アルミパネルの軽トラ用カーゴボックス「ケーランプス」にウッド張りの“アウトドア仕様”が登場! アレンジ次第でキャンプや車中泊が楽しむことも可能/ランプス【Vol.3】

軽くて錆びない軽トラ用カーゴボックス「ケーランプス」

アウトドアブームが続くなか、“ソト遊びの相棒”として軽トラックへの注目度が高まっています。その理由は、載せる荷物に合わせてアレンジを変えられ、自分仕様に仕立てられること。汚れてもすぐに洗えるのも魅力です。それを表すようにさまざまなスタイルが登場するなか、軽トラをこれまで使ってきたヘビーユーザーたちから熱い視線を集めているのが、ランプス「ケーランプス」です。

ケーランプスは、アルミとステンレスによる軽くて頑丈、そして錆びないカーゴボックスで、自分でも脱着できる手軽さが特徴。パネルは三方に開き、アオリもそのまま使えるので、軽トラ本来の使い勝手が損なわれないことも人気の秘密です。

今回は、アルミパネルの内側がウッド張りで“アウトドア仕様”にアレンジされたケーランプスが登場! 大型モニターを搭載し、カーシアターとしても使える、万能カーゴボックスの魅了をじっくり検証していきましょう。

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▼「ケーランプス」の詳細についてはこちらの記事をチェック!

開発コンセプトは、軽くて錆びないカーゴボックス!

「ケーランプス」が誕生した背景には、軽トラを使ってきた方からの切実な声がありました。これまで荷台に載せた荷物を雨・風から守るには、スチール製の骨組と幌というのが一般的でした。しかし、雪や霜などにより幌が破けたり、鉄が錆びるなど、耐久性に問題がありました。なにより重量のあるスチール製のため、走行や燃費にも大きな影響があったのです。

そこで、「軽くて錆びないカーゴボックス」というテーマのもと、ランプスが開発したのが、「ケーランプス」です。骨組をステンレスにすることで、重量は鉄の半分以下の約50kgで、錆びることもありません。幌に換わってアルミパネルを使用しているため、耐久性も問題ありません。なにより三方にパネルが跳ね上げれば、オーニングのように傘になり、荷物の出し入れを際の雨や陽射しから守ってくれます。

パネルは三方に開き、アオリがそのまま使えるから、使い勝手を損なわない!

忘れてはいけないのが、アオリがそのまま使用できるところです。市販のカーゴボックスを装着するとアオリが使えなくなるのが一般的でした。アオリが開かないと、積み下ろしの際に荷物を高く持ち上げなければいけません。ケーランプスではアオリをそのまま使用できるため、荷台への積み下ろしの邪魔になることはありません。

それを可能にしたのが、アオリと干渉しない形状のステンレス金具。使う人のことを考え、イチから金具を開発することで、カーゴボックスを載せながらアオリを開閉できるように仕上げたのです。

アウトドアをテーマに仕上げたエクストリームなアゲスタイル!

ランプス

キャンプやサーフィン、フィッシングといった”遊びの相棒”として、ケーランプスを使っている人たちが増えています。そこで、ランプスが仕上げたのが、アウトドアをテーマに遊び心あふれるアレンジをした1台です。

「夫婦や親子、友達と一緒に遊びに行きたくなるアウトドア仕様に仕上げました。実際にキャンプに使っているという方が多いんです。イベントに展示したところ、男性はもちろん、女性からの人気が高かったことに驚きました。ウッド張りした室内を自分好みに仕上げてみたいという女性キャンパーもいました」とは、ランプスの林代表。

リビングルームにいるようなウッドの香りとビジュアルが心地よい

ランプス

アルミパネルを立ち上げると、リビングルームのようなウッド張りした室内が現れます。運転席側の壁と天井をウッド張りしたもので、国産木材を使用しています。ウッドの壁はそのままで、アルミパネルを上げて、アオリを下げることもでき、開放感たっぷりなスペースも手に入れられます。

「アレンジ次第でいろいろな使い方ができることを知っていただきたいと、大工さんに依頼して製作しました。時期により木材の価格が変わるため明確な価格は出ませんが、今回の仕様であればケープラス+10万円〜で製作できます」(ランプス林代表)

使い方でアレンジできるのが魅力! 豊富なオプションもチェック!

ランプス

ウッドの壁にある四角く切り抜かれた部分には網戸を配置。寝ていても風が取り込めるようにしています。取っ手付きのウッドパネルをハメ込める仕組みになっているため、プライバシーを守ることもできます。

ランプス

天井にはダウンライトを4発配置。天井裏に配線を行い、電源はポータブルバッテリーを使用しています。ウッド張りした面以外のアルミパネルは、折りたたみ式を採用。パネルが半分に折れるため、狭い場所でパネルを広げることができます。

ランプス

ウッド張りした面以外のアルミパネルは、折りたたみ式を採用。パネルが半分に折れるため、狭い場所でパネルを広げることができます。

左側のアルミパネルにある小窓には、「Lanps」の看板を配置。スライドすることで、使用しない時は看板を隠せるような仕組みになっています。

夏の暑さや冬の寒さに対し、断熱材を取り込んだ仕様も発売予定!

黒いフェルトのような見た目で、カッターで簡単に切れる特殊な断熱材を取り込んだ仕様をオプションで用意。住宅用の断熱材に比べて薄い(約8mm厚)ため、室内スペースを狭くすることなく、暑さ寒さから守ってくれるため、車中泊の強い味方になるはずです。

使い方や積載物に合わせてサイズバリエーションを用意

ランプス

アウトドア仕様になった1台は、ハイゼット・ジャンボに「ランプス1960」を搭載しています。室内高は約1200mm。このほか、ランプス1960より地上高で90mm高い「ランプス2050」、ランプス1960より地上高で1400mm高い「ランプス2100」をラインアップしています。載せる荷物の大きさや使い方に合わせて、ベストなサイズをセレクトできます。

モデル価格(税込)

ランプス1960

39万500円

ランプス2050

42万1300円

ランプス2100

45万6500円

>>適合表・装着可能車種などを詳しく知りたい方は、こちらをチェック【公式】

“アウトドアのお楽しみボックス”として手に入れたいケーランプス!

ランプス

アウトドア仕様になったケーランプスはいかがでしたか? 軽トラのキャンピングカーは車中泊に特化している分、それ以外の用途には使いにくいものです。なにより金額が高い。でも、ケーランプスであればアレンジ次第でキャンピングカーのような使い方が可能。大人2人いれば脱着でき、デモカーのように「+10万円〜」でリビングルームのような室内が手に入れます。ランプス1960であれば約50kgと軽量のため、走りや燃費性能への影響は大きく抑えられるのも魅力です。

ケーランプスは、軽トラとセットで購入するコンプリートカーでも、すでに所有している軽トラへの取り付けも可能。まさに”アウトドアのお楽しみボックス”として、これからますますソト遊びのシーンで目にする機会が増えていきそうです。ケーランプスは全国に代理店があるので、まずはウェブをチェックしてみてください。

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筆者   岡本 晃
元自動車雑誌編集者/編集長。現在は「オフィス・アヘッド」という屋号で、ライター/編集者として活躍している。自動車雑誌、カスタム系雑誌への寄稿が多く、関西エリアを拠点に活動中。ジャンルを問わず、面白いモノ・コトを掘り起こして執筆することに力を注いでいる。
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Brand Info - ランプス

ランプスとは?

2016年創業の軽トラの荷台カスタムを行う会社。軽トラを独自の発想でカスタマイズして、荷台をさまざまな用途や場面で最大限に活かせる工夫を施したユーティリティーカーゴボックス「ケーランプス」を製作している。アルミとステンレスによる軽くて頑丈な作り込みと、自分で取り付けられる手軽さを兼ね備えた商品となっている。

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企業名:株式会社Lanps

郵便番号:509-3205

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