ルーフキャリアやデッドニングを施した車中泊仕様のジムニーを『賢いクルマの購入術』で手に入れよう/丸十自動車 Vol.1
ソト遊びがしたくなるアウトドア系コンプリートカーを手に入れよう!
当記事では、アウトドア仕様のクルマを作り上げたい人に向けたオススメの新車購入方法や、ジムニーの新車コンプリートカーに組み込みたいカスタムについてご紹介する。話を伺ったのはルーフキャリアやデッドニングなどを施したアウトドア系新車コンプリートを積極的に行っているディーラー『丸十自動車』。新車を購入して自分好みにクルマをカスタムしたいけど、月々の支払いは抑えたいと考えている方は必見だ。
新車のカスタムコンプリートは賢いクルマの買い方!
クルマを賢く購入したいならば知っておかなければいけないのが、新車コンプリートという買い方。新車コンプリートとは、新車購入代金に、ホイール&タイヤ、リフトアップ・ローダウン、エアロといったパーツ代金(工賃含む)もすべて込みで購入することだ。
新車コンプリートの最大の魅力は、1つのローンに納められることや工賃が余計にかからないことで支払い総額を抑えられること。新車を購入してから、カスタムショップでパーツを購入して取り付けるのに対し、その支払総額の違いは相当なものになるのだ。
クルマとパーツを別々にローンで購入した場合、自動車ローンとパーツローンを二重に支払わなければならないが、新車コンプリートであれば自動車ローンのなかにパーツ代も含まれて支払いを一本化できるため、月々の支払額を大きく抑えられる。一般的に、パーツローンに比べて自動車ローンは金利が安く設定されており、金利の安い自動車ローンに1本化できるメリットも実に大きい。納車前にカスタムパーツを取り付けることで、工賃を抑えられるのもポイントだ。
なによりクルマが納車された時点で、欲しかったクルマに仕上がっているのがいいところだろう。このような理由により、新車コンプリートという選択は賢いクルマの買い方なのだ。
アウトドア系パーツも新車コンプリートに取り込める!
お得感満点な新車コンプリートだが、一緒に購入できるのはナビやホイール、エアロといったパーツだけだと思っていないだろうか? 実は、いま盛り上がっているアウトドア系で揃えておきたいパーツたちも、新車コンプリートに取り込めるのだ。
例えば、クルマの天井に装着するルーフテント。室内が広くない軽自動車でも、ルーフテントがあれば荷物を車外に出さずとも手軽に車中泊できるし、なによりスタイリッシュなビジュアルが手に入れられる。
ルーフテントがあれば家族やペットとも一緒に車中泊ができるため、多方面から熱い視線を集めているホットアイテムだ。
丸十自動車で扱っているのは、ハードシェルテントで知られる『ジェームス・バロウド』のルーフテント。名古屋地域で唯一扱っている丸十自動車のショールームには、ジェームス・バロウドの『スペース・コンパクト』を取り付けたスズキ ジムニーシエラが展示されている。
こんなアウトドア用のアイテムも新車コンプリートに含められることを覚えておいてほしい。
月々の支払いをグッと抑えるマイカーリースもオススメ!
このクルマは、丸十自動車の山本高丸さんが実際にアウトドアで使用しているクルマで、日本各地を走りながら車中泊を行っているという。ショールームでルーフテントを展開するこのジムニーシエラを見かけて立ち寄る人や、わざわざ他地域から見に来る人がいるなど、その注目度の高さを物語っている。
「おかげさまで多くのお客様に関心を持っていただいているのですが、ジムニーシエラに取り付けているタイプで、49万1700円(税込)。そこにキャリアや工賃を加えたら、なかなか手が出せないという方が多い。でも、金利の安い自動車ローンで1本化できる新車コンプリートに取り込めるならば、手に入れたい人も多いはず。さらに月々の支払いをもっと安くしたいというならば、当社ではマイカーリースもオススメしています」
▼マイカーリースの支払い例
マイカーリースで5年(60カ月)を設定した場合、ジムニーXG(4WD/5MT、メーカー希望小売価格148万5500円)に、ルーフテント(ジェームス・バロウド/スペース/コンパクト)、システムキャリア3本をセットにすると、総額211万8845円。しかし、月額にすれば2万5630円だったら払いやすくなる。5年(60ヶ月)経過後、残存価格は99万5500円※を支払えば、クルマは自分のものになるし、支払わずに返却することもできる。
※リース期間終了時点の車両査定価格と、残存価格(99万5500円)に差額が発生した場合は、差額を負担しなければいけない
※メンテナンスなし、走行250km/月
※上記はすべて税込
返却を選択した場合、コンプリートに含まれていたルーフテントやシステムキャリアの返却の必要はない。つまり、アウトドアパーツを含めたコンプリートカーをリースして返却する場合、パーツはそのまま自分のものになる、あるいは買取してもらえることは知っておきたいポイントだ。
ロードノイズを抑え、密閉感を高めるデッドニングは軽自動車にピッタリ!
丸十自動車では、ジムニーをはじめとした軽自動車に向けてオススメしているのが、デッドニングだ。ドアや天井、床下、エンジン周りに制振・防音材を貼り込むことで、ロードノイズを大きく軽減。密閉感もアップすることで、ドアを締めた時の音も高級車のようになるという。デッドニングプランは10万円~用意しており、こちらもコンプリートのなかに取り込むことも可能だ。
「私が乗っているジムニー・シエラにもデッドニングを行いましたが、ロードノイズが格段に抑えられて、高速走行時のしっかり感が高まりました。車中泊をした際にも、防寒効果もあることを実感。ぜひともコンプリートメニューに加えて欲しいですね」と山本さん。
パーツを持ち込んで取り付けるのもOK!
最近、よく見かけるようになったヒッチキャリアカーゴの取り付けも行っている。ヒッチキャリアカーゴは、荷物をルーフや室内に上げ下げをすることなく手軽に取り出せ、使わない時は外せるパーツとして注目を集めている。
しかし、丸十自動車にはキャリアカーゴ本体や、それを車体につなげるためのヒッチメンバーといったパーツは在庫していない。
「パーツを当社で扱っていない場合は、商品をウェブ通販で取り寄せるか、お客様自身が商品を持ち込んで取り付けています。当社でパーツを用意して取り付けた場合、ヒッチメンバーにヒッチキャリアカーゴ、ブレーキ&ウインカーなどの電気配線、ナンバー移設を含めて28万970円(商品代含む)が掛かりますが、お客様が商品を持ち込めば20万9900円と、7万1970円安く仕上げられます」
丸十自動車は、グーネットピットに加盟しており、前述のヒッチカーゴキャリアはもちろん、ドライブレコーダー(工賃1万円~)、ナビ(工賃2万円~)などを持ち込みでの取り付けもやってくれる。
なによりディーラーでありながら、ウェブ通販などで購入したものを持ち込み、それを取り付けることができるのが面白い。もちろんディーラークオリティのため、安全性にこだわった車検対応カスタムであることは言うまでもない
ディーラーだからこそ、車検対応にとことんこだわった取り付け!
法令を遵守し、安全性も考慮した上で行う丸十自動車の車検対応カスタム。
「ディーラーですから、もちろん車検に対応した取り付けを行っています。例えばヒッチキャリアカーゴの取り付けにあたっては、道交法に違反していないかを陸運局・警察に問い合わせ、ナンバー移設を行えば問題ないと確認しました。そしてナンバーフレーム移動キット(3万6500円/工賃込み)をオリジナルで開発しつつ、ヒッチキャリアカーゴの取り付けを行っています」と山本さん。
ディーラーとしての信用を損なうことない取り組みにより仕上げられるコンプリートカーへの信頼性は高い。
ソト遊びしたくなるクルマを一緒に作り上げる!
ルーフテントやヒッチキャリアカーゴなど、アウトドア系コンプリートに力を入れている丸十自動車。新車ディーラーとしての信頼を損なわない、安全性を考慮した車検対応カスタムを含めたコンプリートメニューで、もっとソト遊びに出かけたくなるクルマを一緒に作り上げてくれるはずだ。気軽にカスタムや自動車の購入を相談してみてほしい。
次回は、山登りや渓流釣りが大好きな丸十自動車の山本高丸さんが、ジェームス・バロウドのルーフテントを装着したジムニー・シエラで、車中泊をする模様をお伝えしたい。使いやすさや居住性などをリポートしていただく予定だ。Vol.2もお楽しみに!
- 筆者 岡本 晃
- 元自動車雑誌編集者/編集長。現在は「オフィス・アヘッド」という屋号で、ライター/編集者として活躍している。自動車雑誌、カスタム系雑誌への寄稿が多く、関西エリアを拠点に活動中。ジャンルを問わず、面白いモノ・コトを掘り起こして執筆することに力を注いでいる。
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Brand Info - 丸十自動車
桜通線・瑞穂区役所駅からほど近い場所にある丸十自動車。スズキ車を中心に、新車・中古車販売からコンプリートカーの製作・販売、修理や整備、パーツ取り付けなど、幅広く対応する心強いディーラーだ。