第45回東京モーターショー2017(主催:一般社団法人 日本自動車工業会)は、2017年10月27日(金)から11月5日(日)までの10日間、東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)にて開催される。
(※報道関係者向けのプレスデーは10月25日水曜日~10月26日木曜日)
東京ビッグサイトへは、新橋・豊洲からお台場エリアなどを周回する東京臨海新交通臨海線(通称”ゆりかもめ”)の国際展示場正門駅から徒歩約3分。新宿・渋谷などを通るJR埼京線から直通運転をする東京臨海高速鉄道(通称”りんかい線”)国際展示場駅からも徒歩約7分と、都心からも好アクセスとなっている。
このほか東京駅などから直通の都営バスが運行しているほか、東京・港区の日の出桟橋からは水上バスも運航される。東京モーターショー開催期間は臨時便なども多数増える予定だ。
また羽田空港や成田空港からもリムジンバスが、横浜駅からは京急バスの高速バスがそれぞれ運行されているので、遠方からの場合も安心だ。周辺道路の渋滞が予想されることから、東京モーターショー2017ではぜひ公共交通機関を積極的に利用したい。
せっかくの東京モーターショー2017だから、自身の愛車で行きたいという方も多いはず。
高速道路は、会場のすぐ近くに首都高速道路湾岸線・10号晴海線が走っていて便利だ。都心方面からは「首都高速11号台場線・台場出口」、横浜・羽田方面からは「首都高速湾岸線・臨海副都心出口」、「首都高速10号晴海線・豊洲出口」、千葉・葛西方面からは「首都高速湾岸線・有明出口」、「首都高速10号晴海線・豊洲出口」がそれぞれ利用でき、そこからは通常なら5分程度で会場の東京ビッグサイトまで到着できる至近の距離だ。。
一般道でも新橋方面からはレインボーブリッジを渡り有明へ。銀座方面からは、晴海通りを経由し有明へ。葛西方面からは、湾岸道路を経由し有明へ、とシンプルなルートがとれる。
ただしひとつ大きな問題がある。それは駐車場だ。
前回の東京モーターショー2015での来場者数は812,500人(主催者発表)。いっぽう、会場の東京ビッグサイトに常設の駐車場収容台数は約4000台。会場周辺に建つオフィスビルなどにもそれぞれ駐車場があるものの、明らかにキャパシティ不足だ。実際、前回の東京モーターショー2015でも、週末を中心に会場の東京ビッグサイト周辺の道路は終日大渋滞となった。
さらに今回の東京モーターショー2017では、東京ビッグサイトの会場を拡充し東7/8ホールを増設した。その敷地となったのが、駐車場用地の一部だった。
クルマでないとアクセスが困難な方以外は、東京モーターショー2017へ向かうのは公共交通機関を利用するのが無難だろう。
地方から来場する場合、駐車場の争奪戦のために深夜から移動してくるというケースも多いと聞く。しかしあらかじめ周辺のホテルなどに泊まり、そこに車を置いて出向くという方法もある。会場の東京ビッグサイトは東西に広い展示場だけに、一日見て回るだけでかなりの疲労度になる。可能な限り前後泊をし、余裕をもって会場に出向きたいところだ。
なお東京モーターショー2017会場は東京臨海副都心エリアにあり、東京都心からはやや離れたゾーンに位置する。新宿など都心エリアよりも、お台場などの臨海エリアを狙いたい。
ただし東京周辺には星の数ほどの宿泊施設があるもの、駐車場のキャパシティは様々。特に注意したいのは、人気のミニバンのように背の高いクルマや、一部の輸入車SUVのような大きくて車幅が広いクルマだ。土地の狭い東京都心では、このようなクルマの駐車台数が極端に限られていたり、あるいは駐車自体がお断りなケースも多々ある。予約時には必ず駐車場の有無を確認するのは必須。愛車のボディサイズに心当たりがある方は、可能な駐車サイズなどを確認したほうが良い。
また会場より少し離れたエリア、例えば千葉県浦安市の有名テーマパーク周辺には多数のホテルがあり、どこも広い駐車場が完備されているから狙い目だ。JR線とりんかい線を乗り継げば、ホテルの玄関から東京ビッグサイトまで、およそ30分以内でアクセス可能と、思いのほか近いのも嬉しい。いっそ長めのお休みでも取って、あのテーマパークとセットで出向くというのもアリかもしれない!?
東京モーターショー2017を主催する一般社団法人 日本自動車工業会では、東京ビッグサイトの東7/8ホール増設に合わせた混雑緩和策として、導線を見直し、通路幅の拡張を行う。また東西展示棟間に加え、臨海副都心エリアも含めたシャトルバス運行を実施し、来場者目線でのサービス向上を目指す。東西に広い東京ビッグサイトは、ホール間の移動がかなり厳しい。シャトルバスはぜひ積極的に利用したい。前回の東京モーターショー2015では、その存在がややわかりづらかった。今回はインフォメーションの改善も含め、より使いやすいシャトルバスになっていることを期待したいところだ。
第45回東京モーターショー2017のショーテーマは「世界をここから動かそう。BEYOND THE MOTOR」
2015年10月開催の第44回東京モーターショー2015同様に、今回も乗用車、商用車、二輪車、カロッツェリア、車体、部品・機械器具関連製品、自動車関連サービスを含む総合ショーとして行われ、世界10ヶ国から150社・団体が参加・出展する予定となっている。
乗用車ではボルボ・カー、二輪車ではハーレーダビッドソンが復帰するほか、スウェーデンの商用車メーカー、スカニアが初出展。また東京ビッグサイトは、東7/8ホールが増設されたことにより、前回を超える展示面積規模での開催となる。
新たな東京モーターショーのシンボルイベントとして、主催者テーマ展示「TOKYO CONNECTED LAB 2017」を開催する。将来のモビリティ社会がもたらす新しい価値や社会とのつながりを解りやすく、ユーザー視点で体験出来る参加型の3つのプログラムを用意する。
約300人が一度に体験できる大きなドーム型映像空間(360度映像)で、自動運転・カーシェアリング・パーソナルモビリティ・スマートロジスティクス等、2020年のメガシティ東京とさらにその先のモビリティ社会を俯瞰体験する「インタラクティブ展示」を実施。スマホアプリアンケートによる来場者の声も反映し、ダイナミックな映像で体験出来る。
二つ目のプログラム「VR展示」では、約30人が同じバーチャル空間で試乗体験できるネットワーク型VRシステムを採用し、自動運転、車車・路車・歩車間通信、モビリティサービス等、様々なコネクティッド・テクノロジーを通してクルマの快適さや安全性等をゲーム感覚で体感出来る。
さらにもう一つのプログラムとして「トークイベント」が開催される。クルマ業界に加え、様々な業界・分野のビジネスリーダーやトレンドリーダーと来場者が将来のモビリティ社会の広がりと可能性について語り合う場を創出。同時にWeb上でトークイベントを番組配信し、未来テクノロジーの情報発信を行う。
これまでも東京モーターショー会場内で実施していた参加・体験型の試乗会を、今回は近隣の臨海副都心エリアにおいて大幅に拡充して実施する。東京モーターショー開催期間中に、様々なモビリティや乗用車・商用車・二輪車の試乗体験など、これまで以上に多くの試乗プログラムを用意する。
第45回東京モーターショー2017開催概要 | |||
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名称 | 第45回東京モーターショー2017 [The Tokyo Motor Show 2017] | ||
主催 | 一般社団法人 日本自動車工業会(JAMA) | ||
共催 | 一般社団法人 日本自動車部品工業会(JAPIA) | ||
一般社団法人 日本自動車車体工業会(JABIA) | |||
一般社団法人 日本自動車機械器具工業会(JAMTA) | |||
日本自動車輸入組合(JAIA) | |||
総裁 | 瑶子女王殿下 | ||
会期 | 2017年(平成29年)10月27日(金)~11月5日(日) | ||
プレスデー | 10月25日(水) | 8時00分~18時00分 | |
10月26日(木) | 13時30分~18時00分 | ||
特別招待日/障がい者手帳をお持ちの方の特別見学日* | 10月26日(木) | 13時30分~18時00分 | |
オフィシャルデー(開会式等招待者)** | 10月27日(金) | 12時30分~18時00分 | |
プレビューデー*** | 10月27日(金) | 12時30分~18時00分 | |
一般公開日 | 10月28日(土)~11月5日 | ||
月~土曜日(祝日含む) | 10時00分~20時00分 | ||
日曜日 | 10時00分~18時00分 | ||
入場料(消費税込) | プレビューデー | 3,500円 | |
一般公開日 | 一般 | 1,800円 | |
高校生 | 600円 | ||
中学生以下 | 無料 | ||
障がい者手帳をお持ちの方(要手帳提示) | 本人及び付添者1名(車いす利用者の場合2名まで)無料 | ||
会場 | 東京ビッグサイト | ||
後援 |
外務省、経済産業省、国土交通省、環境省、東京都、千葉県 国際自動車工業連合会(OICA)、日本貿易振興機構(ジェトロ) | ||
協賛 |
板硝子協会、自動車技術会、石油連盟、全国軽自動車協会連合会、 全日本交通安全協会、全日本トラック協会、電子情報技術産業協会、電池工業会、 特殊鋼倶楽部、日本アルミニウム協会、日本ゴム工業会、日本自動車会議所、 日本自動車教育振興財団、日本自動車研究所、日本自動車整備振興会連合会、 日本自動車タイヤ協会、日本自動車販売協会連合会、日本自動車連盟、 日本照明工業会、日本損害保険協会、日本鉄鋼連盟、日本電機工業会、 日本塗料工業会、日本バス協会、日本ばね工業会、日本ファインセラミックス協会、 日本プラスチック工業連盟、日本ベアリング工業会、 日本モーターサイクルスポーツ協会、日本陸用内燃機関協会 (五十音順) OICA:Organisation Internationale des Constructeurs d’Automobiles |
注: * 事前登録制(障がい者手帳提示)。
** 開会式等の式典を実施する日
*** 入場者数限定の入場券で入場可能な日
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