キャンピングトレーラー「ハピアキャンパー HC1」のユーザーインタビュー! キュートなスタイリングと自由度の高いインテリアが好評/西尾張三菱自動車販売 Vol.5
さまざまな用途で使われているキャンピングトレーラー
西尾張三菱自動車販売が取り扱いをし、レトロかつシンプルなスタイリングで注目を集めているキャンピングトレーラー「Happier Camper HC1(ハピアキャンパー HC1)」。そのキュートなスタイルと自由度の高いインテリアにより、このキャンパーをベースに車中泊、バイクのトランポ、リモートワーク、キッチンカーなど、SNSにはさまざまな投稿があふれています。MOTAでも、Vol.2(2021年掲載)とVol.3(2022年掲載)で掲載したところ、西尾張三菱自動車販売に多くの問合せが寄せられました。
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今回は、そんな「ハピアキャンパー HC1」に一目惚れし、このキャンパーを移動式ネイルサロンにしているMegumi Yasudaさんとトレーラーライフを楽しんでいる飯田さんのお二人に、購入の動機や、実際に使用して感じたことを語っていただきました。
「ハピアキャンパー HC1」とは?
アメリカ・カリフォルニア生まれの「ハピアキャンパー HC1」は、全長3050mm×幅2140mm×全高2270mmというサイズに、乾燥重量499kgという超軽量なボディが特徴で、普通免許さえあればけん引免許は不要。維持費も、年間1万200円の自動車税と、5140円程度の自賠責保険だけでOK(2023年時点)。
けん引している限り車両側の任意保険が使える(車両保険をのぞく)ため、コストがかからないだけでなく、リセールバリューが高いことも魅力です。
ハピアキャンパー HC1 | |
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サイズ | 全長:3050mm(ヒッチ取付部を除く) |
重量 | 499kg |
免許の要・不要 | 普通免許のみ |
維持費 | 自動車税 |
一目惚れしたハピアキャンパー HC1に自分のセンスを取り込んだ移動式ネイルサロン!
まずは、Megumiさんが「ハピアキャンパー HC1」をネイルサロンにしようと思った経緯をお伺いしました。
「ネイルサロンを開くことが20年来の夢だったんです。これからの人生を考えた時に、それを夢のままにしておくのではなく、今やらないといけないと起業を決心しました。
でも、自宅や店舗でサロンを開いても、他のサロンとの差別化ができません。あるとき友達と話していて、移動式のネイルサロンをひらめいたんです。出張できるだけでなく、お気に入りの場所で施術できるのが面白いと感じました。
当初は、クルマを改造しようと業者の方ともお話をしたのですが、エンジンがある以上、寿命が短いし、壊れたら修理も大変です。ならばエンジンのないキャンピングトレーラーにしようと思いましたが、どれも価格が桁違いに高く、なによりオシャレな感じがしなかったんです。
そんな時、西尾張三菱自動車販売の前でたまたま信号待ちしている時に見かけたのが『ハピアキャンパー HC1』でした。丸みのあるレトロな雰囲気のするスタイリングに運命的な出会いを感じ、すぐに西尾張三菱自動車販売のスタッフに声をかけると、1台だけ在庫があるということで、即押さえてもらったんです」。
ネイルを施術する時間を、心地よいものにする空間づくりが大切
スタイリングのオシャレさもさることながら、ネイルサロンとするには室内空間が重要です。一般的にネイルサロンでの施術は2〜3時間かかります。その時間をいかに心地よい空間にできるか、また来たいと感じていただける空間にすることは、ネイルサロンにとって大切。
「いっぱいお話をしながら、集中して施術していきます。1対1で対面して、長い時間を過ごす空間です。私が作り上げた空間を心地よいと感じていただかないといけません。
そこで、室内のカラーや質感にはこだわりました。柔らかいホワイトの室内に、グレーのクッション、ブラウンのフロアを組み合わせ、私の大好きな花を束ねたスワッグを置いて、私らしい空間にしています」。
エントランスは、右サイドのドアを使用。ステップを上がり、エントランスに敷かれたアンティークなマットでスリッパに履き替え、目に入るのがMegumiさんのお手製のスワッグ。そんなひとつひとつに、Megumiさんのこだわりが投入されています。
組み合わせでレイアウトが自在に変えられる「モジュラーインテリアシステム」
「ハピアキャンパー HC1」の特徴は、「モジュラーインテリアシステム」が採用されていること。これは、約50cm角のキューブ(ボックス)をハメ込める溝をフロアに施し、必要に応じて家具を出し入れできるシステムです。キューブを配置することで、ベンチやテーブル、キッチン、収納など自由自在にレイアウトを換えられます。
Megumiさんのようなネイルサロンとして使う場合は、両サイドにキューブを並べて、中央にテーブルを配置し、対面モードにします。
キューブは簡単に取り外しができ、屋外で使用することも可能。キューブは耐久性に優れており、簡単に汚れが洗い流せます。フロアも同様に水洗いできるため、アウトドアシーンでも遠慮なく使用できます。
雨の音や鳥のさえずりなど、自然の音を感じながら癒やされる空間
「ハピアキャンパー HC1」で施術をするようになり、Megumiさんが気持ちいいと感じるのが、自然の音に耳を傾けられることだといいます。
「例えば、雨が降った時に、屋根に雨が当たる音がBGMになりますね。『この雨音が心地よいですね』とお客様も癒やされているようです。それだけじゃありません。鳥の鳴き声や、風で揺れる木々の音など、家のなかにいるとなかなか感じられなかった音に気がつけるんです。気候の良い日には、窓を開けて自然な音を感じられます。『ハピアキャンパー HC1』のそんなところも気に入っています」。
「ハピアキャンパー HC1」にはサブバッテリーをフロント側のベンチ下に標準装備。室内灯やエアコンはそのサブバッテリーを使用。ちなみに、ネイルの施術で使う道具の電源はポータブルバッテリーを利用しているとのこと。
運転に不安な方も、ディーラースタッフがアドバイスしてくれるから安心!
「目下の不安は、キャンピングトレーラーの運転です(笑)。とはいえ、西尾張三菱自動車販売の茨木さんをはじめ、スタッフの方が運転アドバイスをしてくれるので心強いです。この前も主人と一緒に運転アドバイスをしてもらったところです。まだ慣れたとはいえないので、今は主人に手伝ってもらっていますが、一人でどこでも行けるようにしたいですね」とMegumiさん。
今後は、各地で行われるイベントなどに出展するとのこと。緑とアイボリーの2トーンの「ハピアキャンパー HC1」を見掛けたら、ぜひ声をかけてみてください。
DIYで作り込んだ、家族5人が寝られるオシャレトレーラー!
もう一人、「ハピアキャンパー HC1」でトレーラーライフを楽しんでいるのが、キャンプ好きの飯田晃士さんです。すでに使い始めて5年目に突入した飯田さんが、このトレーラーを手に入れた経緯をお伺いしました。
「5年前までテントでキャンプをしていました。当時は子どもが小さく、妻も手が離せないため、一人でテント設営をしなければいけなくて大変でした。そんな時、とあるキャンプ場で見かけたのがトレーラーでした。現地に到着すれば、テント設営の必要なく、そのまま遊べて、寝られるのを見て、すごく魅力的に見えたのがきっかけです」と飯田さん。
── 数あるトレーラーのなかで、ハピアキャンパー HC1を選んだ理由は?
「条件が3つありました。まずはルノー カングーで引っ張れるサイズであること。2つ目が、家族5人で寝られること。3つ目が重要なんですが、カングーに似合うオシャレなスタイリングであること。これらの条件を元にネットで探していたら、行き着いたのがアメリカのネット記事に出ていた『ハピアキャンパー HC1』でした。
丸みのあるレトロなスタイリングを見た瞬間、”探していたのはコレだ!”となりました。ただ、その時点で日本では発売されておらず、いつか日本に上陸したら欲しいなと考えていました。それから1年ほど経ち、そろそろ個人輸入でもしようかと考えていた時に、西尾張三菱自動車販売で扱い始めることを知り、すぐに行って即決しました」。
DIYで仕上げたボックスを活用したインテリアは必見!
パープルボディのルノー カングーとのバランスを考えて選んだという、シンプルなホワイトカラーがクラシカルなムードを漂わせる飯田さんの「ハピアキャンパー HC1」。室内を見ると、前後にベッドスペースとシンクが置かれており、なんとも居心地の良さそうな空間が広がっています。驚きなのが、これらのベッドの製作やシンクの設置は飯田さんによるDIYであることです。
「もともと自分でモノを作るのが好きなこともあり、『ハピアキャンパー HC1』のオプションパーツであるキューブを参考に、DIYで作成しました。
実は、この写真の仕様で2回目なんです。1回目はいろんなレイアウトに組み替えられるように製作しました。でも、実際に使ってみると使いづらいところがあったので、今回はあらかじめレイアウトを決めて、収納力も確保するように製作しました」。
けん引免許がいらないサイズで、家族5人がしっかり寝られる!
DIYしたボックスは、キューブ同様、一辺を約50cmの立方体で製作。フロアに刻まれている溝にハメ込むように設計されています。
前方のベッドは、ボックスを両サイドに並べ、その間に板を渡してフラットベッドにできます。
後方のベッドはボックス3つで出来ており、ボックスの下部は収納、上面はスライドで展開ができ、広いフラットスペースがつくれるように工夫されています。
シンクを取り外して屋外に出し、内壁に標準装備される棚受けに天板を固定すれば、車内幅いっぱいの約190cmのフラットスペースを確保可能。大人が横に寝ても十分な広さです。
「心がけたのは、軽く仕上げることです。そのうえで、展開が面倒にならないように、ボックスの上面に板を渡したり、スライドしてクッションを載せるなど、シンプルな作りにこだわりました。実際に使ってみないと分かりませんから(笑)。けん引免許がいらないコンパクトなトレーラーで、家族5人がしっかり寝られるスペースを作れるところが『ハピアキャンパー HC1』の魅力ですね」。
「ハピアキャンパー HC1」があれば、自分たちのスタンスでキャンプや旅行を楽しめる!
── トレーラーをけん引するのは初めてだったという飯田さんですが、運転への不安はありませんでしたか?
「トレーラーのけん引で困ったと感じたことはありません。『ハピアキャンパー HC1』がコンパクトであることも大きいと思います。けん引初心者の方でも、そこまで心配は不要でしょう。旅先での駐車も、あらかじめGoogleマップの航空写真で駐車場の状況を確認してから行けば問題はありません。一般的な駐車場であれば、縦2台確保できれば大丈夫です」。
── 「ハピアキャンパー HC1」を購入してから、旅行がどう変わりましたか?
「夜中に出発して、目的地に近いところで寝れば、翌日丸一日遊べるのがいいですね。長めの休みが取れるなら、キャンプを楽しんだ後に、もう一晩車中泊して、ゆっくりと観光することも多いです。今は子どもが大きくなり、学校の部活動のために、なかなか休みを合わせるのは難しいのですが、トレーラーがあれば予約をとる必要もないので、ギリギリまで予定を決めずに旅行できるのがいいですね。旅行に行かずとも家に停めた状態で、トレーラー内で食事をしたり、寝たりしています(笑)。大きくなっていく子どもたちと充実した時間が過ごせるトレーラーライフを、これからもっと楽しんでいきたいですね」。
飯田さんのようにDIY技術の高い方であれば、工夫次第で室内を使いやすく作り込んでいける自由度の高さが「ハピアキャンパー HC1」の魅力でしょう。キャンプ以外でも、自分だけのリラックススペースとして使用できるというのは羨ましい限りですね!
三菱自動車販売 一宮末広店で、ハピアキャンパー HC1を体感しよう!
「ハピアキャンパー HC1」を取り扱う西尾張三菱自動車販売は、車中泊車やキャンピングトレーラーなどを積極的に取り扱っている三菱自動車の正規販売ディーラーです。キャンピングカーに関する疑問や質問、運転に不安のある方へのアドバイスまでお任せできるディーラーとして、愛知のみならず全国から問い合わせが寄せられています。
同トレーラーは、西尾張三菱自動車販売の本社「一宮末広店」に展示されているので、まずはそのキュートなスタイリングをチェックしてみてください!
- 筆者 岡本 晃
- 元自動車雑誌編集者/編集長。現在は「オフィス・アヘッド」という屋号で、ライター/編集者として活躍している。自動車雑誌、カスタム系雑誌への寄稿が多く、関西エリアを拠点に活動中。ジャンルを問わず、面白いモノ・コトを掘り起こして執筆することに力を注いでいる。
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Brand Info - 西尾張三菱自動車販売
西尾張三菱自動車販売は、愛知県の三菱ディーラーで「一宮末広店」を構え、デリカD:5では全国区の認知度を誇る人気店です。三菱の軽自動車、デリカD:5、アウトランダーPHEVのオリジナル車中泊車・キャンピングカーの製作・販売を行い、ポップアップルーフの架装や、フルフラットベッドなどを独自で開発。代表車種は「DELICA D:5 D:POP 」「OUTLANDER PHEV E:POP」。キャンピングトレーラーの正規輸入代理店としてHappier Camper、Scampトレーラーの輸入・販売も行っています。