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フィアット ムルティプラ ELX プラス 正規ディーラー車 電動ツインサンルーフ 愛知県
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おそらくこの顔を見たら、以前の「ムルティプラ」を知る人のほとんどが「残念」と思うのではないだろうか。
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マイナーチェンジを受けたムルティプラ、見ての通りあの独特の顔つきが、すっかり普通というか、実に退屈なものに変わってしまった。
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好意的に見れば、今まであの奇異な顔に拒否反応を示していた人をひきつけることにはなるのかもしれない。きっとヨーロッパでは、販売サイドから切実な要求があったのだろう。
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しかし、ここ日本においては特に、今まであの奇異な顔やパッケージングにこそ魅了されていた人の気持ちを離れさせてしまうのではという気もする。
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ともかく、何と言おうと変わってしまったムルティプラだが、実はその他の部分はほとんど何も変わっていない。顔つきとテールランプ形状が改められた外装だが、ボディの基本骨格は変わらず。
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全長わずか4095mmに対して全幅が1875mmもあり、そして背も1670mmと高い特異なディメンションはそのまま、そこに横に3人並んで座るシートを2列配するという独創的なパッケージング。
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全長わずか4095mmに対して全幅が1875mmもあり、そして背も1670mmと高い特異なディメンションはそのまま、そこに横に3人並んで座るシートを2列配するという独創的なパッケージング。
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センターシートもサイズは左右席と共通。微妙に前後にずらしたりせず、真横に一列に並べてもそれぞれ快適に過ごせる空間づくりがなされている。おかげで全幅は正直に広げられているわけだが、それもかえって潔い。
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このレイアウトだからこそ、3人並んで乗った時のあの楽しさがもたらされるのだから。ちなみにシート表皮の色はブルー1色。
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そして、何より嬉しいのは、あの活発な走りの健在ぶりだ。エンジンは大柄なボディには物足りなく思える1.6リッターだが、実用域で非常によく粘り、またトップエンドまで苦しげな素振りを見せず元気に回る。
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シフトタッチが小気味良く、また各ギアで引っ張ると、ちょうどシフトアップしてもトルクバンドに乗る巧みな設定のギア比もあって、ついついブン回してシフトしてを繰り返してしまう。
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ハンドリングも一言、とても楽しい。背が高く、着座位置も相当高いのに、ロールセンター位置がよく煮詰められているようで、ロールしても怖さはまったくない。
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それどころか、ワイドトレッドとショートホイールベースのおかげで身のこなしは軽快そのもの。コーナーの連続がたまらなく楽しい。しかも、それでいて乗り心地は硬いということもなくむしろ積極的に快適だと言える。
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入庫時にはボディーやガラス全面を研磨し、傷があった個所もリペイントして良いコンディションになっております。
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ムルティプラでは必ずボロボロになってしまうドアアウターハンドルは全て新品に交換致しました。
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現在ムルティプラでは前期後期含め、低走行でコンディションの良い個体がほぼほぼなくなってしまったのでこの個体を是非ご堪能下さい。
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記録簿(H17/9,H18/1,H19/4,H19/6,H20/8,H22/8,H24/8,H28/8,H30/8,R2/8,R4/8)
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純正1DINオーディオを最新の1DINディスプレイオーディオに交換してApple car playやAndroidauto、バックカメラを追加するのもいいかも入れませんね。
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装着されているドライブレコーダーは若干古いので長期間所有予定の方は新品に交換するのもスッキリします。