伝統のラリーレーシングから最新の鍛造モデルまで!O・Zジャパンイチ推しのホイールを紹介【Vol.2】
往年のデザインや流行りのコンケイブモデルも 多彩なラインナップを誇るOZのホイール
世界中で多くのユーザーを魅了し続けるOZが生み出すホイールたち。今回はOZジャパン代表取締役の内山晶弘さんが自らチョイスしたオススメホイールをご紹介しよう。
伝説のホイールが現代に復活を遂げた「Rally Racing(ラリーレーシング)」
OZのホイールと言えば多くの人が脳裏に思い浮かべるであろう、あのWRC世界ラリー選手権で実際に採用されていたラリーレーシング。その伝統のデザインが復活を果たした。
過酷なラリー、特に未舗装路を疾走するグラベルでは、自らが跳ね上げる小石や砂ぼこりが原因でブレーキにトラブルが発生することも少なくない。それを防ぐためにデザインされた革新的なスタイルは時代を超えた今でも全く色褪せていない。
そんな往年のモータースポーツファンを熱狂させたラリーレーシングだが、現代に復活するにあたっては、純正装着ホイールが大径化していることを考慮して17インチから19インチのラインナップとなっている。
マッチングリストに名前の挙がるものは、往年のラリーマシン、ランチアデルタHFインテグラーレやプジョー205はもちろん、最近のモデルではメルセデスのA~Eクラス、国産車ではロードスターやシビックタイプR、86/BRZ、SUVではレンジローバーイヴォークやCX-5、C-HRまでかなり幅広いモデルが名を連ねている。
OZ史上最高のパフォーマンスを実現「Zeus HLT FORGED(ゼウス HLT フォージド)」
OZのホイールの中でも究極への妥協なき追求から生まれた最高峰シリーズである「アテリエ・フォージド」。その中でもOZ史上最高クラスのパフォーマンスと自負するのが、このゼウス HLT フォージドである。
OZのF1ホイールエンジニアが威信をかけて開発したというこのモデルは、すべての無駄を排し、研ぎ澄まされた美しいスタイリングに厳選された素材が見せる最高品質のフィニッシュを併せ持つホイールとなっている。
もちろん圧倒的な強度と剛性を併せ持つ鍛造モデルであり、センターキャップまで鍛造製のものをおごるこだわりぶりなのである。
カラーはグリジオコルサ、マットブラック、マットダークグラファイトの3色にスペシャルカラーとしてブラッシュドを用意。サイズは19インチから21インチと国内外のハイパフォーマンスモデルをカバーするサイズが用意されている。
このホイールはカスタマイズプログラム対応モデルであり、設定サイズによりインセット等のカスタマイズが可能な物も存在しているので、カスタムフェンダーなどを装着した特殊な車両のユーザーもぜひ問い合わせていただきたい。
伝統と実績を兼ね備えるホイールは多彩なカラーも魅力「Superturismo LM(スーパーツーリズモLM)」
ラリーレーシングがグラベル仕様の代名詞であるならば、サーキットでの代名詞であるマルチスポークを採用したのが、スーパーツーリズモLMだろう。
名前に付けられたLMは言うまでもなくル・マン24時間耐久レースのことであり、同レースをはじめとした世界各国で行われるツーリングカーレースで採用され続けている伝統と実績を持ったGTスタイルのホイールなのだ。
2018年3月現在、トップワークスチームである「Audi Sport」の車両にも正式採用されており、日本でもGT300クラスに参戦しているR8の足元や、ワールドラリークロスに参戦しているS1の足元に見ることができる。
サイズは17インチから19インチ、そして21インチが用意され、カラーもマットレースシルバー、マットグラファイト、マットブラック、レースゴールドと豊富に揃っているから、車種、ボディカラーを問わず装着することが可能となっている。
[Text:小鮒 康一]
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OZ Info
OZ とは?
OZ(オーゼット)は、1971年にイタリア北部にあるヴェネト州ロッサノヴェネト市で誕生したホイールメーカーである。創業当時からラリーをはじめとするモータースポーツ競技に積極的に参加し、数々の栄光を歴史に刻んできたことでも有名だ。OZの日本法人は1989年に立ち上がり、創業依頼WRCでの活躍を中心に日本国内でも知名度を上げてきた。輸入車用ホイールのイメージが強いOZだが、国産車用のサイズラインナップも充実しており、軽自動車に適合するサイズまで用意している。イタリアンデザインと性能の融合。そして、輝かしい歴史が特徴のホイールブランド。それこそがOZなのだ。
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