朝8時。まだ人気の少ない横浜みなとみらいにて、今回の主役「CN-R500WD」に目的地「星のや軽井沢」をセット。
表示された5つのルートの中から「おまかせ」を選ぶと、大井JCTから湾岸道経由で都心を回避するルートが設定された。
普通なら、1号羽田線で首都高都心環状線に入って、5号線経由で外環を抜けて関越道と考えそうだけれど、DSRCで受信した広域情報を元に計算された「スイテルート案内(ダイナミックルートガイダンス)」機能は予想外の表示をした。距離は長いけれど、巡行速度が高い湾岸線を選ぶなんてカシコイ!
みなとみらいの入り口から首都高に乗ると、ITSスポットからの情報をDSRC車載器がキャッチして、広域情報を表示する。最大1000km分もの交通情報を受信するというだけあって、アクアラインや東関道までの広域の交通状況が一目瞭然。首都高のような混雑した場所を抜けるルートでは、渋滞や規制が頻発するため、DSRCの腕の見せどころだ。