純正レカロのままシートポジションを5センチダウン! Vol.2 アルトワークス ローポジくん
数少ない軽ホットハッチ、スズキ アルトワークス
2014年12月に発表された、スズキ 8代目アルト。そのグレードのひとつとして翌年の12月に発表した「ワークス」は、5代目アルトワークスから数えると、およそ15年振りの復活となった軽ホットハッチです。
一足早く発表された「アルト ターボRS」をベースに、専用開発した5速マニュアルトランスミッションと専用チューニングのAGSに最大トルクを向上させたターボエンジンを組み合わせ、「ワークス」の名にふさわしい力強く胸のすく加速を実現しています。
カーボン調のフロントバンパーアッパーガーニッシュや、足元の印象をグッと引き締めるブラックカラーのホイールのエクステリアもさることながら、インテリアにも黒を基調としたシルバー/レッドのアクセントを随所にあしらい、「ワークス」らしいスポーティさを高める演出が随所に施されています。
アルトワークスにはレカロシートが標準装備!だけど…
さまざまな専用装備が魅力のアルトワークスですが、そのなかでもひときわ魅力的な装備が、レカロ製の専用バケットシートではないでしょうか。
上質な素材と完璧なホールド性はさすがのレカロと評判は上々。しかしこの純正レカロシート、座った瞬間「アレッ?」と思ってしまう方がとても多いんです。
その理由は「着座位置がとても高い」からなんです。下位グレードの「ターボRS」では、シートリフターが装備されているので、ある程度の調整ができるのですが、「ワークス」のレカロシートはその中間地点に固定されており、調整が不可能な仕様になっています。
身長180センチ前後の方が座ると、頭がルーフに殆どくっついている状態になってしまい、これではせっかくのレカロシートでもスポーティ感が薄れてしまいますよね。
「純正レカロシートのまま座面を下げて、スポーティなポジション実現したい!」今回は、そう思っている方にとっておきのアイテムをご紹介します。それが、クロスから発売されているシートアダプター「ローポジくん」です!
純正レカロの座面の高さを解消する「ローポジくん」とは
シートポジションアダプター「ローポジくん」は、アルトワークス(HA36S)純正のレカロシートと純正シートレールの間にある、ライザーという純正部品を「ローポジくん」に交換することで、約50mmの大幅なローポジション化を実現するシートアダプターです。
純正のシートレールをそのまま使用するため、前後へのシートスライドはそのまま、レール詰まりなどのリスクは最小限。ドライビングポジションが下がることで、一気にスポーツカーらしい低いシートポジションにすることが可能です。
また、価格も片側1万円(税別)とたいへんリーズナブルなので、左右セットで交換してもお財布へのダメージも最小限です。
※左:交換前 右:交換後
「ローポジくん」は、スレッド試験(強度試験)にも合格した車検適合品!
「ローポジくん」には、車検対応部品の証明として強度検討書という書類が添付されています。しかし、一部の検査官や整備士の中には間違った解釈をしている方も存在し、「スレッド試験(実地試験)を行わないと強度が証明されない。よって、車検非対応」と思い込み、車検に通さないという事例も発生していました。
そこで「ローポジくん」では、茨城県にあるJARI自動車研究所でのスレッド試験を実施し、実際の強度試験に合格させています。
また、それを伝えても頑なに認めない検査官や整備士の方へ提出するための書類として、「委託試験成績書」の用意もあります。
安心、安全、高性能、ロープライスと4拍子揃ったクロスの「ローポジくん」は、HA36S型アルトワークスには必須のアイテムと言って過言ではない商品です! これからアルトワークスの購入を検討している方はもちろん、今のシートポジションに不満を持っているアルトワークスオーナーの方も、この機会に「ローポジくん」の購入をぜひご検討下さい。
LOW POSI KUN/ローポジくん
商品名:ローポジくん
税別価格:¥10,000(運転席・助手席単品)
¥19,000(運転席・助手席セット)
ローポジくん スレッド試験成績書(シリアル入り)
品番:RPK0012
税別価格:¥3,000
JAN:4582449005311
内容物:委託試験成績書(冊子x1)、座席取付装置の試験成績書(1通)
発売予定:2018年10月1日
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