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迷わず行けよ、乗れば分かるさ SUV SPECIAL[時にアクティブ、時にアーバンのオールマイティなヤツら] 実力通信簿

車名 エクステリア インテリア 走り 経済性 合計ポイント
Nissan X-TRAIL 今までの無骨な「ギア」的デザインから一新、高級感を感じさせる路線に。伸びやかなデザインで、上位SUVをも脅かすルックスは◎。 エクストレイルお約束の「超撥水」素材を使用したシートは、タフのひと言。スペース的にも十分だが、明るい色の設定があってもよかった。 もともと悪路走破性に優れる先進の4WDに、シャーシ制御までをプラス。タフな使用に耐えるSUVというコンセプトはきっちり守られた。 非ハイブリッドでも16.4km/L(20X 4WD・JC08モード)と燃費も大幅に改善。日本の道路にマッチするサイズと合わせ、満足度は高い。 18point
Toyota Harrier レクサスに通じる、高級感を上手に具現化。トヨタらしいソツがなく、かつ近未来感をも感じさせる。ズバリ、格好いいデザインに仕上がった。 トヨタらしい高級感をふんだんに盛り込んだ、プレミアムの名に相応しいインテリア。左右独立エアコンをはじめ、充実した快適装備の標準化も嬉しい。 ガソリンエンジンのモデルは、直列4気筒2.0Lのみの設定。このエンジンもハイパワーより扱いやすさを追求した仕様のため、乗り心地はマイルドな感じだ。 ハイブリッドモデルに注目しがちだが、ガソリンモデルも15.2km/ L(4WD・JC08モード)となかなか。価格を考慮するとガソリンモデルも捨てがたい。 18point
Mitsubishi Outlander PHEV 「ミツビシのSUV」と聞くとゴツさが連想されがちだが、アウトランダーは都会的なセンスをまとっている。特にPHEVは独特のクリーンさを感じる。 近未来的なエクステリアに比べ、昔ながらの直立気味なインパネが残念。それでも質感や操作性は高く、飽きのこないデザインと言える。 ロングホイールベースの恩恵で、SUVにありがちな縦揺れは皆無。まるでクルーザーのような直進安定性で、独自の走行感覚を楽しめる。 直列4気筒2.0L+ツインモーターのPHEVで驚異の67.0km/L(JC08モード)を誇る。次世代の性能を先取りした先進性という、アドバンテージは揺るがない。 18point
Subaru XV HYBRID インプレッサ・ベースのSUV、というかクロスオーバーに近いモデル。車格もあってプレミアムを狙えない事情か、少し中途半端な印象なのが残念。 真面目なスバリストには好評な、実直なインテリア。質感や操作性は問題ないが、もう少し遊び心なり色気が欲しい。ただハイブリッドを意識しないで済むのは○。 4WD性能はスバルのお家芸。特にオンロードでのスポーティなフィーリングがいい。また先進のアイサイト搭載で安全にも配慮している。 「ボクサーエンジンは燃費が…」は過去の話。現在では20.0km/ L(ハイブリッド2.0iL・JC08モード)を記録。燃費にもドライバーにも優しい。 17point
Volkswagen CrossPolo ハッチバックのポロの派生モデルだけあり、一番「クロスオーバー」らしいデザイン。各部はSUV感を演出する装備が奢られ、アウトドア感を演出。 基本的にはベースのポロを踏襲しており、真面目な作り。それでもカラーリングだけでこれだけ華やかにできるという、好例を提示してくれた。 他のSUVと比較すると悪路走破性はツラいが、オンロードなら低重心なお陰で非常にスムーズ。また高速巡航が得意なのも、フォルクスワーゲンならでは。 欧州のトレンドである「小排気量+ターボ」で、18.8km/L(JC08モード)と秀逸な燃費。下取りの高さも考慮すると、かなりオトク感は高い。 17point
Renault CAPTUR フランス車らしい、個性が際立つ有機的なデザイン。ニッサン・ジュークとコンポーネンツを共有しながら、まったく別のモデルに仕立て上げた。 インテリアも曲線を上手に使った独自の世界観を構築。見た目は普通でも、座り心地がいいのが特徴で、国産車にはない快適性を実現している。 直列4気筒1.2L+ターボで燃費を稼ぐ手法だが、FFのみの設定でオフロードは苦手かも。搭載される6速デュアルクラッチも多少の慣れが必要かもしれない。 2.0L並みの力強さを誇る直列4気筒1.2L+ターボエンジンだが、プレミアムガソリン仕様なのが残念。経済性より、所有する喜びに価値を見出せるはず。 16point
Mazda CX-5 SUVの基本ラインに都会的なセンスを上手に組み合わせたデザインは、デビュー1年以上が経過しても色褪せない。見る度に欲しくなるほどだ。 見た目のインパクトと較べると、どうしても実用主義に見えるインテリア。それでも広さ、質感、操作性など満足度は高いのだが…。 クリーンディーゼル「SKYACTIV-D」は、燃費とパワーを両立させた名機。高速での加速など、まるで大排気量のアメ車並みの力強さを誇る。 価格の安いディーゼルでありながら、環境にも燃費にも配慮、スタイルも秀逸とあって、下取りも期待できそう。今でも買って損はない。 17point
Jeep COMPASS Jeepらしい7本の縦型スロットグリルで存在感もバッチリ。アメ車としては小さいが、日本の道路事情にジャストマッチ。個性で選ぶべきモデル。 全体に軟らかい曲線や丸を基調としたインテリアで、シートは柔らかくソファのような座り心地で、ゆったり。アメリカンSUVらしい仕上がりだ。 エンジンは直列4気筒の2.4L&2.0Lのラインナップ。燃費は10.7km/L(JC08モード)とそれなりだが、何より数値以上のトルク感でラクラク走れるのも魅力だ。 ライバルと比べると経済性は弱め。それでも国産並みの排気量&車格でアメリカンな雰囲気を堪能できる点に価値があり、下取りもそれなりに期待できる。 15point