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マツダ MX-30 EVモデル EV ハイエスト セット 東京都
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先輩ユーザーによるクルマの口コミ・レビューをご紹介。新車・中古車探しのご参考にどうぞ。
MAZDAの量産初BEVです。因みにマイルドハイブリッドもラインナップしていますが、MAZDAはBEVの足がかりにしたいクルマです。スタイリングは異質で、まずドアが観音開きになります。かつてRX-8でも採用していました。観音開きにした時は間口がかなり広くなります。駆動用モーターは最高出力145PS、最大トルク270N・mを発生します。フロントドライブで、4WDモデルの設定はありません。航続可能距離は256km(WLTCモード)で、日常の買い物や通勤で使うことに特化した設定であるのは、航続距離から読み取れます。またデザインテイストは今までのMAZDAデザインの流れからはかけ離れた独自のデザインになります。
洗練された走りが自慢です。EVなので発進が極めてなめらかです。静かなに、そしてすぐにトルクが立ち上がります。しかし荒々しいモーターのトルクを見せる事なく、リニアに、実にナチュラルな感覚でスピードを増す印象です。あらゆる状況下で人間の感性に直結したようなコントロールが容易にできます。これはなかなか出来ないです。高級車のような振る舞いで重厚感があります。足回りは路面の乱れを上手にいなして、ドライバーに伝わらないようにして、本当にクルマの良さ、BEVの良さが伝わるMAZDA渾身のBEVと思います。
正直理解不能なスタイリングです。写真を初めて見た時は、正直なところカッコ悪いと思いした。実物は幾分マシです。実物を見てデザインのねらいも分かりましたが、私的には無いデザインです。また最初に書いていますが、航続距離が短過ぎて使い難いです。通勤や買い物のクルマで、価格もガソリンに比べて圧倒的に高いです。だれがターゲットのユーザーになるのか、全く理解不能です。クルマの走りの質感が高いだけに、勿体無く思います。航続距離は400km位は欲しいところです。販売計画も驚くほど少ないです
欧州試乗向けに発表されたMX-30は電気自動車だとされていましたが、日本市場ではガソリン版からのリリース、遅れてEV仕様が投入されました。ガソリン車に関しては概ねオブラートにくるまれたような試乗記が氾濫していたのですが、少し遅れて発売された本命と言われるEV仕様は絶賛の試乗記が多く、かなり期待して試乗をすませました。ああなるほどこれは良い車です。ただそれ以上に売れない理由も明白な一台です。それは車の仕上がりの問題ではなく、仕様の問題。気になった点で詳しく記しますがなんでこんな車出したんでしょう?ガソリン仕様が出た時はMX-30の本命はEV仕様だと言われていましたが、これではとても本命とは言えません。本当の本当の本命は、ロータリーエンジンを発電用に使うレンジエクステンダー仕様が出るとか出ないとか(笑)。車の出来は良いだけに本当に惜しい一台だと思います。
ディーラーから道路に車を出して数百メートル走っただけ良い車だと感じます。非常に乗り味がしっとりしています。電気自動車なので車自体が重いというのも良い方向に効いていると思いますが、何より足回りがゴトゴトしません。良路は当然、マンホールが出っ張っていたり工事跡が目立つような低速の裏路地でも嫌な揺れや突き上げをほとんど感じさせません。唯一橋のつなぎ目の大きな段差では、フロアが揺れるような突き上げを感じましたが、それ以外は完璧。現状のマツダ車ではフラッグシップのマツダ6やCX-8(共に設計年次が古いですが)以上の最良の乗り心地をほこる一台だと思います。またこのしっとりとした乗り味とバランスが取れているのがアクセルの感度。電気自動車ですから、踏み始めにピークパワーを出して暴力的な加速感を味あわすという手も使えたはずですが(それはそれで好きです)、操作系に一家言ある今のマツダはそんなことはしません。踏み始めにグイッと出るような事は決して無く、力が欲しければアクセルをじんわり踏んで行き、さすれば踏んだ感覚とリニアに力強さがついてきて、こちらも湿度感のある仕上がりになっています。
車としての仕上がりは上記したように素晴らしいのですが、正直売れないのがうなずけるのが仕様です。何より致命的なのはバッテリー容量が少なく航続距離が短いこと。コンパクトカーのホンダeの航続距離が短いのはまだ言い訳が出来ると思います。ところがこれほど乗り心地が良く車高の高いSUVであるMX-30で、長距離クルーズが出来ないなんてなんとバカげたことでしょう。しかもマツダはこのバッテリー容量が少ない理由を、製造過程における二酸化炭素の排出量削減の為と説明しています。これ以上のバッテリーを積むとマツダ2のディーゼルと同等の二酸化炭素排出量にするのに10万キロ近く走らなければいけなくなるとかとか。いや筆者も欧米の経済戦争である電気自動車押しには辟易としていて、クリーンとか言いつつその電気を発電するには化石燃料を燃やしてたり原子力発電所を動かしてたりするだろうよと思ってはいます。でも上記マツダの言い訳には疑問です。ならなぜこんなサイズのSUVで成立させたのだと?このサイズの電気自動車を作るのなら、それに見合った性能&航続距離をユーザーに提供するのが、顧客の方向を向いた自動車メーカーのする事なのではないでしょうか。バッテリー搭載容量と関係する話しなのですが、このMX-30をユーザーが気に言って購入しようとしても、テスラ3やリーフと比べて価格と航続距離のバランスが悪過ぎてとてもハンコを押す気になれません。距離走れなくて高すぎるのです。その理由を上記理想論で丸め込もうとする。本気なのでしょうか?どんなに良い車でも実用上問題があれば売れません。理想論を振りかざしている間はバッテリー容量が増える事は無さそうです。台数が売れなければ価格が下がることもありません。昔から「自動車評論家が絶賛する車は売れない」なんて言われますが、この車も見事にその仲間入りをしそうです。
マツダ MX-30 EVモデルのレビューをもっと見る(2)
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マツダ MX-30 EVモデル EV ハイエスト セット
支払総額:232.8万円 | 本体価格:225万円 | 諸費用:7.8万円 | 年式:2021年式 | 走行:9,000km
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