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BMWアルピナ D5 ターボ リムジン 後期型 デコライン新品張替済 右ハンドル 愛知県
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今回の入荷したアルピナD5ターボ。アルピナにおける5シリーズとしては2代目。F10世代になります。
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2012年にD5ターボがデビュー。こちらはセダンのみの設定になります。BMW製のN57エンジンを搭載。
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3リッター直列6気筒ディーゼルターボは280psと600Nmを発揮する。BMW 530dのものとエンジン自体は変わりません。
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ヒートマネージメント系のパーツは、535dの高温地域仕様のものを使っている。エアダクトやインタークーラーも専用部品となります。
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トランスミッションは8速トルコンAT(ZF 8HP70)が組み合わされる。駆動方式はFR。
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サスペンションはMスポーツの可変ダンピングシステムを基本としており、セッティングはもちろんアルピナによるものでハブキャリアはBMW 7シリーズから受け継いでいるようです。
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リアには専用のクロスバーが備わる。一説によると、リアは敢えてソフト方向に振ったセッティングにしているそうだ。
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ブレーキシステムは530dと共通です。
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外装はアルピナの定石どおり。かくもノーマルの5シリーズと違うものと感じるのは、中でもフロントのフロントスポイラーによりフロントフェイスに厚みが増し、低く構えているようにみえる。
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リアのトランクフードにもスポイラーがつく。マフラーは左右2本ずつの4本出し。
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リアのトランクフードにもスポイラーがつき、マフラーは左右2本ずつの4本出し。字面だけだとレーシーなのに、そこはかとなくエレガントな雰囲気なのは、20インチのアルピナ・クラシック・ホイールが効いています
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インテリアもまたアルピナらしい仕立てである。ミルテウッドがダッシュボードやドアに埋め込まれ、室内を明るくする。
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メーターもアルピナブルー。標準の5シリーズとは明らかに異なり、シナモンブラウンのレザー内装も華やかだ。ステアリングには、ボタン式でシフトチェンジする「スイッチ・トロニック・ボタン」が付いております。
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F10世代のアルピナD5ターボに乗って感じるのは乗り心地における豊かな幅。
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大きなストローク、やわらかい当たり、しかし不安定ではない。アルピナらしさを感じるのである。
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ベース車からここまで良くなる秘密、20インチのホイールを履いてもなお鷹揚である秘密、それぞれのタネを解き明かす愉しさがある。一説によると、鋳造ホイールそのものの柔らかさも乗り心地に寄与しているとのこと
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もうひとつの要因にシートがあると思える。サスペンションの上下動に少し遅れてシートの特に背中に接する部分が浮き沈みする。結果、じんわりと上下動を受け止め、収束してくれるのである。
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コンフォートモードのさらに快適なモードとしてコンフォート+が備わるのもアルピナの特徴。コンフォート+にすると、極力バネの上下動の収束を遅らせる傾向にある。終始ふわりふわりと動く。高速直進時は有効だ。
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スポーツモードはギュッと引き締まり、車体の遊びが減る。G30以降の骨太感とは異なるものの、かなり硬い類である。