クロームメッキの汚れ・くすみだけをスピーディに取り除く! メッキに傷をつけずにクリーニングする「ミガキング」 /NAKARAI Vol.4
高品質なクロームメッキ磨き材が満を持してNAKARAIから登場
「メッキング」「サビトリキング」といったメッキの保護&メンテナンス剤をリリースしているNAKARAI。クロームメッキ用という専門性の高いケミカルは、従来の金属磨きなどでは満足できなかった愛車を大切にする意識の高いユーザーからも評価を受けている。
先行して発売している「メッキング」と「サビトリキング」のクロームメッキに対する効果の高さにより、メッキクリーニングにおける信頼のブランドになっている同社。そんなNAKARAIが満を持してリリースしたのがこの「ミガキング」だ。
同社の代表である半井さんによると「10年前に高品質なメッキ磨きを世に出したかったんですが、当時はリーズナブルで簡易的なメッキ磨きが市場に数多く出回っていたこともあって断念しました」とのこと。しかしメッキングやサビトリキングで評価されたこともあり、いまこそ懸案だった高品質なメッキ磨きをリリースするタイミングだと判断して発売することにしたという。
当記事では、そんな「ミガキング」の特徴や使い方、「メッキング」「サビトリキング」との使い分けなどについてご紹介していこう。
繊細なクロームメッキへのダメージを抑え、スピーディに「汚れ・くすみ取り」が可能
「ミガキング」の特徴はNAKARAIの研究開発から生み出された液剤の独自配合だ。超微粒子コンパウンドを使用しつつ、汚れやくすみを除去する効果は高いが、クロームメッキへのダメージを極力抑えた、磨かない配合となっている。
これにより、メッキの輝きを失わせてしまう“汚れ”や“くすみ”をクリアにしながらも、大切なクロームメッキの輝きには影響しにくいのが「ミガキング」最大の特徴。メッキ磨きでもっともユーザーが心配する“メッキ面にキズが付いてしまうのでは?”といった心配を配慮し設計された製品なのだ。
磨く回数を減らせてメッキ面を傷つけにくい「超微粒子コンパウンド」
研磨剤でメッキを磨くと、クロームメッキの輝きは失われてしまう。そのため磨く回数は極力減らすのが重要となってくる。そこで「ミガキング」では、磨きによる影響を限りなく低くできるようにと超微粒子コンパウンドを配合している。
この超微粒子コンパウンドにより、スピーディに汚れやくすみを除去してくれ、さっと軽く拭き取るだけでクリーニングが完了し、メッキ面を何度もゴシゴシこする必要がないのだ。これが「ミガキング」の大きな特徴になっているのだ。
さらに時代のニーズに合わせた開発も「ミガキング」の高品質を感じさせる部分だ。近年はメッキ部分にも樹脂パーツが用いられているケースが増えている。そんなデリケートな部分にも攻撃性を最小限に抑えて、メッキの輝きを失わないのも「ミガキング」の魅力だ。
専用クロスでメッキ面を撫でるだけ! 実際にミガキングで施工してみた
「ミガキング」を実際に愛車のメッキパーツに施工してみた。現状ではくすんで白くもやがかかったようになり輝きが失われている。定期的なシャンプーだけではメッキの輝きは蘇ってこず、半ば諦めていた部分だった。
簡単な施工でメッキのくすみが取れて輝きを取り戻した
早速「ミガキング」を専用クロスに取りだしてメッキ部分を拭いてみた。
ごくごくソフトに表面をクロスで撫でるように拭いてみた。すると拭き上げた瞬間にある程度の汚れが除去されてメッキならではの輝きが少し現れた。すぐさま広い範囲を拭き上げてみた。するとくすみが取れてキラリと輝くメッキ面が復活した。
何度もゴシゴシすること無く簡単な施工でここまでの効果があるとは正直思っていなかったのでちょっとビックリ。力もいらず施工も簡単なのでとにかくスピーディにメッキの輝きを復活させることができた。
ミガキングには「史上“最鏡”クロス」の組み合わせが欠かせない
ミガキングに付属する専用のクロスも、重要な役割を果たしている。このクロスは「史上“最鏡”クロス」として単品でも販売されており、高級メガネ拭きの10倍以上のキメの細やかさを持つという。そのキメの細かさによって、メッキ面を傷つけずに磨き上げることができるため、ミガキングと併せての使用をオススメしている。
仕上げにはメッキングを使って保護を忘れずに
仕上げには「メッキング」を使いメッキの保護処理を行ってフィニッシュ。これならお出かけ前のちょっとした時間でも施工可能なので、メッキ面の輝きが気になっているユーザーは試してみると良いだろう。
「メッキング」「サビトリキング」「デカキング」との使い分けは?
既存のNAKARAIのラインアップである「メッキング」「サビトリキング」「デカキング」との使い分けについてもここで紹介しておこう。
メッキを保護する「メッキング」
「ミガキング」は先にも紹介した通りメッキ部位の汚れやくすみを除去する液剤だ。そのためメッキ面を保護する機能は無いので、「メッキング」を使ってメッキ面を保護しておくことが必須。メッキ面は平らに見えるが、実は目には見えない無数の穴が空いているので、「メッキング」でこの穴を埋めて耐食性を高めるのが重要なのだ。
新車などでメッキ面が美しい状態の場合は「メッキング」を施工して汚れや傷みを予防して、メッキの輝きを長くキープしよう。
メッキのサビを除去する「サビトリキング」「デカキング」
またメッキ部にサビが発生している場合は「サビトリキング」を使ってサビの除去を実施しよう。こちらも仕上げに「メッキング」を施工してメッキ面の保護を施しておくと良いだろう。
「サビトリキング(140g)」の容量をアップした「デカキング(260g)」もラインナップされている。こちらはメッキが多い旧車やアメ車、トラックなどを施工したいユーザーに最適だ。
メッキの状態にあわせて最適なNAKARAI製品を選択しよう
このようにケース別に「メッキング」「ミガキング」「サビトリキング」を使い分けて状態にあった施工ができるのもNAKARAI製品の良いところ。KINGチャートを見て、最適なケミカルを選択しよう。
大事な愛車にこそ、メッキに優しく施工できる「ミガキング+史上“最鏡”クロス」がオススメ
「ミガキング」の施工方法は先にも紹介した通り優しく拭き上げるだけのいたってソフトなもの。専用の「史上“最鏡”クロス」に液剤を取ってメッキ面を撫でるように拭き取るだけで効果があらわれる。汚れやくすみを除去する能力が高いので、これだけでキラリと輝くメッキ面が蘇ってくるのだ。
クリーナーと言えば“ゴシゴシこする”イメージを持つユーザーもいるが、「ミガキング」はとにかくソフトに仕上げられるのが特徴だ。クロームメッキは多層の構造になっているため一度キズが付くと元に戻らない。キズを取ろうとして無理に磨くと下地が出てくるという。そんなトラブルを防いで、ソフトに優しく施工できる「ミガキング+史上“最鏡”クロス」の組み合わせが信頼できるケミカルだ。
大事な愛車をピカピカの状態で長く乗り続けたいユーザーは、一度「ミガキング+史上“最鏡”クロス」試してみてはいかがだろうか。
- 筆者 土田 康弘
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NAKARAI(ナカライ)は、東京大田区に本社を置くメッキ加工・塗装のプロ集団。主にバイクや車、トラックパーツ等の部品にメッキ加工をしているほか、メッキ専用に開発したケミカル剤の販売も行なっている。NAKARAIが施工するメッキはよくある蒸着メッキや銀鏡メッキ等の吹き付け塗装ではなく、仕上がりの質感や耐久性、耐腐食性を重視した電気鍍金加工でのメッキ処理が特徴だ。数々の雑誌掲載経歴もあり、有名人のバイクや骨董品のメッキ処理を依頼されるなど、高い技術力で年々ファンを増やしている。「いつまでも輝くメッキをお客様に楽しんでほしい」と願うNAKARAIは、メッキ保護剤「メッキング」や、メッキ部のサビを除去する「サビトリキング(デカキング)」、汚れやくすみを除去しながらメッキの輝きを失わない「ミガキング」を開発し、販売を行っている。