ハイラックスをUSスタイルにカスタムするなら必見! 後期型もラインアップしたフェイスチェンジキット「タコマックス」の魅力を紹介! /hazard Vol.3

前期型でも人気だった「ハイラックス用タコマックス」に後期型が登場

トヨタ ハイエースや4WD、ピックアップトラックなどのカスタムを得意とする石川県金沢市の『hazard/ハザード』。代表の大林さんのセンスによるアメリカンスタイルのカスタムの提案に加え、エアロやホイールなどのオリジナルパーツの開発も積極的に行っているショップだ。

そんなオリジナルパーツの中でも、他にはない独自路線を築くことでヒットを飛ばしているのが、『タコマックス』だ。この商品は、北米トヨタが製造・販売するピックアップトラック「タコマ」風フェイスにハイラックスをイメージチェンジするフェイスキットだ。

2020年8月に実施されたハイラックス(GUN125型)のマイナーチェンジにあわせ、「後期型ハイラックス用タコマックス」が完成したので、前期型とあわせて紹介していこう。

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タコマックスの開発に至った経緯は“USスタイルの追求と提案”

もともと大林さんはUSスタイルのカスタムに強く影響を受けてきた人物。中でもフォード F-150、シボレー K10、ダッジ ラムなど、大型ピックアップトラックへの思い入れは人一倍強い。

「アメリカの若者のクルマと言えばピックアップ、そのスタイリングのカッコよさを日本のユーザーにも知ってもらいたいと考えていました。そんな思いもあったので、ハイラックスをカスタムすることを考えたんです」と大林さん。

タコマックスを開発するきっかけになったのは、2017年の現行ハイラックス(GUN125型)の国内復活だった。ハイラックスが日本で発売されると、大林さんはすぐさまカスタムプランをスタートさせる。

カスタムスタイルのテーマにしたのが、当時はまだ国内では一般的ではなかったオーバーランダー(クルマを使って原野を旅する)スタイルをハイラックスで実践することだった。そのために必要なパーツは何なのかを考え、北米で販売されている“タコマ”の荷台カスタムパーツを手掛ける「LEITNERデザイン」の導入を実施していく。

「そのデザイン性や機能性に注目して最初はユーザーとして買ったんです。パーツやカスタムスタイルなどハイラックスをどんな方向でコーディネートすればカッコ良くなるのかを、いろいろな方面から考えました」と大林さん。

まず着目したのはフェイスデザイン。ハイラックスを本気でUSテイストに仕上げた

しかし、ハイラックスのスタイリングでどうにも納得いかなかったのがフェイスデザイン。アジア圏での需要をにらんだハイラックスのフェイスはいかにもアジアンテイストだったのだ。

そんなときにハワイに行く機会があり街中を走るタコマを見かけた大林さん。タコマのフェイスのカッコよさに惚れ込み、すぐにハイラックスの“タコマフェイス化”の計画をはじめたという。

ただし当時はハイラックスに対するフェイスチェンジキットは例がなく、かなりチャレンジングな開発だった。だが、大林さんはトヨタ ハイエースのカスタムにも精通していたため、それらの経験が今回にも活かせたという。

以前からフェイスチェンジが当たり前のように実施されていたハイエースのカスタムシーンを考えれば、ハイラックスのフェイスチェンジも違和感なく受け入れられると確信。そして、過去ほとんど例のないハイラックスのフェイスチェンジキットの開発に着手するのだった。

ただし、同じトヨタ製のピックアップとはいえ、ハイラックスにタコマフェイスをビルドインするのはかなりのデザイン処理が必要となる。そのままのフォルムでハイラックスにあわせるだけでは、バランスが崩れてしまうからだ。

そのため、タコマのイメージを強く残しつつ、ハイラックスに融合させるための新たなデザイン処理が必要だった。

「もちろんタコマックスはタコマを単純にコピーしたものではありません。タコマのデザインを強く残しつつ、タコマのイメージとして不要な部分は潔く外してリデザインしました。そしてハイラックスに装着したときにピタッとバランスするフォルムを作ることを意識しました」と大林さん。

加えて、ヘッドライトへのフロントグリルの被り具合、バンパー両サイドを蹴上げたデザインとしてフロントからタイヤのトレッド(接地面)が見えるフォルムなど、大林さんが考えるカッコ良さを徹底して注入。こうしてグリル~バンパーを一体デザインとし、ボンネットの先端・グリル上部を補完するフードトップモールを備えたFRP製フェイスキットのタコマックスが完成する。

後期型ハイラックス用タコマックスもすでに完備。GUN125型の前期/後期のいずれにも対応

こうして完成したタコマックはハイラックスのカスタムシーンに変化をもたらしている。従来のハイラックスのカスタムと言えばオフロード色が強いクロカン系の方向性とUSイメージのカスタムの大きく分けて2カテゴリーに限定されていた。

しかしタコマックスはそのどちらにも属さないオーバーランダースタイルやアウトドアレジャーイメージのカスタムスタイルで、新しいユーザー層からの評価を集めている。

すでにhazardには「タコマックスが欲しくてハイラックスを買った」という、これまでにないユーザーも現れているようだ。ピックアップ系カスタムのハードルを下げ、なおかつ幅を広げているのもタコマックスの特徴と言えるではないだろうか。

現在は新車ベース(後期型)にタコマックスのフェイスキットを組み込むユーザーが多いが、マイナーチェンジ前(前期型)の中古車価格が下がるのに伴って中古ベースでタコマックスを組み込むユーザーも増えていくだろう。手軽にタコマックスを作る選択肢として、中古ベースによるカスタムを検討してもよさそうだ。

取付に大きな加工は不要! 取付から塗装までhazardにお任せOK

タコマックスを装着する際、純正のフォグや、安全装備のトヨタセーフティセンス、ミリ波レーダーなども移植できるので安心だ。また、ボディをカットするような加工もない(ホイールハウス内のフェンダーライナーには加工が必要)ので、純正状態に復帰させることも可能。

タコマックスの取付や塗装なども含め、ノウハウのあるhazardにお任せするのをオススメしたい。

>>フロントフェイスキット「タコマックス」の詳細はこちら(hazardのオフィシャルECサイト)

hazardならハイラックスをトータルコーディネイトできる!

hazardではタコマックスのフェイスキットに加えて、オーバーフェンダーを用意。また、USイメージのホイールとしてhazardがオリジナルで開発した「FORCE DENALI/フォース・デナリ」もラインアップする。

さらに、ラック+アタッチメントというスタイルでハイラックスの荷台をデザイン性豊か&実用的にカスタムするLEITNERデザインのパーツ群もhazardでは取り扱う。

ハイラックスをカッコ良く仕上げるためのカスタムパーツをトータルで用意するhazard。タコマックスをベースにピックアップの個性的なカスタムスタイルを作り上げたいという人は、hazardの大林さんに相談してみてはいかがだろうか?

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筆者   土田 康弘
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Brand Info - hazard

トヨタ ハイラックス、トヨタ ハイエースをはじめとしたUSヘビーデューティ指向のカスタムを得意とする石川県金沢市のカスタムビルダー。オフロードテイストの外装や足回り、アウトドアレジャーにハマるセンスの良い装備をセレクト。FORCEブランドのホイールを筆頭に積極的にオリジナルパーツの開発も行う。

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