しているのが特徴です。
商品名 | 価格(税込) |
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インテリアパネル19P | 3万5200円 |
【カラーリング】 |
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茶木目調 |
黒木目調 |
ユーカリ茶木目調 |
ピアノブラック |
ホワイト |
カーボン調(ブラック) |
マット黒木目 |
マット黄木目 |
マホガニー黒木目 |
マホガニー茶木目 |
レッドカーボン調 |
黄木目調(艶あり) |
ベージュグレーウッド |
インテリアパネルとカラーを合わせ、統一感を高めるコンビステアリング
インテリアパネルを交換するならば、ぜひ同時に交換したいのがステアリングです。運転する限り、常に触れるステアリングは、ビジュアルだけでなく、触感にもこだわったアイテムになっています。
「車種専用設計なので、純正エアバッグが使えます。パネルごと移設するので、純正機能がそのまま使えるのもポイント。レザーには通気性の高いパンチングレザーを使用し、さらにグリップ感を高めるガングリップ&コブ形状を使っており、握っただけでドレスアップ効果を体感できます。インテリアパネルと同色で合わせて、視界のクオリティを一気に高まりますよ」
バンとワゴンでは形状が異なるので、購入の際にはチェックしてください。
商品名 | 価格(税込) |
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コンビステアリング | 3万3000円 |
※対応:バン&ワゴン全車
【カラーリング】(ワゴン全車/バン全車) |
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茶木目調 |
黒木目調 |
ユーカリ茶木目調 |
ピアノブラック |
カーボン調 |
マット黒木目 |
マット黄木目 |
マット白木目 |
オールパンチングレザー×ヨーロピアンレッドステッチ |
マホガニー黒木目 |
ベージュグレーウッド |
【カラーリング】(バン全車のみ) |
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NEWカーボン調(バンのみ) |
ホワイト |
ピンク |
オールレザー×グレーステッチ |
オールレザー×レッドステッチ |
オールレッドレザー |
室内の雰囲気を一気に変える「レザーシートカバー」! DA17エブリイ専用カラーもあり!
インテリアで1番大きな面積を占めるだけでなく、カラダに常に触れているシートは、インテリアカスタムのなかでも1番効果が高いパートといわれています。そんなシートを賢く手軽にイメチェンしたいならば、シートカバーがベストなチョイス。ライツでは、DA17エブリイ専用にデザインした「レザーシートカバー」を用意しています。
「ワゴンではJPターボ、PZターボ、PZターボスペシャル、バンではJOIN、JOINターボ(AT/MT車専用 H27.2〜)と、幅広くマッチングします。デザインは、ステッチをクロスさせたキルティングと、プレーンなスタンダードを用意。それぞれ3色ずつカラーリングがあり、DA17エブリイ専用のオレンジっぽいサンフレアブラウン(ホワイトステッチ)も用意しています」
商品名 | 価格(税込) |
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スタンダード(1台分) | 1万6500円〜 |
キルティング(1台分) | 2万2000円〜 |
※対応:ワゴン(JPターボ/PZターボ/PZターボスペシャル)、バン(H27.2〜 JOIN/JOINターボ AT/MT車)
置くだけで極上のフィット感とズレにくさを誇る「立体形状フロアマット」
最後は、インテリアのボトムを担うフロアマット。フロアマットが汚れていたり、ズレているだけで、せっかくのインテリアカスタムが台無しになってしまいます。そこでおすすめしたのが、ライツの立体形状フロアマットです。
「当社の立体形状フロアマットは、国際特許取得した世界的に知られる3D Mats社を採用しています。DA17エブリイの足元形状をレーザースキャン&3D CADを使ったモデリングしているため、置くだけで極上のフィット感が得られます。さらに、底面をカーペットに絡んでズレにくくする特殊加工繊維・膜スパイダーを使っているため、走行中にズレることはありません。インナーには防水性と衝撃吸収性、防音効果に優れたXPE素材を使用しています。もちろん撥水・防汚性に優れたプレミアムラバーを使っているので、手軽に水洗いできるものになっています」
カラーリングは、プレミアムラバーのほか、エレガンスカーペット(ベージュ、ブラック&レッドステッチ)を用意しています。
商品名 | 価格(税込) |
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フロントのみ(対応:ワゴン&バン全車) | 9900 |
1台分(対応:分割可倒式リアシート用 ワゴン全車&バンJOIN/JOINターボ) | 1万5400円〜1万8700円 |
1台分(対応:一体式リアシート用 バンPC/PA/GA) | 1万5400円 |
DA17エブリイ向けたメニューはこれだけじゃない!
DA17エブリイに向けたエクステリア&インテリアパーツを多彩にラインアップするライツ。今回紹介したのは、スタイリングを激変するエアロパーツに加え、乗り込んだ時に視界に入り、触れるカスタム効果の高いパーツをセレクトして紹介しました。前回紹介したライティングパーツはもちろん、DA17エブリイに向けたアイテムはこの他にもたっぷり用意されています。ライツのウェブページをチェックしてください。必ず自分にジャストなパーツが見つかるはずです。
- 筆者 岡本 晃
- 元自動車雑誌編集者/編集長。現在は「オフィス・アヘッド」という屋号で、ライター/編集者として活躍している。自動車雑誌、カスタム系雑誌への寄稿が多く、関西エリアを拠点に活動中。ジャンルを問わず、面白いモノ・コトを掘り起こして執筆することに力を注いでいる。
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Brand Info - REIZ(ライツ)
「REIZ(ライツ)」とは京都にある軽カー用のドレスアップパーツブランド。車体ボディに貼り付けるだけで手軽にスタイリングが変身してくれる主にステンレスを使った内外装パーツをラインアップ。純正ボディを徹底的に研究し、設計・製造しており、後付け感なくスタイリングを上質に仕立てるアイテムとなっている。また、普通車用のドレスアップパーツブランド「Revier(レヴィーア)」も展開している。
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