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フェラーリ Dino 208gt4 東京都
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シートはベロアとビニールレザーのコンビネーション。コックピットのメーターパネルとステアリングのスポークが黒なのがDino208gtの特徴。308になるとパネルとスポークはシルバーとなる、
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センターコンソールにはパワーウインドウスイッチ、エアコン、灰皿、チョーック、シガーライター、リヤデフロスター(熱線)が備わる。シフトレバーはフェラーリ伝統のアルミゲートでくぎられている。
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走行距離はわずか33565km。ベルギーにきてからは9年間で222kmしか走っていない。ステアリングもひび割れなどのない状態。
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フロントノーズにはフェラーリではなくDinoのエンブレムが装着される。
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gt4のトグルスイッチはカチと作動する。左からファン、ハザード、フォグライトスイッチ。下には初期型にはなかったワイパースピードのコントロールスイッチがつく。文字も消えたり、欠けたりしてる部分はない。
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フロントノーズには薄い臨時のテンパータイヤのみが納まる。左前にはウインドウウォッシャーのタンク、右前にはバッテリーがつく。キルスイッチ付き。
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左右フェンダーにはBBと同じ純正のキャレロ製のシグナルライトがつく。
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リヤトランクにはこの麻のような生地のオリジナルのカーペットがしかれている。
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1900CCのエンジンは3リッターのものに比べ、ギヤ比はもちろんコンプレッションなどもことなり、きびきびと走らせる。3000回転ではあのキーンというフェラーリサウンドを奏でる。
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リヤフェンダーからフロントフェンダーに続くシャープなラインこそ、ベルトーネの特徴。凹みなども皆無。
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窓枠につく布のウインドウチャンネルはほつれなどもなく当時のオリジナルの状態を保つ。メッキモールも傷などのないよいコンディションを保つ。
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エンジンルーム内の照明はスモールをオンにして、エンジンフードを開けると自動的に点灯。その光の放ち方はとても45年も経過しているとは思えない。
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ヘッドライトはカレロ製のものがつく。左右の下につくフォグライトも同じくカレロ製。中期以降の大きなグリルが装着された後、設置された。208の初期モデルはなく、308gt4にのみつけられていた。
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取り扱いマニュアル、およびジャッキの入った工具がそろう。
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ホィールは初期モデルのホィールキャップのつくものに対しこのクロモドラ製のものが装着。後期もでるとなると308GTBと同じ星形のものに変更された。タイヤは20年以上前のものがつくので納車前に新品に交換予定。
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助手席のドア後ろにつくベルトーネのエンブレムは表面にうすいクリアのプラスティックカバーがつくオリジナル。濁りなどのない新たらしいものに近い状態。
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ホィールアーチ内側につくコの丸いパンチングのような跡はフェンダーを内側に回りこませたリベットの跡。これがあるものが当時のオリジナル。フェンダーを交換したものは消えている。
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リアのテールレンズはカーボンなどのついていない曇りない光を放つ。リヤフォグはおそらく当時のオプションかと思われるが装着しているクルマはこれが初めて。
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エアコンのスイッチパネルは黒のペイントが剥がれているものが多いが写真のような状態ですこぶる保管状況がいいことが伺われる。