2015/9/30 13:09
ホンダ 2輪出展車「EVカブ」「コンセプトCB」など4台を世界初公開【東京モーターショー2015】
東京モーターショー2015におけるホンダの2輪出展では、「EVカブ」や「コンセプトCB」など4台を世界初公開する。
EVカブ
「継承と進化」をテーマとした、近距離移動用パーソナルコミューター
「環境にやさしく」「世界中の人々に愛され、生活に役立つ」存在でありたいという想いと共に、初代スーパーカブから続く「扱いやすく経済的な二輪車」という考えを継承した近距離移動用パーソナルコミューター。
重量部品であるバッテリーを車体中央の低い位置に配置することで、乗り降りしやすさを確保するとともにマスの集中化と低重心化を図り、取り回しやすい車体を追求。
充電は、レッグシールド内側に配置されたプラグにより、家庭用コンセントで充電可能という気軽さ。また、バッテリー自体も着脱可能とすることで、より幅広いシチュエーションに配慮している。
カラーリングは、クリーンなイメージと質感の高さを併せ持ったパールホワイトとしている。
スーパーカブ
「継承と進化」をテーマとした、低燃費エンジン採用のスーパーカブ
EVカブが近距離移動を想定したコミューターであるのに対し、スーパーカブでは1チャージあたりの航続距離がより長い低燃費エンジンを搭載。
初代スーパーカブの「やさしい曲面基調のスタイリング」をモチーフとしながら、よりシンプルに洗練させ、一目でスーパーカブと伝わるデザインとした。
車体はホンダ独自の使い勝手の良さを追求したレイアウト継承。カラーリングは、キャンディーブルーメタリックとライトブルーパールの組み合わせとすることで初代スーパーカブを想起させながら、より深みと高級感のある色調としている。
コンセプトCB
伝統の空冷直4エンジンを現代に受け継ぐCB1100コンセプトモデル
「伝統(Tradition)、先進(Advance)、空冷(Air-cooled)」をキーワードに、CB1100を深化させたコンセプトモデル。
LEDを採用しながらも、伝統的な丸目1眼にこだわったヘッドライト。3室構造から2室構造へと変更し、走りに軽快感を生み出すと共に音質に深みを持たせたショートマフラーやフランジレス製法による造形美を湛えたフューエルタンク。
また、アルミプレスのサイドカバーとメッキパーツが織り成すコンビネーションにこだわるなど、機能性を重視したパーツにもさらなる質感を求め、走りに、存在感に官能的な魅力を追求。大人のライダーを魅了するモデルとなっている。
GROM 50 Scrambler Concept One
若者にバイク本来の魅力を提供、気軽に楽しめる50ccモデル
Neoレトロ スクランブラーをキーワードに、本物志向の若者に向けたバイクらしいシンプルな車体構成でデザイン。
タンクパッドを採用したフューエルタンクやパンチングタイプのマフラーガードなど素材感にまでこだわったノスタルジックな雰囲気と、フル液晶タイプのデジタルメーターや、中央に「HONDA」ロゴを配し周囲のリングが光る、独特なデザインのLEDヘッドライトなどにより新鮮な印象を両立。
ガレージの片隅に置いてあるだけでも存在感を放つ質感を持ちながら、普段着で乗れる気軽さも備えたモデル。
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